テーマ:エッセイ

永田芳男の世界  7月の1枚  オシダ

   暑い日が続いていますね。    夏バテしていませんか。    今月は涼しさをプレゼントします。    先日訪れた木曽駒高原での1コマです。    ある沢に沿って、道のないところを登りました。    咲いているであろうあるランを探してです。    植物仲間7人でのミニオフでした…

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永田芳男の世界  4月の1枚  リンゴ

   煙るような霧雨が降っていた。    山肌に貼りつくようにして建っている小さな集落には人の影が見えなかった。    Gerakoris の集落を過ぎて、村はずれまで来ると路傍に赤いOrchisランの姿が目立つようになったので    車を停めた。    おそらく右手の窪みには小さな流れがあっ…

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動き出した春  オキナグサなど

   寒かったかと思うと、翌日は急に暖かくなったり、このところの天候はなんだか変である。    地球規模で様々な不具合が発生しているのは、周知のとおりである。    だが、「暑さ寒さも彼岸まで」とは良く言ったもので、お彼岸をすぎるとどの地方も    急に春めいてくる。    カイコバイモの調査…

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あなたは何を見て春を実感しますか   フキノトウ

   群馬県の北部、といっても、トンネルを抜ければそこは新潟県という県境で育った。    私が子供の頃は豪雪地で、雪の深さが2メートルなどというのは    ごくごく普通の日常だった。    そんな雪国で育ったので、とりわけ春の到来は楽しみだった。    雪を踏んでの春探し    雪が解け…

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新刊紹介  高山の花

   毎日暑い日が続きますね。    きょうは新刊本の紹介です。    山と渓谷社から2冊の新刊本を出しました。    左が新ヤマケイポケットガイドの「高山の花」です。これはリニューアル本です。    表紙の写真こそ違うものの…

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撮れたて特急便 5    ヒマワリ

   青空を背景に、スックと立つヒマワリは夏の花である。    原産地は北アメリカの中・西部。日本に自生はない。    原種は花が小さく、日本で見られるような巨大な大きさとは程遠い。    花を観賞するために品種改良が重ねられたヒマワリは    花の直径が20センチ近くもある巨大な…

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撮れたて特急便 3    ユウスゲ

   夕闇が迫る頃に咲き出すユウスゲは    一夜限りの夜に咲く花である。    淡いレモンイエローの花には、ほのかなとても良い香りがある。    ユウスゲはユリ科ワスレグサ属に分類されていたが    新分類ではワスレグサ科ワスレグサ属として、ユリ科から独立して独自の科となった。 …

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撮れたて特急便 2    ノカンゾウ

   今の季節は湿気むんむんで、体を動かさなくてもベタベタ、ジトジトしているのに    ノカンゾウが生えている湿地のほとりにいるのだから    もう滝のような汗が流れています。    夢中で撮っていると熱中症になりそうでした。     …

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撮れたて特急便 1    ハス

   またまた新しいシリーズを作りました。    カメラマンというのは結構わがままです。(うん、アッシだけかな?)    撮影したものは、なるべく早く見せたいのです。    なにしろ見せるのが商売ですから。    ということで、今度は撮りたてをなるべく早く、できればその日のうちにア…

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行き倒れじゃないんです  スミレ

   春めいた陽射しに誘われて、携帯電話だけを持って散歩に出た。    お目当ては近くの民家の石垣の下や    舗装道路の割れ目に咲くスミレである。    道路と言っても民家の間の細い道で、時々近くの家の車が通る程度の住宅街の中の道路である。    数日前に通った時に、ぽつぽつと咲き出…

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青天の霹靂   オオイヌノフグリ

   ユーラシア大陸原産の帰化植物。    日本には明治のはじめ頃にはすでに帰化しており、今や日本の春の春告げ花的役割をになっている。    青空色にパッチリと無数に咲く姿は、誰からも愛されている。    日本在来のイヌノフグリ…

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コショウノキ

   コショウノキはジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の常緑小低木である。    5月の末頃から6月にかけて、小さな果実が赤く熟す。    この果実をかじると胡椒のようにピリリと辛いことから    コショウノキという名前がついた。    関東地方南部から西に分布し、沖縄県まで見られる。 …

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梅花薫風   ウメ  その2

   各地で梅祭りが行われているようである。    南北に長い日本列島ではあるが、梅の開花に合わせて行われる梅祭りは    2月に行うところが圧倒的に多いようである。    月の初めから開催する地もあれば、これからのところもあるだろう。    開花の早い種類もあれば、モモが咲く頃になっ…

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菜の花畑

   きょうは大寒、1年のうちで最も寒い頃と言われる。    だが、どうしたわけか今日は全国的に気温が高く、当地方では4月上旬頃の陽気とか。    日中の気温は15度ちかくにも上がったらしい。    体感温度はもっと高かったような気がする。    きょうは菜の花畑を見に渥美半島に行…

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やっぱりニセモノだった  リシリヒナゲシ

   2007年8月25日のブログ、リシリヒナゲシで、私は利尻島の平地で無数に栽培されているものは    リシリヒナゲシではないのではないか、という疑問を投げかけた。    その結果がはっきりと出た。    DNA鑑定の結果、ニセモノとわかったのである。     …

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雪の気配

  寒椿の名があるがサザンカの種類です                     これは白のヤブツバキ    ベランダでは寒椿や侘助が咲いている。    お正月に咲かせるために家の中に持ち込んだ白のヤブツバキが、…

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カレンダーの季節

   12月も残り少なくなりました。    そろそろ来年のカレンダーを準備している人も多いことと思います。    あなたはどんなカレンダーを使っていますか。    昔はカレンダーといえば年末にいただくもの、と相場が決まっていたような気がしますが    無料で配る企業や媒体も少なくなってきているようで    …

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野草好きな皆さんへ  お気に入りの写真を見せてくれませんか

   いつも「みかんの花日記」への訪問ありがとうございます。    きょうは皆さんにお願いです。    親しかった山口県の康子さんが亡くなられて、間もなく1年が経とうとしています。    康子さんのホームページの名物シリーズになっていた「今年出会った花ベスト」は    毎年多くの野草好きの皆さ…

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ヒルザキツキミソウ

   綺麗で可愛い花である。    それもそのはずヒルザキツキミソウは園芸種として日本に導入された。    花壇の花だったのである。    ところが繁殖力が旺盛で、今ではいたるところの空き地などにエスケープした群落を見ることができる…

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レンゲ

   ゲンゲともレンゲソウともいう。    中国原産の2年草だが、日本への渡来は古く室町時代にはすでに栽培されていた。    水田の緑肥として栽培され、稲作地帯では春に一面のレンゲ畑が広がった。    それはさながら紫色の雲がたなびくさまにも似ていたので、レンゲの漢字に紫雲英の字を当てる。 …

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春の七草のホトケノザ

   きょう1月7日は七草の節句である。    春の七草を粥に炊き込んで、無病息災を願う祝いの日    春の七草とはセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの7種である。    きょう話題に取り上げたのは、その…

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秋の七草③  フジバカマ

   秋の七草の中で、もっとも見る機会が少ないのがフジバカマである。    自然に生えている野生状態の花を見たことがある人は、ほんの一握りの人たちであろう。    そのくらい個体数が少ないのがフジバカマである。    川の側などの湿り気のある場所に生えるが、生える場所はかなり少ない。    私…

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紅いソバと白いソバ

   ソバの花といえば、普通は白である。    ところが最近は紅い花が咲くソバが作られはじめている。    新蕎麦の季節は、蕎麦好きにとって心がウキウキと弾むものである。    今年はどこで最初の新蕎麦を食べようか、などと迷ったりもする…

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秋の七草②  キキョウ

       今の季節の感覚で言えば、キキョウは秋というより夏の花である。    最も旧暦の立秋は8月8日頃だから、あながち違っているとも言えないけれど。    品種改良された丈の低い園芸種などは、花屋の店頭に6月頃から鉢植えが並ぶ。    秋に咲いているものの多くは、脇芽が伸びて花を咲かせた2番花、…

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秋の七草①   クズ

 秋の七草とは、ハギ、ススキ、クズ、ナデシコ、オミナエシ、フジバカマ、キキョウの7種のことである。  万葉集の巻八に山上憶良が詠んだ2首の歌が原典とされる。  秋の野に咲きたる花を指折りて かき数ふれば七種の花  芽子が花 尾花 葛花 瞿麦の花 女郎花また藤袴 朝貌の花  上記の2首がその歌であ…

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おかげさまで1周年

   「みかんの花日記」は8月6日に1周年を迎えました。    誰にも知らせずに、なんとなく始めたブログでしたが    書いてるうちにだんだんと面白くなり、勢い文章の量も多くなってきました。    画像はすべて携帯電話についているカメラで撮影してきました。    本業の銀塩カメラとは一線を画したい、と…

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桑の実 

   この画像を見て 「ワァーッ、おいしそう」 と感じたあなたは、多分、年配のはず。    昔は子供達のおやつでした。    特に田舎で育った経験のある人は、口や指を紫色に染めて、夢中でこの実をつまんだことでしょう。    桑の実、なんて上品な呼び方はしなかったはず、    そう、ドドメで…

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ハナネコノメの咲くころ     裏高尾にて

   高尾山では、ネコノメソウ類のトップをきってハナネコノメが咲く。    この小さな花が咲きだす頃になると、今まで人影もまばらだった裏高尾に、どっと人が    押し寄せるようになる。    前日の夜に、高尾の博物館にいたAさんが「最近…

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チンコロ

   私の田舎は群馬県の猿ヶ京温泉である。    ここではネコヤナギのことをチンコロと呼ぶ。    どこでもそう呼ぶのだと思っていたら、同じ群馬県内でも地域によって呼び方が違う、    ということを高校生の時に知った。  …

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