菅平の夏の花 1    キキョウ

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   7月30日から8月2日まで長野県の菅平に行ってきました。

   花友達の別荘に滞在して、避暑を兼ねての花の撮影です。

   いつもですと1週間以上は滞在するのですが

   今回は少し短めでした。

   「日にちが少ないですから、効率よく遊びましょう」 と言うのが彼からのメールです。

   猛暑の町を脱出して、ほんの少しの間、涼しい高原を満喫してきました。

   ブログネタの画像が山ほどあるので、少し遅くなってしまいましたが

   これから毎日、1種類ずつお目にかけます。

   菅平の夏の花を満喫してください。




   
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   キキョウは秋の七草のひとつですが、夏から咲き出します。

   菅平では8月の声を聞くとぽつぽつと咲き出し、中旬になるとスキー場の斜面に

   ちょっとした群落を作ります。

   キキョウはススキ草原と結びついた植物で、里山や高原のススキの中に生えます。

   ススキはかつては重要な植物で、屋根葺きの材料や家畜の飼料として大切にされていました。

   どこの集落にも共同のカヤ場があり、定期的に草刈りがされてきたススキ草原は

   あまたの花が咲く、野生の植物の宝庫でもありました。

   人々の生活の変化と共に、カヤ場は荒れて、雑草が茂り、ススキ草原から林へと遷移し

   花の数はめっきりと少なくなり

   キキョウはついに絶滅危惧植物になってしまいました。

   かつてはどこの里山でも普通に見ることができたキキョウも、とんと見る機会が減りました。

   だが、夏の菅平のあるスキー場では、まだ普通に見ることができます。












   撮影は2010年7月30日  長野県菅平で

   画像はクリックすると大きくなります。




   

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この記事へのコメント

アライグマ
2010年08月15日 00:51
σ(^^;)も花に興味を持ってから始めて行ったときに「えっ、自生のキキョウがある」とビックリしました。榛名のキキョウとは比べ物にならないくらいの群生ですからね。
鎌倉のお寺は結構何処でもキキョウを植えているところが多いけど、やはり自生は違います。
(* ̄0 ̄)/
ケイ
2010年08月15日 01:35
北総にも、かつてはこのように華やかなススキ草原があったと思うと感無量です。
やはり、自然の中のものは何ともいえない風情がありますね。
子供の頃、新盆に親戚からおくられ家中に吊り下げられた様々な形をした提灯には、キキョウ、萩、ススキ、オミナエシ等が美しいタッチで描かれ、明かりがともるのを楽しみにしていました。考えてみればこれら秋の七草は、農作業、山仕事で身近に見られたものだからこそ提灯に描かれたものなんですね。茅葺屋根の家にとても良く似合いました。
次が楽しみです。
みかん
2010年08月15日 10:54
アライグマさん こんにちは。
鎌倉や京都のお寺には、よく紫や白のキキョウが植えられていますね。でも、園芸的に品種改良されたこれらのものと、何の手も加えていない野生のキキョウは、まるで別物のように見えます。
やはり野生の植物が持つ強さやはかなさは、特別のものがありますね。
みかん
2010年08月15日 11:04
ケイさん こんにちは。
お盆のせいか街の中がやけに静かです。華やかな盆提灯、そこに描かれた草花の数々、やはり私も同じような提灯を見ています。私の故郷では、キュウリやナスで作った牛や馬を供え、お盆には特別な仏壇を作ります。数々の供え物の両脇には大きな花瓶があり、そこにどっさりと秋草を飾ります。
キキョウ、オミナエシ、ワレモコウ、マツムシソウ、カワラナデシコ、フシグロセンノウといった植物なのですが、現在ではこれらの花を近くで探すのは至難の技となっています。変わってしまった山野の姿に、昔を偲ぶだけとなってしまいました。
ペン
2010年08月24日 22:28
 みかんさん
 ちょっとタイミングが遅れたコメントですが……。
 キキョウきれいですね。庭に植えられたものも時折見かけますが、やはり自生の株にはかないませんね。私の家から比較的近い草原にもそこそこあったのですが、遊歩道沿いの株が減ってきているように感じます。