テーマ:野の花

ササユリ

   日本は世界に冠たるユリ王国である。    日本の山野には驚くほど多くのユリが野生している。    そのどれもが品種改良の余地がないほど、堂々と完成された美しさを持っている。    北海道から沖縄まで、海辺から高山まで、実に様々な場所に宝石のような豪華な花々が咲き競うのである。  …

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カザグルマ

   カザグルマは北海道と沖縄をのぞく日本全土に分布する。    里近くの湿地や小川のほとりなどに生えるツル植物である。    花の直径が10センチほどもある大きな花を咲かせるので、とてもよく目立つ。    花の色には白と紫色があり、地域によって白…

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ヒルザキツキミソウ

   綺麗で可愛い花である。    それもそのはずヒルザキツキミソウは園芸種として日本に導入された。    花壇の花だったのである。    ところが繁殖力が旺盛で、今ではいたるところの空き地などにエスケープした群落を見ることができる…

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レンゲ

   ゲンゲともレンゲソウともいう。    中国原産の2年草だが、日本への渡来は古く室町時代にはすでに栽培されていた。    水田の緑肥として栽培され、稲作地帯では春に一面のレンゲ畑が広がった。    それはさながら紫色の雲がたなびくさまにも似ていたので、レンゲの漢字に紫雲英の字を当てる。 …

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ハルリンドウ

   リンドウの類は、春に咲くもの、夏に咲くもの、秋に咲くものがある。    ハルリンドウは名前の通り春に咲くリンドウである。    春に咲くリンドウはフデリンドウやコケリンドウもあるが、花が大きく、よく目立つ、という点では    ハルリンドウは春を代表するリンドウだろう。    湿地…

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カラスノエンドウとスズメノエンドウ

   カラスやスズメは誰もが知っている野鳥である。    植物の名前では、花の大きさを表わす単位として使われることが多い。    小さなスズメに対して、それより大きなものにカラスとつけて比較する。    カラスノエンドウもスズメノエンドウもマメ科ソラマメ属の身近な野草である。    カ…

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花紀行3  西表島  野辺編

   白浜方面からバスに乗ってくると、終点が豊原である。    ここが日本最南端のバス停らしい。    バスの乗客は私ひとり、何人か乗っていた人たちは皆大原の港で下車してしまった。    長靴で来たことを後悔するような良い天気である。    ブーゲンビレアを綺麗に咲かせている家があった…

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セツブンソウ

   節分の頃に花を咲かせるのでこの名がある。    セツブンソウは日本特産で関東地方から中国地方にかけて分布する。    生える場所は主に石灰岩地である。    スプリング・エフェメラルの中でも、最も早く花を咲かせる。    普通は2月中旬頃から、4月のはじめにかけてが開花期だが、愛知県のあ…

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ホトケノザ

   ホトケノザ(シソ科オドリコソウ属)は春の花である。    花の最盛期は3~5月だが、秋に芽生え、すくすく育ったものは10月頃から花を咲かせている。    暖かな地方では11月から12月、春かと錯覚するほどに満開になる場所もある。    1月の最も寒い季節でも、ぽつぽつと咲き続く花は見られる。 …

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植物似たもの同士9    ヒルガオとコヒルガオ

   ヒルガオ(左画像)もコヒルガオ(右画像)も、今の季節は両方の花が咲いている。    どちらも花は人目を引く。    何故か「雨降り花」と言った、雨と絡めた地方名が多い。    花は早朝、夜明けとともに開花し、夕方には花の命を終…

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クマガイソウ

   北海道の渡島半島から南下して、本州、四国、九州と、ほぼ日本全土に分布するが、自生地はどこでも激減    して、今や絶滅危惧植物に指定されている。    減少の原因は、マニアによる採取(特に山草業者による大量盗掘)が、日本の山野からこの野生蘭を極端に少    なくさせた最大の要因である。 …

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 ミカワバイケイソウ

   愛知県豊橋市の郊外にある葦毛湿原では、今、ミカワバイケイソウが花盛りです。    今年は花の当たり年で、ここ数年のうちで最も花の数が多いでしょう。    ゴールデンウィークが花のピークです。早くに咲き出した株は、もう先端の花が終わりかけているものも見られ    ます。上の画像は5月3日の撮…

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ナガミヒナゲシ

   朱赤色の美しい花を咲かせるが、花の命はたった1日だけである。    朝咲いた花は、午後にはもうハラリと散ってしまう。    一日花の中でも、極めて短命である。        花の命は短くて・・・・・という、はかなさとは裏腹に、じつはしたたかな帰化植物である。    日本で最初に…

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スミレの季節

                        スミレ(Viola mandshurica)    日本は世界に冠たるスミレ王国である。        今年もまた、その賑やかな季節がやってきたようです。    まだ種類は多くはないのですが、今日見た花をいくつか紹介します。   …

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カイコバイモ

   コバイモの類は分布が非常に偏っている。    種類によって生えている場所が限られている。    カイコバイモは名前の通り甲斐の国(山梨県) を中心とした場所に生える。    都道府県別に言えば山梨県、東京都、静岡県に分布しているが、生えている場所は非    常に限られた狭い範…

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ハナネコノメの咲くころ     裏高尾にて

   高尾山では、ネコノメソウ類のトップをきってハナネコノメが咲く。    この小さな花が咲きだす頃になると、今まで人影もまばらだった裏高尾に、どっと人が    押し寄せるようになる。    前日の夜に、高尾の博物館にいたAさんが「最近…

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ツクシ

                     オーイ         春だよ~                              春ですよ。                              ズン         …

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みかんの携帯写真教室3     どこを切り取るか

   ふたたびオオイヌノフグリを例に。    携帯に限らず、写真では、どこをどのように切り取るか、が最も大事な要素となる。    綺麗な花が咲いていたからと、ただ漠然とカメラを向けただけでは、出来上がりは決して    綺麗には写らない。    写真でも画像でも、綺麗に撮るコツのひとつは、なるべく不要なものを入れな…

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フラサバソウ

   フラサバソウという奇妙な名前は、フランスの植物学者フランシェ(Adrian Rene Fran    chee 1834-1900)とサバチェ(Paul Amedee Ludovic Savatier (1830-1  …

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イヌコハコベ

   1978年(昭和53年)千葉県船橋市で初めて採集された。    最初はコハコベの花弁のないものと思われていたが、その後の研究で染色体数なども    異なる別種であることがわかった。    和名は発見の2年後に杉本順一によっ…

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みかんの携帯写真教室 1  開講にあたって

   今や誰もが持っている携帯電話。現代人の必需品のひとつと言っても過言ではないだろ    う。その進化たるや目を見張るものがある。    本来の目的の他に、カメラになったり、計算機になったり、テレビになったり、お財布にな    ったり、プレイヤーになったりと、とどまる所を知らない。    携帯電話で気楽に写真を…

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お知らせ   イヌノフグリとオオイヌノフグリ

   いつもみかんのブログを訪問いただき、ありがとうございます。    春らしい陽気になってきましたね。    さて、植物似たもの同士のイヌノフグリとオオイヌノフグリですが、非常に多くの方がアク    セスいただいており、本人もビックリしております。    花が咲きはじめの、な…

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スイセン

   凛とした寒風の中でスイセンがふくよかな香りを漂わせている。    時には雪の中からも咲くことから雪中花とも呼ばれるスイセンは、漢名の「水仙」が語源    となっている。ただ単にスイセンとも呼ぶが、海辺に野生化しているスイセンを、園芸種の    ラッパスイセンなどと区別するために、わざわざ日本水…

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冬のタンポポ

   暖かな陽射しに誘われて、近くに散歩に出かけた。    私の住んでいる近くは、まだ所々に水田は残っているが、工場や宅地がどんどんと建ち    植物の環境としては、決して良い状態とはいえない。    自然度は高くはないが、それでも探せば、春の兆しを見つけることができる。    タンポポが見たくて、田…

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