オオバボンテンカ

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   日本では屋久島以南に生える。

   屋久島では山麓の路傍で見られる。

   空き地などに群生していることもあるが、それほど個体数が多いわけではない。

   アオイ科ボンテンカ属の多年草。

   木とも草とも取れるような姿形をしている。

   日本には九州や四国以南に生えるボンテンカと、このオオバボンテンカの2種がある。

   ボンテンカ属は熱帯や亜熱帯に分布の中心があるので、日本では主に九州や四国の南部以南、

   沖縄にかけて見られるが、それほど普通に見られるものでもない。




   
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   花は美しいが小さい。

   直径は2センチほどしかない。

   この花、じつは謎が多いのである。

   何故オオバなのか、葉が特別に大きいとも思えない。

   ボンテンカに比べても、特別に大きいわけではない。

   花の大きさに比して葉が大きい、というのであれば納得できるのだが。

   梵天とはインドのことである。この花に名前が付けられた頃は、外国産の珍しい花、という意味で

   梵天花と名付けられたと想像できる。

   だが、多くの図鑑では名前の意味は不明としている。




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   花は一日花である。

   朝早くから咲く花は、午後の早い時間にすべて閉じてしまう。

   ひとつの例外もなく。

   この花を山に登る前、バスを待つ間に何枚か撮影した。

   午後2時30分過ぎに山から降りてきて、もう一度じっくりと撮影しようと思ったら

   花はすべて閉じていた。

   植物図鑑にこのようなことの記載はない。一日花であることの記載さえない。

   それどころか、花期は8月などと書いてある。

   撮影したのは11月の半ばである。

   以前に撮影したのも9月と10月であった。

   私が単純に植物図鑑の記載を信じないのは、こんな所にある。

   私の作る植物図鑑には、私が見た通りのことしか書いていない。

   まぎれもない真実は、実物をよく観察することから始まるのである。















   撮影は2009年11月14日 屋久島安房にて

   画像はすべてケイタイカメラで撮影しています。クリックすると少し大きくなります。

   今日の夜行バスでしばらく四国に出かけます。続きは帰ってからまた。

   しばらくは屋久島で撮影した花が続く予定です。



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この記事へのコメント

アザミの歌
2009年11月29日 10:05
みかんさん、こんにちは。
オオバボンテンカと言う花を初めて知りました。
普通のボンテンカは切れ込みのある葉ですが、こちらには切れ込みが無いのですね。
お写真だけ拝見すると大きな花に見えるのですが、2センチぐらいとは小さなお花ですね。
私の図鑑には載っていないのでまた知識が増えました。♪
珍しいお花を見せていただき有難うございます。(^^)
アザミの歌
2009年11月29日 10:10
すみません。訂正です。
  >普通のボンテンカは切れ込みのある葉ですが、こちらには切れ込みが無いのですね。

(正)・・ 普通のボンテンカは切れ込みが大きいですが、こちらは切れ込みが小さいのですね。

と訂正させていただきます。
みかん
2009年12月01日 18:15
アザミの歌さん 今晩は。
四国から帰ってきました。四国の海辺はまだまだ花盛りでした。連日の暑さで汗グッショリの毎日でした。愛知に帰ってきたら寒くて、今日からは師走、今年もあと1ヶ月になってしまいましたね。
小さな花を小さく見せることはとても難しくて、いまだにクリアーできていない課題です。最初に画像を見て覚えると、オオバボンテンカの実物に出会った時に、こんな小さな花だったのか、と誰もが思うと思います。大きな花の表現は難しくはないのですが、小さい花ほど大きさの表現が難しくなります。