みかんの花日記

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zoom RSS 霜 葉

<<   作成日時 : 2018/01/06 03:10   >>

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   温暖な当地は滅多に霜が降りることがない。

   というより、私の住んでいる辺りに限ってかも知れないが

   朝、霜の降りている状態を見たことがない。

   隣町や、家からほんの数キロ離れた場所では

   頻繁に霜が降りるというのに

   これは一体どうしたことだろう。

   霜の状態を撮りたい、撮りたい、撮りたいといつも思い続けているので

   案外神様がイタズラしているのかも、などと思っている。


   
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                              オランダミミナグサ


   霜は魔術師である。

   普段見慣れた何でもない風景を、ある朝、突然に

   キラキラと輝く別世界へと変えてしまう。

   それも太陽が昇るまでの、ほんの短い時間だけである。


   
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                              アレチマツヨイグサ


   寒いのは大嫌いのみかんだが

   霜や雪の画像が撮れるとなれば、話しはまったく別である。

   早起きも寒さも、それなりの準備はするので

   全く気にならなくなる。

   そうなんです。ただ現金なだけなんです。あはは


   
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                              オオイヌノフグリ


   霜が降りたからと言って、何でもかんでもが光り輝くわけではない。

   霜の葉が特別に似合うロゼットもあるし、花もあれば、実もある。

   短い朝の時間の内に、それらを瞬時にして見分け、せっせと撮影しないと

   霜はまたたくうちに解けてしまう。


   
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                              タネツケバナ


   ここに掲載した霜の葉は、隣町の里山に出掛けたおり

   朝が早かったせいか、偶然に日陰にまだ残っていた霜葉である。

   とは言え、太陽はもうとうに昇っていて、日当たりの良い場所ではポカポカと暖かかった。

   スミレの返り咲きを探していて、日陰に入ると

   すでに溶けかかっていた霜の葉に出会った。

   より日陰の場所では、まだ早朝のような霜の葉も見られたので

   あわてて三脚にカメラをセットして撮り始めたのである。


   
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                                 ハコベ


   よく知っている場所ではあるものの

   時間がない、時間がない、と一人で口走りながら

   撮りたいものを探す。

   どこにどんな植物が生えているかは、すでに頭の中に入ってはいるが

   霜の魔術師は、そんな事にはおかまいなく、何でもないものを

   まるでスターのように光り輝く存在へと変えてしまうのだ。


   
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                        オランダミミナグサとオオイヌノフグリ


   だからともかく、自分の足で探すしかない。

   なるべく日陰の場所を、棚田の田んぼの土手を駆けるように足早に歩く。

   突然に訪れたチャンスではあるが

   できることならなるべく多くの植物を写したい。

   滅多に霜と遭遇することがないみかんは、こんな時は

   かなり貪欲になる。


   
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                              アレチマツヨイグサ


   ああ、もう日陰でも霜が溶けかけてきた。

   焦る、と同時に、撮りたいものを頭の中でフレーミングしながら

   アレッ、このロゼットは何、などといくつもの事を同時に考えている。

   まさかこの日、霜葉と出会えるとは思ってもみなかったので

   こんなことなら、あと1時間ほど早く家を出てくれば良かった。と思ったのだが

   もう後の祭りである。

   この間、わずか30分ほどだったのだが

   憂さ晴らし、というかストレス解消にはなった。

   ヤブになってしまった林道を、無理やり突き進んできたので

   我が家の車はドアーの両側に、かなり長い引っ掻き傷がついていた。













   今回はすべてデジカメでの撮影です。時間がなくスマホで撮影する余裕は全くありませんでした。

   画像はクリックすると大きくなります。大きな画面でもどうぞ

   撮影は2017年12月22日 愛知県武豊町の里山で

   

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
お早うございます。
こちらも霜はめったに見られませんがσ(^_^)の場合朝はお袋がいるから外に出るのは危なくて。ショートステイなどに出せば朝も夜も自由なんだけどね。
(/||| ̄▽)/
8時半ごろには手が空くので外を見ると日蔭なら霜柱のミニチュア版くらいは見られるけど。
!!!( ノ─__─)ゝジトッー!!と観察〜〜〜
アライグマ
2018/01/06 08:26
http://48986288.at.webry.info/200901/article_4.html

アライグマさん 今晩は。
自分ではすっかり忘れていましたが、今から10年ほど前に、全く同じ場所で霜葉を撮影し、しかも当ブログに載せていました。(上記アドレス参照)
笑ってしまうのは、同じように焦って撮影していたことです。荒れる前の里山なので、レンゲが咲いていたりで、今とは違う植物が載っています。まだ10年前は素晴らしい里山だったことがわかります。
この頃からデジカメの練習はしていたようですが、それにしても進化がないなぁと自分で思っています。
みかん
2018/01/06 18:22
霜がおりたロゼットの素敵なこと…。
タネツケバナの霜など,造形が幾何学的なので面白い組み合わせです。
毛の多いオランダミミナグサはもっさりと,たくさん霜をつけているように見えてしまいます。

我が家も住宅街なので霜はなかなか見られませんが,クルマで10分ほど行けば朝の気温が氷点下の里山があり,霜も自然度を表す指標だと感じます。

10年前にも同じ場所で同じように撮影していたのですね。
セリやレンゲはもう無くなっていたのでしょうか。
はるこ
2018/01/09 14:56
ボクの住んでいる地域でも、霜と出会える事ってないです。
氷が張るなんてのも殆ど無いし、雪がチラチラするのも、その年に、数度、あるかないか程度です。(^^ゞ
なので、この霜葉には驚いてしまいました。
オランダミミナグサなんて、花は可愛いので、よく撮ってますが、葉っぱだけやったら素通りどころか、全く気付かずに歩いてるのに…
それが、こんな姿に大変身。
自然の芸術ってスゴイですね!
しかも、極短い時間しか、その姿を見せてくれない。
みかんさんが、アップしてくれなかったら、ボクには出会えなかった画像です。
大きくして見たら、これまた素晴らしい。
霜なのに、毛のように見えて、冷たいハズやのに、なんか、温かく見えてしまいます。(^^ゞ
一粒一粒の結晶もハッキリ。
全画像、ウットリと見惚れてしまいました。(^^)
yoppy702
2018/01/09 15:01
はるこさん 今晩は。

10年前の同じころに同じ場所で撮影しましたが、畔にはオオジシバリが咲き、水田の中にはレンゲが咲き、コオニタビラコのロゼットがたくさんあった棚田は、今では見る影もありません。アシやセイタカアワダチソウの茂る藪へと変わってしまいました。棚田から山へと続く場所には、トウカイコモウセンゴケやイヌセンブリが咲き、ササユリが咲く素敵な所だったのですが、藪と化したその場所には、絶えてしまったのかトウカイコモウセンゴケの真っ赤なロゼットさえ見つかりませんでした。唯一、ササユリだけがまだ健在だったので、その周辺の笹や灌木を少し切って、日当りだけは良くしてきたのですが、果たして来春どうなるか、また訪ねてみます。
みかん
2018/01/11 18:16
yoppy702さん 今晩は。

ないものねだりで、霜が降りた朝にはいつも憧れています。
多分毎日霜が降りるような地域に住んでいたら、こんな気持ちにはならないのでしょうが。それにしてもこの所の各地の豪雪、スゴイですね。みかんも雪国で育ったので雪の怖さや大変さは充分わかってはいるのですが、長いこと雪のない温暖な地に住んでいると、やはり雪や霜は被写体として魅力のある存在となります。
毎日、せっせと雪かきしている地域の人からは叱られそうですが。
みかん
2018/01/11 18:24

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