沖縄伊江島 2020年1月17日

DSC_8020.JPGDSC_8022.JPG

この日は目的の山に登るには天気予報がいまひとつだったので

予定を変更して伊江島に渡ることにした。

朝は天気が良かったのだが、結果、結構ドシャドシャの雨に降られた。

伊江島には名護の本部港から1日4便のフェリーが出ている。

1便は午前9時の出航である。

この船に乗るべく名護バスターミナル4番乗り場から、午前8時5分の始発のバスに乗った。

予定では本部港に8時41分着だから、まあ何とかなるだろうと思っていた。

ところが、さしたる渋滞もなかったのに路線バスの宿命か、本部港に着いたのは

船の出航の5分前だった。

一緒に行った友人はバスの中でのんびり構えて、車窓の風景などスマホで撮っていたが

私はハラハラしながらバス停に着くのを待っていた。

次で降りるよ、時間があまりないからと友人をせかせる。

1便に乗り遅れると、次の便は11時までないのである。

伊江島に渡るのは初めての事だが、昨年の11月に来た時に、次回は伊江島にも行くつもりで

港の周辺の事情は事前に調べていたので、大体の様子はわかっていた。

バスから降りて、走って乗船券売り場に。

往復で1370円である。

さらに走って接岸している船に。ヤレヤレぎりぎりだがなんとか乗ることができた。

セーフである。

船は30分ほどで伊江島に到着する。

はじめての所と言うのはいつも新鮮である。

目的地は対岸からも尖って見える島の最高峰、城山である。

あのてっぺんまで登るのである。


DSC_8023.JPGDSC_8024.JPG

島のどこからでもドデーンとそびえている城山は見えるので

どの道を行くか、なんて気にしなくてもいい。

なるべく細い道、メイン道路を避けて、植物がいっぱいありそうな道を選ぶ。

島に降りて最初に撮影したのが上の2枚の画像、サツマイモの花である。

焼き芋などでもお馴染みのサツマイモだが、花を見たことがある人はあまりいないと思う。

畑で栽培するサツマイモは、芋の収穫がメインなので、収穫が終わるとツルは全部刈り取ってしまうので

花が咲くことは先ずないのである。

今の季節だから畑の中や道端にはルリハコベがわんさかあるのだが、朝方まで雨が降っていたようで

水滴に濡れたままで花は1輪も咲いていない。

島では庭に植えられていたのだが、セイロンベンケイソウが花盛りだった。

DSC_8026.JPG

小笠原などでは、あまりにも繁茂して困っている雑草でもある。

温暖な地ではどんどんと増え、葉にできるムカゴなどでも大量に繁殖する。

ハカラメ(葉から芽)などと呼んで、お土産などとしても売られている。

オッと思ったのはリュウキュウベンケイである。

DSC_8029.JPG

絶滅危惧植物だが、沖縄では良く庭に植えられて栽培もされている。

自生品はなく、現在絶滅してしまったと考えられている植物である。

民家の庭先にも色々な花が咲いていて楽しいのだが、あとひとつだけ紹介しよう。

DSC_8058.JPG

見事に咲いていたベンケイソウの仲間である。

雲行きが怪しくなり、ザーッと降りだした雨を避けて

大きな樹の下に来たら咲いていた。

にわか雨をやり過ごして、少し小降りなってきたので再び歩きだす。

私は折り畳みの傘をさしたのだが、友人は肝心の傘をホテルに忘れてきたと言って

雨具をつけて歩きはじめた。

錯綜する細い道を歩いていると、通りかかった地元の車がクラクションを鳴らした。

目的の城山の方角を教えてくれるのか、と思っていたら

するするっと窓が開いて、透明の傘を差しだした。

雨に濡れている友人を見かねて、この傘を使ってください差し上げます。という事らしい。

なんと親切な。こんな事があるの。

その好意に甘えて友人も傘をさして歩きだした。

島の人のやさしさを実感した出来事だった。

                            次回につづく

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 9

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス

この記事へのコメント

はるこ
2020年02月04日 23:44
交通機関の時間繰りにはらはらするようすが,よくわかります。
私は,出発時刻の10分前には着いていないと落ち着かないので…。

そして,傘を貸してくださった地元のかた,本当にありがたく,素敵です。
リサ・ママ
2020年02月06日 23:56
透明の傘を差し出して下さった方、なんてお優しい~心が温まりました(喜)
それで思い出したんですが、夫が剣山へ行った時の事、
たまたま行き合わせた西洋人の方と一緒に歩いてると雨が降って来て、
夫は雨具を持ってたけど西洋人は持ってなくて、
仕方がないからロープウェィまで濡れながらいっしょに歩いたそうです。
西洋人は歩いて下りると云うので、そこで別れてから、
傘を差してロープウェイに乗って下山したそうです。
夫はアトでかなり参った感じでその話をしました。
私は夫が気が弱いんだなぁ~と思ったけど、
ほかの方はどうするかしら?
私もきっと同じことをしそうだわと思いました。
まぁ、つまらない話を書いて、申し訳ありません。
ほんとうにごめんなさい