テーマ:山の花

屋久島報告  雨、雨、雨

   今の季節、屋久島には目立つ花がほとんどありませんが、唯一、島中どこに行っても道端にあふれるように    咲いているのが画像のサキシマフヨウです。    この花は花期が長く、9月頃から咲き出し、これから12月のはじめ頃まで…

続きを読むread more

植物似たもの同士14   リンドウとホソバリンドウ

   リンドウは秋の花である。    それも晩秋のイメージが強い花である。    リンドウの仲間には、春に咲くものや夏に咲くものもあるが、それらには頭に○○リンドウと付く。    頭になんにも付かないリンドウは秋咲きなのである。    それもリンドウ属の中では最も花期が遅い花である。     …

続きを読むread more

アキギリ

   山道で出会うとドキッとする花である。    本州から九州にかけて広く分布するキバナアキギリによく似ているが    花の色が紫色で、キバナアキギリとは随分と雰囲気が異なる花である。    本州の近畿地方から中部地方にかけての、主に日本海側の山地に限って分布する。    そうどこにで…

続きを読むread more

サワギキョウ

   夏から秋へと移りゆく今頃の季節は、何故か紫色の花が多い。    サワギキョウは夏から秋への橋渡しをするような、そんな季節の花である。    キキョウ科だがアゼムシロ属なので、花の形はキキョウ科らしからぬ奇妙な形である。    鳥が羽ばたいているようにも見える。    花びらは2枚…

続きを読むread more

花紀行4  宝剣~木曽駒ケ岳を歩く

   8月11日~12日と宝剣岳から木曽駒ケ岳を歩いてきました。    目的はただひとつ、タカネトリカブトの撮影です。    以前にも何度か撮影はしているのですが、今ひとつ気に入った写真がなく    だいぶ以前から再撮影…

続きを読むread more

サツキ

   サツキは渓流沿い植物である。    渓流沿い植物とは、渓谷の岩場など、増水すれば水をかぶるような狭い範囲にだけ生える特殊な植物の集団    のことで、サツキはその代表とも言える。    一般に自然が豊かな森におおわれた山の沢は、水量が安定していて水が濁ることも少ない。    だが梅雨時や…

続きを読むread more

サカワサイシン

   聞いたことのない名前、と思われた方が大半だと思う。    サカワサイシンはカンアオイの仲間で、分布の非常に限られた植物である。    長い植物人生の中で、私も今回が花との初対面である。    カンアオイの仲間は、花が地面近…

続きを読むread more

カザグルマ

   カザグルマは北海道と沖縄をのぞく日本全土に分布する。    里近くの湿地や小川のほとりなどに生えるツル植物である。    花の直径が10センチほどもある大きな花を咲かせるので、とてもよく目立つ。    花の色には白と紫色があり、地域によって白…

続きを読むread more

モミジチャルメルソウ

   モミジチャルメルソウは、福井県の西部から京都府の北東部にかけてだけに分布する。    日本海側要素のチャルメルソウで、チャルメルソウの仲間内では、最もたくさんの花を穂状に咲かせる。    花の直径はわずか5ミリほどなので、茎にびっしりと花を咲かせても、それほど目立つ存在ではない。 …

続きを読むread more

ケイリュウタチツボスミレ

   ケイリュウタチツボスミレは渓流沿いだけに生える小さなスミレである。    岩の割れ目や砂地の小石の間、苔むした岩の中などに張り付くように生えている。    その生育地は、大水が出ると水をかぶる範囲内だけに限られている。    どこにでもあるタチツボスミレが水辺に進出し、長い年月の間…

続きを読むread more

コガネネコノメソウ

   四角の箱の中に収まったような可愛らしい花だが、小さいので遠くから眺めるとただ黄色に見えるだけ。    だが思い切り花に近づいて見ると、ご覧のようになんとも可愛い。    日本の特産種である。    ネコノメソウ属は北半球の温帯から寒帯に広く分布し、約60種が知られている。    …

続きを読むread more

花紀行3 西表島はすでに初夏  山編

   きょうも快晴の一日がはじまった。    本州で暮らす人にとっては、1月にツツジの花が満開になるなんて信じられないかも知れないが、亜熱帯気候    に属する西表島では、すでに1月に山ではツツジの花が咲きだすのである。    1月31日から2月9日まで、八重山諸島の西表島に滞在していた。 …

続きを読むread more

ヤエヤマスミレ

   ヤエヤマスミレは日本の最も南端に分布するスミレである。    沖縄本島からさらに南に400キロほど、八重山諸島の西表島と石垣島だけに分布する。    渓流沿い植物のひとつである。        生…

続きを読むread more

サギソウ

   湿原に舞い降りた白鷺、そんな姿を彷彿させる。    サギソウとは誠に言いえて妙な名前である。    誰もが納得する佳名のひとつであると思う。    夏の湿原にひっそりと咲く小さな蘭だが、身近な場所では見られなくなって久しい。    かつては、といっても大昔だが、明治の頃は東京の世…

続きを読むread more

初秋の気配 伊吹山

   8月も半ばとなれば、山は初秋の気配が漂う。    ツリガネニンジンやワレモコウの花は、もう秋の到来を告げている。    山の花は1週間が過ぎれば、顔ぶれも変わる。    あれほど賑やかに咲いていたツモツケソウは、まるで息を潜めるように静かになり    今はルリトラノオがお花畑の主役で…

続きを読むread more

おかげさまで1周年

   「みかんの花日記」は8月6日に1周年を迎えました。    誰にも知らせずに、なんとなく始めたブログでしたが    書いてるうちにだんだんと面白くなり、勢い文章の量も多くなってきました。    画像はすべて携帯電話についているカメラで撮影してきました。    本業の銀塩カメラとは一線を画したい、と…

続きを読むread more

ギンバイソウ

       ギンバイソウは山地の林下に生える。    葉の先端が大きくふたつに切れ込む特徴のある葉をしている。    ユキノシタ科ギンバイソウ属の多年草である。    沢沿いなどの湿り気の多い場所を好み、頭上には木々が茂って、やや薄…

続きを読むread more

ミヤマスカシユリ

   ミヤマスカシユリは集塊岩や石灰岩の岩壁に垂れ下がって生える。    茨城県と埼玉県だけに自生が確認されている。    個体数はジリ貧で、いまや手の届く範囲にはない、と言い切れるほど減少が著しいユリである。    2000年に岩壁にロープを垂らして恐る恐る撮影した。    そんなこ…

続きを読むread more

クロカミラン

   日本の野生蘭の多くが、危機的状況におかれていることを、まだ多くの日本人はわかっていない。    今マスコミで盛んに騒がれている地球温暖化の状況より、はるかに事は深刻である。    絶滅の危機にある多くの蘭が、これほどまでに減少してしまった原因は、人間による乱獲である。    地球温…

続きを読むread more

ササユリ

   梅雨まじか、ササユリの季節がやってきました。    葉が笹の葉に似ているところからこの名があります。    東のヤマユリに対して、西のササユリと言えるほど、日本を代表する百合です。    上の画像のように色の濃いものもありますが、普通はもう少し薄いピンクが普通です。    花の色…

続きを読むread more

クロユリ

   クロユリの花に対して、あなたはどんなイメージを持っていますか。      神秘の黒い花、それとも天上に咲く高山植物、あるいは恋の花、それとも怨念の花    黒い花、というのは少ないだけに何かと話題になる花でもある。    実際にクロユリを見たことがない人でも、黒百合という名前…

続きを読むread more

伊吹山の今は

   ニリンソウが花盛りです。    頂上付近は早春の花が終わり、今はニリンソウとスミレ類が目立ちます。    スミレはいちばん量が多いのはタチツボスミレですが、他にもニョイスミレやオオタチツボスミレなどが見られま    す。木々の芽吹きがはじまったばかりですが、すでにオオカメノキなどは咲いています…

続きを読むread more

ヤマラッキョウ

   人間が食用にするラッキョウの花より、ヤマラッキョウの方が花が大きく見ごたえがある。    名前にヤマとついてはいるが、山に自生するだけでなく、海辺の草原などにも多い。    9月頃から花は見られるが、晩秋になって、狐色に枯れた草原で見るヤマラッキョウは    凛としたたたずまいで、まだ頑張って咲い…

続きを読むread more

ミカエリソウ

   あまりの花の美しさに、通り過ぎた後も振り返って見るところからミカエリソウの名が付い    たとか、この花、それほど魅力的ですか?    好みにもよると思いますが、みかんはそれほどとは思えません。でも、そう言う語源なら    それにふさわしい花を、と探して写したのが上の画像です。 …

続きを読むread more