みかんの花日記

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zoom RSS エゾエンゴサク   Corydalis fumariifolia ssp.azurea

<<   作成日時 : 2013/05/31 15:00   >>

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どうにも多忙で、パソコンの前にじっくり座っていられない。

今日はこれから東京

明日あさっては福島県で植物地理分類学会

3日からは宮城、秋田などで撮影

ともかくスケジュールに追われています。

毎日の皆さんの訪問がプレッシャーになってます。あはは

一応約束なのでエゾエンゴサクをざっと

流し、でごめんなさい。




   画像画像
























   まるでヒマラヤの青いケシを思わせるような、北海道のエゾエンゴサクには

   毎年会いたいと思う。

   本州にもエゾエンゴサクはあるが、北海道のような

   鮮やかな青い色のものはない。

   北海道のものと本州のものは別物ではないか、という考え方もある。




   
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   雪解けが遅くても、早くても、この頃なら大丈夫のはず、と今までの例から

   5月11日〜13日を予定して、早くから飛行機のチケットを手配していた。

   ところが今年は異様に雪解けが遅く

   5月に入ってからも札幌は雪が降った。

   11日札幌は寒々としていて、桜もまだ咲いていなかった。

   いまだにフキノトウの季節だったのである。




   
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   定山渓のいつもの場所は、例年だと

   エゾエンゴサクの青い海で、その中にカタクリの花が混じって

   まさに楽園のような風景を作り出すのだが

   例年になく雪解けの遅かった今年は

   上の画像のように、フキノトウの天下だった。

   かろうじてエゾエンゴサクが咲き出していた。




   
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   翌日、より暖かい道南にエゾアオイスミレの群落を見に行くつもりだったが

   急遽行き先を変更して、高速道路を飛ばし旭川へと向かった。

   気温はぐんぐん下がり、雪が深くなってくる。

   本当に花が咲いているのか、と気になる。

   天気が良くて、気温が上がればカタクリも咲き

   ブルーとピンクの取り合わせが見事になるのだが

   何時間待っても気温は上がらず

   ついにカタクリは開くことがなかった。

   ただエゾエンゴサクのブルーだけは存分に堪能できた。




   
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   エゾエンゴサクの花の色はブルーだが

   青空のようなブルーから、赤紫、白、と多彩な色のグラデーションがある。

   それらの色の違いを見るのも楽しいのである。

   根には小指の頭ほどの球根があるが、この球根も本州のものと較べると

   はるかに大きいのが北海道のエゾエンゴサクの特徴である。

   今回見た、色のバリエーションをいくつかお目に掛けよう。




   
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   フルー系の花が咲くものには

   必ず白花がある。と言っても過言ではない。

   画像のような純白のものも、群生地では割と良く見かける。




   
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   赤紫色のものは、どちらかというと本州のものの色に近いが

   北海道のものは、花のひとつひとつが大きいので

   見ごたえがあるのである。




   
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   親しい仲間には、現地から毎日メールを送っているが

   仲間から評判が良かったのが上の画像である。

   このようなタイプは、私もはじめて見た。

   園芸屋さんなら、目の色が変わりそうである。

   ともあれ3日目には明るい日差しもあって

   やっとカタクリも花を開いてくれた。




   
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   当初考えていたような絵柄にはならなかったが

   春の息吹だけは充分感じ取ることができた。

   帰り道では思わぬ大群落も発見して

   やはり北海道の春はスゴイと

   改めて感じた次第である。




   
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   今回はいつものケイタイカメラに加えて、本業用のデジカメ画像も多用しました。

   大きな画面で、たっぷりと臨場感を楽しんでください。

   画像の無断使用を厳禁します。

   撮影は2013年5月11日〜13日

   北海道札幌市定山渓温泉周辺
   北海道旭川市郊外 で撮影しました。

   最新情報を提供してくれた、梅沢 俊さんに感謝します。

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コメント(9件)

内 容 ニックネーム/日時
プレッシャーを与えてしまった一人で申し訳ありません。
まだまだヒンヤリ感の残る北海道の春、堪能させていただき感激しています。
それにしても、自然の色の現れ方って不思議ですね。
どうしたらこんなにもさまざまな色が生まれるのかしら? 花びらの中の気泡、シアン系とマゼンタ系の色素の割合、春が嬉しくて色々調合して楽しんだのでしょうね。北海道の自然の神様が・・・
なぜか、昔、母が持っていた紫とブルーの不思議な地模様に白い梅の花をあしらった着物、子供ながらに不思議な色で大好きだったことを思い出してしまいました(淡〜い記憶です)
ケイ
2013/06/01 12:14
毎日、過密スケジュールの中、記事にしてくださり、ありがとうございます〜♪
北海道へ行けても、自分が出会える確率は、ゼロに近い花です!!
たくさん見せていただき、感激しましたぁ〜☆(*^。^*)☆
リサ・ママ
2013/06/01 17:52
ん〜〜〜なんか仕事でお世話になっている、日本塗料工業会の色見本帳を見ているような感じ(笑)
Tatsuya@能登
2013/06/01 21:29
こんな空色の花は、他になかなか見ない色ですね。ヤマエンゴサクも青からピンクから、いろいろ色がありますが、もっと、ダイナミックで見事でしょうね。
ところで、私の写真仲間の人で、北海道にエゾリスを撮りに行く人がいて、カタクリやエゾエンゴサクの中にいるエゾリスの写真をよく撮るのですが、エゾリスは見ませんでしたか?
もっとも、写真に撮られるエゾリスは、餌付けされているそうなので、自然にはなかなか見られないと思いますが。
ほととぎ
2013/06/01 23:22
何度見ても(みかんさんの写真でだけ,ですが)美しい色合いに時間を忘れます。
北海道はやはり素晴らしい。
はるこ
2013/06/02 14:30
エゾエンゴサクのブルーは、いつ見ても綺麗です!
見慣れた色合いの赤紫色の個体と較べると、エゾエンゴサクの青さがよくわかります。
白花や白花で先端がブルーの個体は、またインパクトありますね〜!
まるで森の妖精といった風情です。
カタクリとの競演はお馴染みになりつつありますが、フキノトウと咲き競うというのが新鮮でした。(^^
nekoppana
2013/06/02 22:05
こんばんは〜

何時も素晴らしい画像をありがとうございます
エゾエンゴサク、本当に綺麗な青い色をしているのですね
青いケシの花は写真でしか見たことがありませんが
本当に同じような色をしていますね
また色の変化も色々とあるようで、見ているだけで楽しいですね
花の大きさも大きいのですか、群生が本当に見ごたえありますね
やっぱりみかんさんですね、最後にはお天気も良くなってカタクリの花も開いてくれるなんて〜
いっしい
2013/06/02 22:17
東北から帰ってきました。福島大学の標本庫で色々な標本を調べて、随分参考になりました。学会の後、宮城、岩手、秋田と巡ってきましたが、晴れ男の威力はいかんなく発揮して、雪焼けで真っ黒です。それにしても今年は雪が多かった。いずれその一部を。

さて、遅くなりましたがまとめコメントで失礼します。

ケイさん いつもありがとうございます。コメントいただける方は大歓迎です。何も書かなくても毎日500件以上のアクセスがあるので、忙しくて何もアップしていないと、見に来てくれる方に申し訳ない気持ちになって、それが逆にプレッシャーになっています。ブログはお遊びだし、お金をいただいているわけでもないので、定期的に書く必要もないのですが、その辺が小心者のみかんは割り切れないので、悩んでしまいます。あはは

リサ・ママさん エゾエンゴサクは季節に北海道を訪れれば、誰でも見ることができるごく普通の植物です。ただ一面青い海のような大群落となると、ポイントを知っていないと無理かも知れません。

Tatsuya@能登さん まさに色見本帳そのものですね。私は印刷関係の色見本帳を使っていますが、新緑の色も花の色も、実に微妙な様々な色があることを実感します。

ほととぎさん みかんは山の中ばかり歩いていますから、良く動物にも出会いますよ。ヒグマをはじめ、キタキツネ、エゾオコジョ、ナキウサギ・・・・もちろんエゾリスにも何度も出会っています。ですが、ほとんどが樹上で、地面に降りている場面に遭遇したことはありません。写真を撮るために餌付けをする人がいることも知っていますが、そういった行為に、私は反対の立場です。

みかん
2013/06/06 08:27
はるこさん 私の写真なんかで満足しないでください。やはり自分の目で見るに限ります。北海道の自然は、私の写真など足元にも及ばない素晴らしいものがあります。是非一度訪れることを薦めます。このブログはそのきっかけになればと思います。決して北海道の観光の回し者ではないのですが、あはは

nekoppanaさん フキノトウとエゾエンゴサクの取り合わせが新鮮、との感想が嬉しかったです。頭からカタクリとエゾエンゴサクと決めてかかっていたので、頭を一発殴られた気がしました。改めて一期一会という言葉をかみしめています。

いっしいさん 晴れ男の威力、北海道では今ひとつバワーが弱かったようです。あはは それでも予報よりは良かったのですが。定山渓温泉に2泊したので、雨なら温泉三昧と考えていたのですが、たとえ雨でも、きっとゴソゴソと出かけていたでしょうね。ジッとしていられないたちですから、あはは

いつもコメントをいただく皆さん、ありがとうございました。
みかん
2013/06/06 08:51

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エゾエンゴサク   Corydalis fumariifolia ssp.azurea みかんの花日記/BIGLOBEウェブリブログ
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