みかんの花日記

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zoom RSS 百花繚乱  佐渡の春

<<   作成日時 : 2015/04/26 02:27   >>

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   例年になく雪が多かった2015年の春

   佐渡の山々はまだ真っ白な残雪におおわれていた。

   『野の花であい旅』の番外として、今年は春の佐渡を企画した。

   朝日カルチャーセンターで月に1度ずつ、植物や写真のことを教えている。

   その生徒さん達と年に1度だけ、遠出をして野生の花々を楽しんでいる。

   いつもとっておきの場所に案内しているが

   今年は春の佐渡だったのである。


   
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   実際の行程は2泊3日なのだが

   生徒達より3日早く現地入りして、下見を兼ねながら

   自分自身の作品も撮影してきた。

   佐渡の4月下旬と言えば、まさに百花繚乱

   花々が咲き溢れている。

   雪が多い年も少ない年も、間違いなく多くの種類の花が見られるのである。


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   雪が解けたばかりの場所には、どっさりとフキノトウが顔を出している。

   その量たるや驚くほどの数である。

   雪が多かったせいで、普段の年ならすでに花が終わっているフクジュソウなども

   まだ顔を出したばかりのものもあった。

   まるで春の光りを集めてでもいるように

   黄金色に輝いていた。


   
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   佐渡の春の花といったら、先ず誰もがその代表にあげるのが

   オオミスミソウである。

   同じ植物でありながら、まさに千変万花

   同じ色の花がふたつとないほど

   変化に富んでいる。

   今回の旅も、いちばんの目的はこの花を見せることだった。


   
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   佐渡の花の素晴らしさを知って

   通い詰めること40年以上、なかでも4月から5月にかけては

   毎年のように通い詰めるほど

   素晴らしく、また飽きないのである。


   
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   その最たる原因が、このオオミスミソウなのである。

   毎年のように何百枚と写しても、写しても

   写したりないほどに変異がある。

   どうしてこれほど多様に変化するのか

   他の野生植物には絶対にない魅力なのである。


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   雪の重みでぺったんこに張りついた落ち葉の下から

   もっこりと花だけが伸びあがってくる。

   中には枯れ葉を突き破って伸びてくるものもある。

   落ち葉の下に緑の葉は隠れているのである。


   
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   オオミスミソウは咲きだすのが早い。

   雪が解ければすぐに咲く。

   だから佐渡ではオオミスミソウのことを、ツチマンサク(土満作)とか

   ジザクラバナ(地桜花)と呼ぶ。


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   キンポウゲ科に属すオオミスミソウは、同属のミスミソウやスハマソウと比べると

   花弁状に見える萼片の色が、ともかく多彩である。

   神様のいたずらか、それとも気まぐれか

   花びらの色だけではなく、雄しべの葯の色なども含め

   ともかく同じものがない。

   中には色変わりが、同じ株の中に咲いているものもある。


   
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   ともかくその多彩ぶりを、じっくりとご覧ください。


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   こんなふうに、撮っても撮ってもきりがないのです。

   これらの花がどんなふうに咲いているかというと

   オオミスミソウだけが咲いているわけではなく

   カタクリと混生していたり、ミヤマカタバミやエンレイソウと一緒だったり

   ともかく花の道となるのです。


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   上の画像、是非クリックして見てくださいね。

   ともかく佐渡のオオミスミソウは

   海辺の雑木林の下から

   佐渡の最高峰の金北山やドンデン山の頂上まで

   雪解けを追って、麓から山の上まで咲き登るのです。

   ですから3月の末から、5月の中旬にかけて

   必ずどこかに咲いています。


   
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   上の画像をクリックして見てください。

   場所によってはこのような密度で、咲き続いているのですよ。

   今から30年ほど前なら、このような場所が普通にありました。

   ですが最近では、度重なる盗掘によって

   上の画像のような場所は少なくなりました。

   撮影した場所は、私が勝手に天国ロードと呼んでいる秘密の場所です。


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   佐渡のオオミスミソウのことになると

   書いても書いても、書き足りない気もします。

   見せたい写真がまだ山ほどあるのですよ。

   ですが、本当にきりがないので、

   もうこの辺で止めますね。あはは


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   佐渡の春の花はオオミスミソウだけではありません。

   カタクリもミズバショウもオオヤマザクラも

   数え上げればきりがないほど、あまたの花が咲いています。

   それらは次回に、ということで。

   いま午前2時を過ぎました。じつは今日これから北海道に飛びます。

   生徒たちとの約束なので、とりあえず佐渡の第1弾です。


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   次回につづく  予定です。

   桜前線が北海道にも到達したそうです。

   ちょっと慌ただしい日程ですが、それでは行ってきます。

   画像はすべてケイタイでの撮影ですが、クリックすると大きくなります。

   寝過ごさないように気を付けないと、あはは。

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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
みかんさんおはようございます〜。

佐渡の花の旅・・・ありがとうございました。
特に2日目のドンデン山は行かなければ後悔する。
(本当そうですね!!)
4/1、あと二人のお仲間にも言われたんです!!
あれだけの花を見たのはナマクワランド以来(爆)です。

全く自分の撮った写真物足りないです!!
花が生き生きしてるんですよね!!

本当にありがとうございました。

『レッドデータプランツ』24日カルチャーへ行って
受け取りました。

小笠原父島(2013.4月)保護地域で見て来た花も
かなりあげられていて現地ガイドさんが
教えてくれたことを思い出しました。
ムニンノボタンとアサヒエビネは時期も早く
まだ咲いてなかったですが。
母島(2015.3月)ではホシツルランを囲っていたので
これは何だろうと思っているとこうやって
保護して育てているということでした。

母島はいいですね!!
次回は(行くとすれば)母島だけに滞在したいと考えています〜。

ありがとうございました!!
ぐーま
2015/04/26 06:05
ミーヤキャットみたい、この水芭蕉!
「いってらっしゃーい」って見送りしているのかしら。。
ケイ
2015/04/26 18:08
みかんさんこんばんは 

佐渡のオオミスミソウ、凄いよ と、聞いてはいましたが、おかげさまでしっかり見せていただきました。一度は行ってみたいリストに入れておきます。
よく見れば、イチゲの仲間の葉、イワウチワの葉らしきもの、想像するだけで楽しいです。

先日、日光に行ってきました。奥日光はまだ超早春、サクラもまだ開花してなかったりして。いろは坂でアカヤシオが見頃でした。
ちゅうちゃん
2015/04/26 19:03
もう,パソコン越しに見ていても,見ても見ても見飽きない,オオミスミソウです。
もっと見たい,と思ってしまいます。
枯れ葉の中から顔を出す植物達,そこにあってこそ,美しいのだと思います。
はるこ
2015/04/27 11:43
こんばんは〜

佐渡の春は本当に素晴らしいですね
先生が40年間も通い詰めるほどの場所ですね
オオミスミソウが本当に沢山咲いてて羨ましいですね
生徒さん達も、あれもこれもと目移りしてしまい足が止まったことでしょうね
前に進まないで、先生も困ったのではないですか(笑)
いっしい
2015/04/27 22:30
こんなにもすばらしいところがあるのですね。こちらでは春の花は落ち着きつつあるのですが、まだまだ早春の花が見られる佐渡には、一度行ってみたくなりました。花たちにとっては楽園の島なのかもしれませんね。(^^;)
風月螢
2015/04/28 08:23
ぐーまさん おはようございます。
佐渡の番外、少しは楽しめましたか。もう少し天候の回復が早ければ、同じ道がさらに花だらけになるのですよ。
ですが、オオミスミソウの咲く片鱗は楽しんでもらえたかな、と思っています。
行かなければ後悔するよ、なんて誘っただけに、ユブに到達するまではヒヤヒヤだったのですよ。毎日が3日目くらいの晴天だと文句がなかったのですが。あはは
一通りのものは見せられたと思っています。
さて、来年はどこにしましょうかね。
みかん
2015/04/29 08:26
ケイさん おはようございます。
いっせいに立ち上がってキョロキョロするミーヤキャットに、なんとなくイメージが重なりますねこのミズバショウ。佐渡には結構ミズバショウの自生地があります。
みかん
2015/04/29 08:29
ちゅうちゃんさん おはようございます。
佐渡にイワウチワはありませんが、アズマイチゲやキクザキイチゲはどっさりとあります。特にキクザキイチゲは白の他に濃い紫色のものがあり、みかんはこのキクザキイチゲを見るのも楽しみにしています。
次回に登場させる予定です。
みかん
2015/04/29 08:33
はるこさん おはようございます。
そこにあってこそ美しい、まさに的を得た言葉だと思います。
植物たちは人間に花を見せるために咲くわけではないのですから、人間はおすそ分け、の気持ちも大切だと思っています。
みかん
2015/04/29 08:38
いっしいさん おはようございます。
佐渡は例年になく残雪が多く、雨の後と雪解け水が重なって、度重なる渡渉。生徒たちはビックリしたと思います。それもいい経験かと。
一人の落伍者もなく、全員が登りましたよ。のんびり、のんびりでしたけど。
平均年齢は高かったけど、みんな頑張り屋さんです。
みかん
2015/04/29 08:44
風月螢さん おはようございます。
佐渡は花の島であることを、世間に公表したことを悔やんだ時期がありました。
盗掘が一時はひどかったからです。新聞や雑誌、図鑑類に佐渡の花を随分と載せました。カメラマン仲間にも宣伝し、特に植物写真家は私の影響で多くの人が佐渡を訪れ、素晴らしい作品を発表しています。読者の中には撮影日時と全く同じ日に佐渡を訪ねる人まで現れて、困惑したこともありました。
でも、いずれは花の島として誰かが紹介していただろうと思います。最近はマナーも徹底してきたようで、少しは安心しているのですが。
みかん
2015/04/29 08:55
噂に聞くドンデン山、いつか行ってみたいです。オオミスミソウは、佐渡を望む角田山で堪能したことはあります。八ヶ岳山麓の我が家の周囲には、アズマイチゲはたくさんあるのに、キクザキイチゲは見たことがありません(探し方が足りないのかもしれませんが)。
Iris
2015/05/01 23:35
Irisさん おはようございます。
九州から帰ってきたばかりです。連休中はどこも混雑するので普通は動かないのですが、今回はどうしても撮っておきたい花があり、慌ただしく出かけてきました。今日からは来年のカレンダーの写真選びです。
キクザキイチゲは白馬村あたりならいくらでもあるのに、不思議ですね。佐渡には両方があります。次回に載せられるかな?
みかん
2015/05/03 08:55

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