みかんの花日記

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zoom RSS 第68回 さっぽろ雪まつり 私的見聞録

<<   作成日時 : 2017/02/14 19:30   >>

驚いた ブログ気持玉 18 / トラックバック 0 / コメント 16

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   今年も恒例のさっぽろ雪まつりが、2月6日から12日までの1週間行われた。

   毎年何度も北海道には足を運ぶが、寒いのが大の苦手な私は冬に訪れることはない。

   スキーをさかんにやっていた頃も、北海道まで冬に行ったことはなかった。

   だが、5月はじめ頃の大雪山の春スキーなどは、すでに花が咲きはじめているので

   何度も出かけている。

   毎年テレビのニュースで、また今年も雪まつりがはじまったことを知るくらいだった。


   
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   ところが今年、ひょんなことから雪まつりに出掛けることとなったのである。

   年に数回は訪れる北海道だが、いずれも植物撮影という本業を兼ねての来道で

   まったくの観光、つまり遊びで出掛けるなんて

   何十年ぶりのことである。

   遊び、つまり観光なのだからカメラは持参しない。もちろん三脚なんて論外。

   寒さ対策だけはしっかりと整えて、記録媒体はスマホだけという身軽さで

   10日の金曜日に中部空港を飛び立ったのである。


   
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   知る人ぞ知る晴れ男の私は、滞在した3日間とも雪に降られることもなく

   青空ものぞく穏やかな天候に恵まれた。

   雪まつりはもちろんのこと、温泉や美味しいご馳走、ついでに雪山まで

   観光客の一人として北海道を味わってきた。

   たまには観光客となって、ミーハーもいいもんだ、が今回の感想である。


   
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   さっぽろ雪まつりは、時代を写す鏡でもある。

   今年で回を重ねること68回ともなると

   作られる雪像に明らかな時代が見てとれる。

   上の画像、誰が見ても誰だかわかるだろう。

   雪まつりには日本人だけではなく、世界各国から様々な人たちが訪れる。

   その誰もがカメラを向けたくなる雪像である。

   それにしてもこの雪像、なんとも良くできていると思いませんか。


   
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   ツイッターでのつぶやきだけではなく、今や一挙手一投足のその去就に

   全世界の人の目が注がれているこの人も

   当然のように登場していました。

   これからのアメリカを、どのように導いてゆくのでしょうか。

   大人も子供も、じつにたくさんの人が訪れる会場ですから

   当然、お子様向けの雪像だってたくさんあります。


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   ねっ、面白いでしょ。

   見ていて飽きないのですよ。

   大通り会場は西1丁目から、12丁目までの長い通りが、一部を除いて歩行者天国状態で

   一方通行になっています。

   休憩所や喫煙所もあちこちに設けられていて、もちろん食べ物屋さんやお土産屋さんもずらり

   ちと物品販売所が多すぎない、と文句も言いたくなるほどなのです。

   イベント広場は随所にあって、子供たち向けや若者向けライブなど、じつに様々でした。


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   時間帯によってはこんな着ぐるみさんも登場して

   子供たちに人気を博していました。

   頭でっかちの着ぐるみですから、中に入っている人は大変みたいで

   付添人がいないと動けないようでした。

   それでも見物人の子供たちに向かって、突進して行くのですよ。

   よろけながらも、サービス精神旺盛な着ぐるみさんでした。


   
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   アイデアが重なってしまったのでしょうね。

   こんなピコ太郎さんもいらっしゃいましたが、多くの観光客がテレビやネットで見た雪像と違うので

   アレッと首をかしげる人や、これじゃないよ、と言う人まで

   この雪像だけだったら、結構似てると思うのですけどね。

   あはは








   雪像は市民参加の物もあれば、企業や自衛隊が協賛している本格的なものまで

   じつに様々です。

   その一角に、外国人グループだけによる、ちょっと異質な展示場所がありました。

   国際雪像コンクールです。

   センス、感覚の違いが如実に現れていて、ここが人目を引く

   おもしろい一角になっていました。


   
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   なかでも私の眼が釘付けになったのが、上の雪像です。

   ラトビアの『木の夢』と題された案内板には

   木は森の中で美しくたたずんでいます。この木は大きくなり

   沢山の生物が住める場所になります。

   枯れて次の世代のための土になる木もあります。

   私達人間のエネルギー源になったり、材木と化して居心地よく包んでくれ、

   大いなる幸せを与えてくれたりと、手放せないものになる木もあります。

   ただ、一つだけ変わらないことは、木の若い頃の思いや夢は古里の森に残ったままということです。

   私達は皆、より輝く美しい人生を願いながら未来に向かって進んでいます。

   この木は、今、どのような願いや夢を心の中に秘めていると思いますか?

   と、こう記されていました。

   ラトビアの3人の芸術家による制作と言う。

   後に知ったことだが、この雪像が準優勝に輝いていた。

   アングルの異なる画像もどうぞ。


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   雪まつりと言えば、とかく話題となるのは巨大な雪像である。

   フランス広場の『凱旋門』や陸上自衛隊が1ヶ月もかけて制作した『奈良・興福寺中金堂』が

   今回の最大の呼び物である。

   ともかく凄い、圧倒される。の一言でしょう。

   まぁ、ご覧くださいな。


   
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   夜になるとライトアップされ、雪像の前でイベントも開催されます。


   
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   今年の雪まつりの最大の呼び物と言えば

   やはり陸上自衛隊制作の奈良・興福寺 中金堂でしょう。

   使用した雪の量は5tトラックで600台分

   60種類4500個にも及ぶパーツを貼り付けてできた精巧な建物は

   高さ13メートル、幅22メートル、奥行き21メートル

   ともかく巨大なのです。

   延べ3800人の隊員によって、1ヶ月かけて制作されました。

   何よりもその精巧さを、じっくりとご覧ください。

   少し大きくなります。クリックして拡大してどうぞ。


   
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   この巨大雪像が、夜間になるとプロジェクションマッピングとなります。

   見たのが土曜日の夜でしたから、まぁ、スゴイ、スゴイ。スゴ〜イ人混み。

   いろんな国の言葉が飛び交います。

   人々の頭、頭、頭。

   幸い私は背が高い方なので、スマホで撮ることができましたが

   後ろにいる人のために、仕事ではないので

   あまり手を高く掲げることなく、遠慮がちに撮りました。

   それらが次の画像です。動画も撮りましたがそちらはお見せできないので

   静止画ですが、雰囲気だけ味わってくださいネ。


   
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   最後に興福寺の阿修羅像が、ドーンと大写しとなり

   プロジェクションマッピングは終わる。

   観衆のどよめきと黒いうねりは、ゆったりとした川の流れのようになり

   札幌の熱狂した夜は更けてゆく。















   すすきの会場では氷の彫刻を、つどーむ会場は主に子供たちの遊び場として

   それぞれ別の楽しみ方をしました。

   反響があればそれらの会場もルポしましょうか?

   3日間滞在したので、街中を走る市電に乗ったり

   ロープウェイを使って藻岩山に登ったり、雪まつり以外ももちろん楽しんできました。

   オマケ画像
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   藻岩山はまだまだ丈余の雪、指導標も深い雪に埋もれていますが、アイゼンやスパッツを付けて

   麓から登ってくる人の姿もチラホラ見受けました。

   天気も良かったので登山客も観光客も多い山頂でした。

   花の気配はとんとありませんでしたが、キタコブシの花芽の銀毛がキラキラと光って

   さながらネコヤナギのように見えました。

   撮影はいずれもスマホで。2017年2月10日〜12日 北海道の札幌で

   あなたのコメントを歓迎します。初めての方、是非どうぞ。

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コメント(16件)

内 容 ニックネーム/日時
やっぱりσ(^^;)は2頭身のゴジラが好き。
アライグマ
2017/02/14 21:06
久しぶりにブログを見て感動しました。
自然とほほ笑んでいました。
さすがみかんさんのルポはすごいです。テレビなんて比ではないです。
(本業の植物のことではなくてごめんなさい)

少々腐り気味になっていましたが、出かけなければだめですね。カツを入れられた気分です。
又、よろしくお願いします。
ケイ
2017/02/15 12:16
「さっぽろ雪まつり」って行った事がないのですが、この私的見聞録、イイですね。
「これが、さっぽろ雪まつり」ってタイトルにしたくなります。(^^ゞ

ピコ太郎の雪像が二つもあるなんて。
「アレッと首をかしげる人や、これじゃないよ…」
この記事をチェックされた方は、二つとも見に行きますね。(^^)

「さっぽろ雪まつりは、時代を写す鏡」
この記事を見てると、ナルホドと感じます。

お子様向けの雪像ですが、この年になっても、とても楽しいです。(^^)

説明をしっかりとされている「ラトビアの『木の夢』」。
この文を読んでいて、「乗鞍山麓の五色ヶ原」を思い出しました。
ガイドさんが、良く似た事を仰ってました。
自然と心に訴える雪像ですね。

巨大雪像の『凱旋門』、ライトアップが素晴らしいです。
その下の踊りの画像もスマホ撮影でしょ。
もっと被写体ブレが起こっても不思議でない状況やのに、綺麗に撮れてますね。
さすがやなぁ…

そして、「興福寺 中金堂」。
先日、興福寺へ寄ってきましたが、現在、工事中でした。(^^ゞ
この雪像、大きさは勿論、雪の量、製作延べ人員、製作期間、どれを見てもスケール、デカですね。
それに、単にライトアップじゃなく、プロジェクションマッピングですか!
メッチャ、綺麗です。(^^)

この記事を見ているだけで、ハイライトかもしれませんが、「さっぽろ雪まつり」って、どんなんかというのがよく解りました。
yoppy702
2017/02/15 12:18
きれいだし,面白そうだし,長く続いているだけの理由はあるのですね,さっぽろ雪まつり。
雪像好きです。
はるこ
2017/02/16 01:25
アライグマさん こんにちは。
ゴジラも人気で何体か見かけました。
やはり映画 新ゴジラの影響なのでしょうかね。
なかでもこのゴジラは可愛かったです。
みかん
2017/02/17 11:12
ケイさん こんにちは。
久しぶりですね。最近お声が聞けなかったのでどうしているかな、と思っていました。
やはり冬でも出かけると、何らかの発見はありますね。
雪の少ない地方では、早くも春の花が色々と咲きだしているようですよ。
みかんもそろそろセツブンソウの撮影に行こうかと
考えているところです。
みかん
2017/02/17 11:16
yoppy702さん こんにちは。
お久しぶりです。相変わらずあちこちに出掛けている様子
時々ブログで拝見しています。

みかんのブログは植物がメインなので
このような題材を取り上げることはほとんどないのですが
冬の間は植物が少ないこともあり、たまにはイイか、などと
思いついて取り上げてみました。
みかんも雪まつりは初めて訪問でしたが、伝統があるだけに
やはり魅力に溢れていました。
その魅力の一端でも感じていただけたら、取り上げた苦労も報われます。
コメントに感謝です。
みかん
2017/02/17 11:23
はるこさん こんにちは。
冬の間は冬芽の観察でしょうか?
春の花もだいぶ咲きだしてきたようです。
帰って来た翌日の夜のニュースで、雪まつりが終わり
雪像を壊している映像を見ました。
最近は最終日に訪れて、翌日の雪像を壊すシーンを見るツァーが
大流行なのだそうです。
札幌市民は、会期中は混雑するので、雪まつりがはじまる前に
見に行くそうです。いろいろで面白いな、と思いました。
みかん
2017/02/17 11:30
セツブンソウ、良いですね。
田んぼの薄氷の模様を撮るのが楽しみだったのですが、どこもかしこもイノシシの電気柵が張り巡らされていて近寄れないし、里山の林縁には「イノシシ捕獲用罠を設置しています」注意の立札が行く先々に。
以前みたいに、ガサガサ山の中に入れなくなりました。
足の踏み場もないほどのセリバオウレンはどうなったかな?
昨年もだいぶ荒らされていて、黒光りのイノシシの糞があちこちに・・・もう落ちついて写真どころじゃなくて、早々に引き揚げてきました。

でも、春は楽しみ、それまで足腰の不調を整えて、今年もカメラおばさん???頑張ります!

ケイ
2017/02/17 16:54
良いですねぇ 札幌の雪まつりですか〜 
髭さんは 雪国生まれでも寒いのは苦手だと書いてありました。
暖かいところで育った私は、髭さんと同じく寒いのは大の苦手です。でも、いっぺんは 北海道に行ってみたいものです。
真っ白な雪の世界も見てみたいです。髭さんの文章を読んでいると 是非とも行かなきゃ って思いました。
ラトビアの 木の夢 頭の中を覗いているようで 考えさせられる雪像ですね❗
たくさんのものを見せてくださって ありがとうございます。
とくじぃ
2017/02/17 22:35
こんばんは

テレビでもやってたので、見たことある雪像もありますが
さすがにみかんさんの解説付きで見せていただいたら、分かりやすいですね
ピコ太郎の雪像は2体もあったのですか
凄く良くできていますね、市民も参加できるところが良いですよね
しかも皆さん本当に上手なんです、自衛隊の大きな雪像は、毎年圧巻ですね
花のない北海道を、色々と楽しまれたようですね
私も楽しませていただきました、ありがとうございます
いっしい
2017/02/18 20:59
ケイさん 今晩は。
カメラおばさん続けてくださいね。
今はどこでも電気柵が張り巡らされたりしていますが、それらの邪魔をしないでも撮影は可能かと思います。
無理をせずに動ける範囲を行動圏にするのも良いと思います。被写体は意外とどこにでも転がっているものですよ。
当地では早咲きのセツブンソウは最盛期を過ぎ、セリバオウレンもかなりの数が咲きだしているようです。
みかん
2017/02/19 19:12
とくじぃさん 今晩は。
札幌は思っていたよりも暖かかったです。
今はまた雪で大変のようですが、場所によっては例年より雪の少ない所もあるようですよ。スキーに出かける時もそうですが、事前の心構えができていると、寒さもこんなものだと納得できる部分があります。
今年の雪解け跡に咲く春の花々は、遅くなるのか、早いのか、それとも例年通りなのか、今から気になるところです。
みかん
2017/02/19 19:18
いっしいさん 今晩は。
当地も梅の花の開花がだいぶ進みました。
春が少しずつ近づいていますね。日脚も長くなった気がします。
たまには仕事を離れて、観光の旅も楽しいものです。
大雪像はもちろん素晴らしかったのですが、子供たちの作った雪ダルマにも
魅かれるものがたくさんありました。
みかん
2017/02/19 19:22
しばらく訪れないでいたら、こんなに、楽しいブログが(^_^)
札幌雪まつりは、仕事で札幌に行った時、ちょうどやっていたので、1回だけ見たことがあります。かれこれ、20年以上前になります。
その時の記憶は、もう、ぼんやりしてますね。暖かすぎて、ちょっと、溶け出していた雪像もあったような。
ほととぎ
2017/03/08 21:14
ほととぎさん お久しぶりです。
この雪まつりの雪像も、ほんの1週間だけ。
こうして記録に残しておかないと、水泡のごとく消え去ってしまいます。
はじめて訪れた雪まつりでしたが、ほんとに久しぶりに観光客気分を味わいました。
日本全国飛び歩いていますが、仕事抜きだと楽しいものですね。
みかん
2017/03/12 12:22

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