新春初歩き  渥美半島

菜の花畑 表紙.jpg




   菜の花の黄色は、見る人の気持ちを明るくする




菜の花.jpg




   吹く風はまだ冬の冷たさがあるが

   菜の花の黄色に包まれていると

   心がほっこりと温かくなる




菜の花畑2.jpg




   菜の花畑の中に佇んで

   いちめんの菜の花に囲まれている

   今や毎年恒例となった我が家の新春初歩き

   同じ場所で毎年のように見ている菜の花畑だが

   年によって微妙に違う

   この畑は、今年は手入れをしなかったのか、所々に雑草が茂っていた

   遠目でみれば、いちめんの菜の花畑に見えるのだが

   きちんと種まきをした畑ではない。

   畑の周りをぐるっと廻ってみると、そのことが良くわかる

   いちめんの菜の花畑に見えるのは

   花の多いところから狙っているからである

   1枚目の画像は、それなりに手入れされている畑だが

   この上の画像はあまり手入れをされていない畑である




菜の花畑.jpg




   渥美半島をぐるっと一周すると

   随所に菜の花畑がある

   放棄水田に種を蒔いたり、空き地であったり

   観光用に植えられた広い面積の場所もある

   観光バスが何台も停まれるような駐車場を備えた場所もある

   だが、そんな場所の菜の花畑は、観光シーズンに合わせて開花するように種が蒔かれているので

   今はまだ花が咲いていない




菜の花畑 山.jpg




   今咲いている菜の花畑は、多かれ少なかれ観光的な要素があるのだが

   菜花を出荷するために栽培し、やがて出荷の時期を逸した畑に、薹が立って

   いちめんの菜の花畑となったような、そんな畑を撮影したいのだが

   それには季節が早すぎる。

   今回の目的は菜の花ではないのだが

   いちめんの菜の花畑に出会うと、ついつい車を停められるスペースを見つけて

   多少歩いても菜の花畑に向かうのである。




   PIC0001C.JPG




   上の菜の花畑は、もう10年ほど前に古いガラケーで撮影した菜の花畑だが

   これは観光用に植えられた畑ではなく、野菜として出荷するために菜花を栽培していた畑である。

   かつての日本には、菜種油を取るために、各地に広大な面積の菜の花畑があった。

   生活様式の変化にともない、日本の中から消えてしまった風景だが

   高齢の人であれば、そんな風景を見ている人も多いはずである。

   私の記憶の中にも、自分の背丈をはるかに超す菜の花畑の中で

   い~んと匂う菜の花の香りと、ぶんぶんとうるさいほどのミツバチの羽音が

   今もずっと残っている。

   中国の四川省の山奥で、まるで天まで届くような段々畑に、いちめんに咲く菜の花の黄色をを見た時

   これは昭和の日本の風景だと思った。

   さてさて、話しが飛んでしまったが、今回のいちばんの目的はハギクソウの紅葉である。

   菜の花畑の撮影もほどほどに、数少ない自生地へと向かう。




ハギクソウ up.jpg




   ハギクソウは渥美半島に固有の絶滅危惧植物である

   葉が紅葉すると、まるで菊の花のように見えるので葉菊草(ハギクソウ)の名前が付いた。

   晩秋に紅葉するのだが、温暖化の影響で

   年々紅葉する時期が遅くなっている。

   かつては年末に真っ赤に紅葉したのだが、最近はお正月頃が見頃になった。

   今年はまだ真っ赤には紅葉していなかった。




ハギクソウ2.jpg




   オキアガリハイネズの緑の葉の中で、色づきはじめていたのだが

   まだこの程度。

   真っ赤に紅葉するにはあと10日ほどはかかりそうである。

   個体数は決して多くない。

   足元に気を配りながら、もう1ヶ所の自生地も探してみたのだが

   個体数は減少気味で、先行きが心配になるほどだった。




ハギクソウ.jpg




   本来は砂浜に自生するのだが

   現在の環境は決して良好とは言えない状態である。

   花は4月頃に咲く。およそ花とは思えないような奇妙な形の花である。

   お正月だったせいか、近くの駐車場はそれなりに混雑していた。

   コロナ禍のせいか、多くの人が車やバイクでやって来ていた。

   菜の花を撮影していた時は誰一人会うことはなかったが

   伊良湖岬の先端は多くの人が砂浜を散策していた。




光りの春.jpg





   砂浜に寄せては返す波しぶきは

   まさに光りの春だった




砂浜.jpg




   どこから流れ着いたのか流木はかなり朽ちて

   風紋はさざ波模様を描いていた

   賑やかな観光地を離れ

   いよいよきょう二番目の目的の花ヤブツバキが茂る場所に

   風の通り道のような海岸線で

   早くも咲きだしているヤブツバキの花は

   花びらがかなり風で痛んでいる。

   写真にするには少し痛々しいが

   なるべく傷んでいない花を探してカメラを向ける。




ヤブツバキ.jpg




   渥美半島を巡る初歩きも、そろそろ終わりにしようか

   気になる花は一通り見たし

   天気も1日もってくれた。

   コロナの先はまだ見通せないが、今年も元気で山歩きは続けたい。

   そんなことを思いながら帰途についた。









   画像はクリックするとかなり大きくなります。

   大画面で臨場感をお楽しみください。

   コロナが早く収束して、皆さんが今年も素晴らしい花たちと出会えますように。

   画像には著作権があります。無断使用を禁じます。





   

   

   

     

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 13

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた 驚いた
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス
ガッツ(がんばれ!)

この記事へのコメント

はるこ
2021年01月07日 17:18
ハギクソウの色が華やかで,冬だと言うことを忘れそうです。
自生地の海岸のようすがとてもよい感じなのですが,これだけではわからない,いろいろなことが起こっていて,ハギクソウもあえいでいるのでしょうか。

ふだん,菜種油を料理に使っているので,もっと国内でも菜種油を採る植物を栽培してもいいように思うのですが,価格などの面で難しいのだろう,と思ったり。
黄色い畑,あるとうれしくなります。

リサ・ママ
2021年01月08日 20:18
一面の菜の花を新春早々見られるなんて、嬉しいことです。
以前は、近くの河川敷で開かれる凧揚げ大会を見に行くと、
菜の花のひと群れ、ふた群れを見ることが出来ていましたが。
大規模河川工事がいつまで続くかと思われるので、
凧揚げの興味が失せました。
ついでに風物詩のように見ていた菜の花からも、
遠く離れてしまいました。
この寒々しい時季に赤く染まる美しいハグキソウは、
知らずに出会ったら花が咲いてるようで感動的ですね~♪
浜辺は、光が跳ねてステキな世界だけど、寒くはありませんか??
まぁ、コロナ菌は吹き付けては来てないでしょうが!!
ヤブツバキは、懸命に咲いて健気に見えます。
私たち人間も、懸命にマスクして健気に頑張ってますから、
せめて早く温かくなってほしいですぅ~♪
今日は寒波の第一弾が来ました。
みかんさんも、お身体にお気をつけてご活躍お願いします
髭さん
2021年01月19日 18:42
はるこさん 今晩は。
いつもコメントありがとうございます。
コロナで先が見通せない2021年ですが
今年もよろしくお願いします。
ハギクソウは多分今頃真っ赤に染まっていると思います。
菜種油を使っていますか、我が家はもっぱらオリーブオイルです。
歳とともに健康にも気をくばるようになりました。
髭さん(みかん)
2021年01月19日 18:50
リサ・ママさん 今晩は。
いつもコメントありがとうございます。
またまた寒波がやって来るようで、寒いのが大嫌いなみかんは
家の中でも結構厚着しています。
菜の花畑を見に行くことが恒例行事のようになりました。
コロナのせいでしょうか、今年は車が例年以上に多かった気がします。
毎年毎年同じような花を見ていますが、菜の花畑の中に咲くナズナのような
小さな花に顏を擦り付けるようにして眺めるのも好きです。