みかんの花日記

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zoom RSS 撮れたて特急便13  カンヒザクラ Prunus campanulata

<<   作成日時 : 2018/01/23 15:34   >>

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   沖縄の桜といえば、カンヒザクラ(寒緋桜)である。

   学名のカンパヌラータが示すように

   筒咲きで下向きに咲く。

   花の色も濃く、桜の代表のソメイヨシノなどとは

   趣の大いに異なる桜である。


   
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   本来が亜熱帯の山に生える桜なので

   台湾から中国にかけてが原産地であるが

   沖縄県にも、石垣島などに自生と言われている樹がある。

   沖縄本島で見られるものは

   その大部分が植栽されたものである。

   品種改良も進んでいて、いくつかの品種がある。

   だから並木として植えられている木でも、花の色に濃淡がある。


   
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   上の画像は世界遺産にも指定されている今帰仁(なきじん)城址である。

   今回の目的の植物を撮影した後に、久しぶりに訪ねてみた。

   有名な観光地だが、ほとんど人の歩いていない旧道もある。

   歩く人は誰もいない古道 (ハンタ道と言う) なので、心細くなるような森の中なのだが

   往時を偲ぶには、こんな道がいい。


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   今帰仁城址入口のバス停を降りたら

   最初は民家の間の細い道をゆくが

   敷き詰められた石畳が、良い道案内となる。

   左右の民家には、シークワーサーの樹が植えられていて

   丁度今が果実期にあたるので

   どの木も小さいながら、たわわにオレンジ色の果実を稔らせている。


   
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   シークワーサーは沖縄の果実として作物化されてはいるが

   近くの山に登れば、いくらでも自然に生えている野生のみかんである。

   おそらく民家の庭に植えられているものは

   山に生えていたものを庭に移したものだろう。

   その他、ブーゲンビレアなどの華やかな花も見られる。


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   旧道を歩いたおかげで、こんな花たちも目にすることができた。

   上の画像左はノアサガオ。午後も遅い時間だったので

   すでに花の色はだいぶピンク色を帯びているが、午後3時頃までなら

   鮮やかな青空色をしている。

   右側はまだつぼみの状態だが、ヤンバルナスビである。

   非常に毛深く、ふかふかとしたビロードのような感触がある。

   やがて前方が明るく開けてくると今帰仁城址の石垣が見えてくる。


   
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   城址の石垣にもツルソバ(上の画像)やノアサガオなどが這って

   花を咲かせている。

   ここまで来ると、どっと観光客の姿が増えて、中国語やら韓国語がさかんに飛び交う。

   城址の入口近くまで舗装道路が登ってきているのだ。

   あまりにもキレイに清掃されすぎていて、野生の花が見たい人たちには

   少々興ざめなのだが、世界遺産ゆえそれも仕方ないことか。


   
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   城址の中のカンヒザクラは、まだ2〜3分咲き、といったところだろうか。

   1月27日から2月12日までは、今帰仁城址の桜まつりである。

   夜の6時から9時まではライトアップも行われる。

   その為の準備の配線が、あちこちに引っ張られていて

   職人たちがさかんに動き回っていた。

   城址の上部、展望台までやってきた。

   傾きかけた夕方の陽射しが、延々と続く石垣の陰影をくっきりと浮き上がらせた。

   彼方の珊瑚礁のリーフの色も、エメラルド色に輝いている。

   絶好の被写体なのだが、ここに至って我がスマホは

   残りの電池残量が1パーセントになり、強制的にカメラ機能がシャットダウンしてしまった。

   あはは、残念でした。

   オチもついたところで、いずれまた。









   撮影は2018年1月18日 沖縄県今帰仁城址で。

   画像はすべてスマホのカメラで撮っています。クリックするとほんの少し大きくなります。

   晴れ男のみかんが、翌日の山登りでは何と1日中雨に降られてしまいました。

   翌々日は晴れましたけどね。

   寒いの大嫌いのみかんが、少しの間暖かい沖縄に避難してきました。

   もちろん目的は仕事ですよ。仕事。

   東京は大雪に見舞われ右往左往状態のようですが、沖縄はやはり暖かかったです。

   皆さんからのコメント歓迎します。

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
この寒緋桜はずいぶん上向きですね。
近所の寒緋桜は殆ど下に向かってぶら下がっているように咲いているのしかないですね。
(* ̄∇ ̄*)
ツルソバ
沖縄に有る物が三浦半島に定着しているというのは人間が騒ぎ出すかなり前から温暖化が進んでいたのでしょうね。
(ーー;)
アライグマ
2018/01/24 08:55
アライグマさん おはようございます・
下向きにぶら下がって咲いているのですが、その花を真下から見上げて写しているので、上向きに見えるだけなのですよ。
青空をバックにしたかったので、こんな撮り方になりました。
ツルソバは渥美半島などでも、先端の海辺だけに生えています。三浦半島も条件はやはり同じですね。すべての南方系の植物が、少しずつ北へと分布を広げているようです。はたして東京でバナナが実る日は来るのか・・・・あはは
みかん
2018/01/24 11:08
初めての沖縄本島を楽しんできましたが、みかんさんも行っていたとは偶然ですね。3日間という短い日程でしたが、予想以上の花が見られ、満足しています。
南国は良いですね。
やまそだち
2018/01/24 18:05
ひと足早くピンクの艶やかなカンヒザクラのお花見をされてきたとは良いですね。埼玉ではひさびさの大雪ですが、沖縄ではシークワーサーが実り、ノアサガオが咲き、内地とは大違いですね。
なおさん
2018/01/24 21:29
やまそだちさん こんにちは。
まさか、やまそだちさんが観察会に参加されているとは知りませんでした。
高橋君が下見に入っていたのは知っていましたが、電話をしたら同じ名護市内に泊っていると聞いて、さらにビックリでした。
見た花の種類からヤンバルに行っていたことは容易にわかっていたのですが、雨でも南部の海岸の花も楽しめたようで、何よりでした。ブログの沖縄の花シリーズ拝見しています。
みかん
2018/01/25 15:50
なおさん こんにちは。
連日のブログの連載、スゴイな、といつも尊敬の眼差しで拝見しています。
雪をかぶったソシンロウバイは素敵でした。コメントはほとんど書かないのですが、今回ばかりは思わず書き込んでしまいました。香りのある花は大好きです。
みかん
2018/01/25 15:56
沖縄の桜と言えば、カンヒザクラなんですね。
しかも、台湾から中国にかけてが原産地…
これが一杯咲いていたら、何処を見ても、ソメイヨシノの大阪とは、全然、趣が違います。(^^ゞ
河津桜が、カンヒザクラとオオシマザクラの自然交配やったですね。

観光銀座を離れての静かな古道歩きが素適です。
シークワーサーって知りませんでしたが、野生のミカンなんですね。
あるのが当り前なんでしょうけど、ミカンに野生があるとは思いもしませんでした。(^^ゞ

ノアサガオって、こんな季節に咲くんですか?
これが、リュウキュウアサガオですか?(^^ゞ

沖縄でも、隣国の観光客が多いんですね。
大阪城公園でも、日本人以上に多くの隣国の方で賑わい過ぎてます。
みかんさんのように、雑踏を離れて静かに過ごせるポイントを知ってなければ、せっかくの旅行も興醒めしてしまいますね。
yoppy702
2018/01/26 11:59
yoppy702さん おはようございます。
いつもコメントありがとうございます。
沖縄から戻ったら当地は雪も降って、寒い寒い。東京ほどではないですが。
早く春になって欲しいです。

沖縄ではノアサガオは1年中咲いています。花の数が多いのは、やはり春から夏にかけてですが。リュウキュウアサガオという名前は聞いたことがありません。
今回は下見がメインの仕事だったのですが、なんとラッキーなことに1種類だけですが絶滅危惧植物が咲いていて、思わぬ収穫になりました。
隣国の観光客ばかり、と言っても良いほどで、マナーについては評判が良くないですね。タクシーの運転手さんが嘆いておりました。
みかん
2018/01/27 11:06

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