春の陽射しに誘われて  8069歩の散歩その1



   

   毎日8000歩歩くことを目標にしているが

   なかなかそれを達成するのは難しい

   特に寒い冬の間は家からなるべく外に出たくない。

   寒いのは大の苦手である。

   折しも今は緊急事態宣言の発令中だ。








   とは言え、家にこもってばかりでは運動不足になるだけではなく

   足はどんどん衰えてゆく

   無理してでも歩かないと、春が来た時に思うように歩けなくなる。

   特に年齢を重ねると足の衰えは顕著になる。

   陽射しの暖かいきょうはチャンス

   絶好の散歩日和でもある。




   スイセンアップ.jpg




   毎月1回Cパップ(無呼吸症候群)の検診のため病院に行かなければならない。

   診察が終わったらその足で近くを散歩しよう。

   そう決めて家を出る。

   順番が回ってくれば診察はいつも早く終わる。

   家からは市民病院は近いのでいつも歩いて行く。

   行く道すがらの植物を見るのも楽しみだからである。

   診察の時間は予約してあるのだが、いつもは待たされるのに

   きょうは意外と早く終わった。




   スイセン 青空と桜の木.jpg




   当市には、半田運河と阿久比川にはさまれた場所に

   桜並木が続く散歩道がある。

   かなり幅の広い散歩道である。

   先日歩いた時に、その桜並木の下に植えられたスイセンが

   かなり増えていい感じに咲きだしているのを知っていた。

   先ずはそのスイセンを見に行くことにした。




   水仙 桜の木の根元.jpg




   もともと運河の土手には、野生化したスイセンがあったのだが

   遊歩道を整備したと見えて、土手の草はきれいに刈られて

   スイセンも並木に沿って結構植えられていた。

   まだまだ蕾も多く、これからが最盛期になるだろう。

   日本水仙とも呼ばれるこの一重のスイセンは

   なんとも香りがいい。




   スイセン横位置.jpg




   今年はお正月にこのスイセンが手に入らなかった。

   いつもだと割とどっさり買って玄関に飾るのだが

   年末の遅くに花屋さんに行ったせいか売り切れていて手に入らなかったのである。

   その分、結構あちこちで野生化しているこのスイセンを訪ね歩いた

   冬場には咲く花が少ないからである。

   キラキラと輝く陽光の中で、存分に花の香りを楽しんだ。




   スイセン逆光と木.jpg




   半田運河には、今の季節は水鳥も多い

   所々に設置してあるベンチに腰をおろして

   水鳥を眺める。

   運河沿いには知多半島独特の黒塗りの板塀が目立つ造り酒屋や

   ミツカン酢の本社も近くにあるので

   旅行者のそぞろ歩きの散歩道にもなっている。

   コロナ禍の今はミツカン酢のミュージアムも閉館しているので

   旅行者の姿も見えず、静かな雰囲気が味わえるのもいい。




   半田運河.jpg




   三角形の屋根の奥に見える高いビルが

   ミツカン酢の本社である。

   この運河の両側に遊歩道がある。

   風もなく穏やかだったこの日は、水面も静かだった。

   半田運河の反対側、阿久比川の河川敷は只今工事中である。

   春になるといちめんにからし菜が咲いて、黄色く染まった場所に

   今は大きな重機が動いている。




   工事中.jpg




   かなり大きな河川改修のようだ。

   今年の春はどう変わってしまうのか気がかりだが

   菜の花畑のようだった風景は

   もう見ることができないかも知れない。




   阿久比川.jpg




   その工事現場の少し下流の風景である。

   川に沿ってずっと遊歩道が続いているのだが

   工事中のため今は一部分が通行止めになっている。

   なので少し遠回りをして、定点観測をしていた畑に向かう

   土手にはオオイヌノフグリやタンポポが咲いているはずである。




   オオイヌノフグリ1輪.jpgオオイヌノフグリ2輪.jpg


          オオイヌノフグリ ヒラタアブ.jpg




   花の数はさほど多くないものの、やはり咲いていた。

   花にはヒラタアブの仲間もやって来ていた。

   花が咲けば虫たちも忙しくなる。

   この畑の土手にはタンポポも多い。

   例年だと日本在来のトウカイタンポポもこの時期に花が見られるのだが

   今年は帰化植物のセイヨウタンポポしか咲いていなかった。




   セイヨウタンポポ3輪.jpg


           セイヨウタンポポ1輪.jpg




   まだ風が冷たいので吹きさらしにもなるこの土手では

   タンポポの茎は伸びず、地面に張りつくように咲いている。

   オオイヌノフグリもセイヨウタンポポも帰化植物だが

   今ではすっかり日本の風景の中に溶け込んでいる。

   オオイヌノフグリの花を見ていたら、在来のイヌノフグリの花も見たくなった。

   日本在来のイヌノフグリはオオイヌノフグリより、花が咲きだすのが早いのである。

   この畑からは比較的近い場所にある。




   イヌノフグリロング.jpg




   日本在来のイヌノフグリの花は、ともかく小さい。

   オオイヌノフグリの花の4分の1くらいの大きさである。

   座り込んで、眼を皿のようにしないと気がつかない。

   上の画像には2輪が咲いているのだが、葉の色ともまぎらわしいので

   緑色の矢印をつけてみた。

   わかるだろうか。

   陽が照っていても、今の季節の花は平開せず、直径が1ミリほどなのである。




   イヌノフグリアップ.jpg




   優れもののスマホのカメラは、クローズアップ撮影も可能なので

   老眼の目をこすりながら、思いきり大きくしてみた。

   これなら花が咲いているのがわかってもらえるだろうか。

   もう少し季節が進んで暖かくなれば

   葉は緑色になり、花ももう少しだけ平らに咲く。

   そこに存在することを確信して探さないと気がつかないほど小さいが

   まぎれもない春の使者なのである。

   駐車場になってしまった砂利の中には、まだまだ可愛い小さな花があった。

   葉を手で揉むとキュウリの匂いがするキュウリグサである。




   キュウリグサロゼット.jpg




   地面に張りついたロゼットの中から

   やっとほころびはじめた瑠璃色の花

   季節が進めば花茎も立って、サソリ状花序という独特の形となる。

   小さな瑠璃色の花が何個も集まって咲く姿には

   女性の野草ファンが特に多い。




   キュウリグサアップ.jpg




   まだ咲きはじめたばかりでサソリ状にはなっていないが

   可愛さの一端はわかってもらえただろうか。

   道路の近くで地面にうずくまるようになって撮影していると

   行き倒れとも思われ兼ねないし

   コロナ禍の今では親切に声をかけてくれる人もいないかも知れない。

   花が咲いていたことを喜んで、再び阿久比川の土手へと戻った。









   書きはじめると長くなるのが私の悪いクセ

   長くなったので、つづきは次回に。

   撮影は2021年1月15日 愛知県半田市の自宅周辺で

   すべてスマホで撮影しています。クリックすると画像は大きくなります。

   見た人は感想も是非お願いします。

   まだまだ試行錯誤ですが、このブログに少しずつ慣れてきたので

   コメント返しも多分できると思います。

   よろしくお願いします。 

   

   





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この記事へのコメント

リサ・ママ
2021年01月21日 00:09
こんばんは🎵
オオイヌノフグリやキュウリグサの仕組みを初めて読ませてもらったのは、
みかんさんのブログでした。
あれから何年経つでしょう!!
そう云えば、手近の野原にも出ることをしなくなってました。
コロナ禍なのでと、すっかり足腰を甘やかしすぎたので、
急に思い立っても出掛けるのを渋る自分が居ます。
耳元を寒い風がびゅんびゅん掠って行くと、もう首を引っ込める私なので、
めちゃ好きなキュウリグサに会いに行くのもいつになることか。。
当分は、みかんさんの撮影のお写真抱いて、
猫の隣りでお昼寝することにさせていただきますね~(-。-)y-゜゜゜


ほととぎ
2021年01月21日 20:45
お散歩記事、楽しく読ませていただきました。
イヌノフグリ、もう、咲いてるんですね。
私も、近所の石垣にあるイヌノフグリ、探しに行ってみようかな?
みかん
2021年01月22日 21:14
リサ・ママさん 今晩は。
いつもコメントありがとうございます。
まだまだ寒い季節ですし、コロナ禍でもありますし
今は家の中で過ごすのがいちばんかと
くれぐれも無理はなさいませんように。
みかん
2021年01月22日 21:19
ほととぎさん 今晩は。
昨日の散歩のついでに、もう一ヵ所のイヌノフグリの自生地に寄ってみたら
何と石垣にまで綺麗に除草剤がかけられていて、イヌノフグリは全滅でした。
確かに雑草ではありますが、なんでこんな所にまで除草剤をかけたのか
不思議でもありました。
はたしてこの場所で復活するのか、今後も見守っていきたいと思いました。
ゴン
2021年02月14日 11:56
はじめまして。
他の方に
オオイヌノフグリとイヌノフグリの投稿を紹介してもらって
こちらへたどり着きました。
(名前の由来の実、初めて見て…あ!なるほど)

とても可愛いお花や虫の写真と解りやすい解説
ありがとうございました。
より野草への注目度が上昇しました。
みかん
2021年02月15日 12:02
みかん
2021年02月15日 12:38
ゴンさんはじめまして。
ようこそお越しくださいました。歓迎します。

https://48986288.at.webry.info/201202/article_2.html

カコログですが、ここを見るとより詳しくわかるはずです。
お暇な折にでもどうぞ。