みかんの花日記

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<<   作成日時 : 2013/05/10 12:36   >>

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   4月28日に家を出て、5月の6日まで

   少し長い撮影の旅に出た。

   ゴールデンウィークの期間中はどこも混雑するので

   普通は出かけないのだが

   今回は友人の誘いもあったので

   ひょこひょこと出かけてきた。

   菅平の友人の別荘をベースにして

   毎日のように、あちこち出かけて撮影してきた。

   ケイタイの画像だけでも莫大な枚数を撮っているので

   その中から印象に残った日を取り上げてみた。




   
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   オオヤマザクラは数ある日本の野生の桜の中でも

   私の大好きに桜である。

   少し色の濃い花が残雪の雪山を背景に咲く姿は

   私のイメージする5月の風景である。

   そんな風景が割と簡単に見られるのが北アルプスの山麓

   長野県の白馬村である。




   
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   訪れたのは5月2日

   オオヤマザクラはあちこちで咲いていたが

   1日中晴天というわけではなく

   青空と残雪と桜という組み合わせは、今回は無理だった。

   それでも青空になるのを待って

   爛漫と咲くオオヤマザクラは随所で楽しむことができた。




   
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   ミズバショウの白い部分は、葉が変化してできた苞(ほう)だが
   
   この花びらのように見える白い部分は

   霜に遭うと茶色く汚れたように変わってしまう。

   今頃の遅霜は、たった一夜にして白いミズバショウを無残な姿に変えてしまう。

   だが、雪が解けて地面から伸びだしてきたばかりの苞は

   陽があたると輝くような白さで

   見る者を魅了する。




   
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   そんな新鮮なミズバショウが見たくて

   ある湿原を訪れた。

   林の中に群生して咲くミズバショウは見事で

   誰もが木道のあるその湿原に向かうが

   私が向かったのはその反対側

   道路のすぐ脇で、雪が解けた場所には

   観光客が捨てたゴミが散乱するような所だった。

   アキ缶を拾ったり、菓子袋を片付けたりしてから

   黒く汚れた残雪をバックに

   目覚めたばかりの新鮮な花に向かう。

   上に掲げた数枚の画像は、いずれもこんな場所で撮影しているのである。




   
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   ミズバショウが咲く場所には

   たいていどこでもセットのようにして咲いている花がある。

   リュウキンカ、ザゼンソウ、ショウジョウバカマなどである。

   水が流れているような湿った環境を好む植物達である。

   わずかだか、この場所も

   そんな例外ではなかった。




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   わかるでしょうか

   手前にリュウキンカ、その奥にザゼンソウ、

   右手にはミズバショウが咲いています。

   このさらに右手は水田が広がっています。

   山間部の湿地をうまく利用して

   そこを開墾して水田を作ったのです。

   花にもう少し近づいてみますね。




   
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   ここには数株しかありませんでしたが

   尾瀬や戸隠などでは一面に広がって

   黄色の絨毯のように見える、あの花です。

   広い面積があれば、どんどんと広がって群生するのです。




   
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   ミズバショウほど数は多くはありませんでしたが

   ザゼンソウも結構な数が咲いていました。

   チョコレート色の仏炎苞に包まれて咲く花は

   構造としてはミズバショウと全く同じなのですが

   ミズバショウほど目立ちません。

   どうしても脇役のようです。

   ミズバショウが良い香りを漂わすのに対して

   悪臭があるので、そんな面でも損をしているかも知れません。




   
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   ともあれ、水田脇の水路で

   膝小僧を濡らしながら、

   しばし花たちの競演を楽しみました。

   その後、木道が整備され、保護されているミズバショウの群生地を歩きました。

   生まれたての新鮮なミズバショウを見てきた目には

   今ひとつ物足りなく感じてしまいました。

   下の画像がその群生地と入り口付近に咲いていたショウジヨウバカマです。




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   午後も2時をすぎると、太陽はすっかり翳ってしまい

   まるで冬のような寒さになってきた。

   三脚を持つ手が冷たい。

   せっかくここまでやってきたのだから、ということで

   帰りは姫川源流と親海湿原に寄ることにした。

   親海湿原はミツガシワのつぼみは無数に持ち上がっているものの

   咲いている花は何もなかった。

   ただ湿原の周りにはスミレ類が多く

   タチツボスミレ、ヒカゲスミレ、オオタチツボスミレ、エイザンスミレ、ニョイスミレ

   などが咲いていた。

   カタクリはこれからが本番、と言わんばかりに

   多くのつぼみが持ち上がっていた。




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   姫川源流では、清流の中に早くも咲き出したバイカモの数輪をはじめ

   カタクリ、キクザキイチゲ、ヤマエンゴサク、ワサビ、ニッコウネコノメなどがあったが

   カタクリやキクザキイチゲなどは、まだ3時過ぎだというのに、すでに花を閉じていた。

   もっと早い時間に来てよ、と言われているような気がした。




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   次回、キクザキイチゲの咲く上越へ、ご案内の予定です。

   撮影はすべて携帯電話についているカメラで撮っています。

   クリックすると少し大きな画面になります。



   明日からまた北海道に撮影に行きます。

   予報は悪いのですが、さて晴れ男、吉と出るか凶と出るか。乞うご期待。

   それよか、数日前まで雪が降って積雪もあったという北海道

   まだカタクリも咲いていないとか、せめてエゾエンゴサクのスカイブルーの海だけは見たいけど

   無理だったら温泉三昧してきます。

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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
みかんさんは何回も春を味わえるのですね。
私は事情あってカタクリの花1輪さえも見られませんでした。やっと見に行ったときにはくたびれた葉とにょきっと立った果実だけ。
エゾエンゴサクのスカイブルー見られるといいですね。
整備された林に咲く花もいいですが、誰にも気兼ねすることなくすぐそばで堪能できる場所があったら、なお素敵ですね。
みかんさんだったらいろいろな場所をご存知なので楽しみにしています。
お気をつけて!
ケイ
2013/05/10 14:23
昨日、ある方の記事で北海道のエゾエンゴサクの群生を紹介されていました。
場所によって既に大群生が出来ているようですね。
昨年見せていただいた画像のエゾエンゴサクが忘れられません。
(^o^)/ 温水便座を移転取り付けしたので腰が痛い
アライグマ
2013/05/10 18:05
ケイさん 今晩は。
平地のカタクリはもう終わっていますが、東北や北海道ではこれからが季節です。先ほど札幌の友人と電話で話したら、真駒内でやっとカタクリが咲き出したけど、桜はまだ咲いていないと言っていました。定山渓はまだ雪ノ下のようです。雪解けが早くても遅くても今頃ならと、1ヶ月も前に飛行機のチケットを予約し、宿も取ってしまったので、とりあえず出かけてきます。報告はいずれまた。
みかん
2013/05/10 23:10
アライグマさん 今晩は。
今年の北海道はまだ雪が多く残っているようです。昨年一昨年と同じ所に出かけて、あまりにも見事な群落を見ているので、3匹目のドジョウを狙ったのですが、今年はあまりにも花期が遅れすぎているようです。道南まで足を延ばさないと花は見られないかも。歩けば何かに出会えるはず、ともかく行ってきます。さてと、支度じゃ。
みかん
2013/05/10 23:17
ミズバショウの苞の先が茶色くなるのは、霜のせいなのですね。家の周りにもミズバショウは少しですがあります。初めて見た当地の水芭蕉は、花も小さく苞の先が茶色くなっていて(寒さのためと推測していましたが)、遠くなった記憶の尾瀬の水芭蕉を思い浮かべて、不遜ながら、がっかりしたのでした。ことしは寒さが厳しかったのですね。開花直前だった我が家のハクモクレンも一夜にして茶色になってしまったのでした。
エゾエンゴサクの群生地はぜひ行ってみたい風景です。ご報告を楽しみにしています。
Iris
2013/05/11 16:46
今月の一枚で見てみたいですね
デジタル版ミノックスでは感動も豆粒
観音
2013/05/11 22:11
みかんさん、こんばんは。
ミズバショウ、リュウキンカ、ショウジョウバカマ、カタクリと雪国らしい春の姿を楽しみました。
私も雪の降るエリアへ出かけてきて、トクワカソウ、オオイワカガミ、オオバキスミレとそれぞれ咲き乱れる群落に出会うことができました。
それにしても雪国の春は華やかですよね〜。
山を歩いていていも、見事な群落があるごとに立ち止まってしまうので、全然先へ進めませんでした。
地元の人たちは見慣れているのか、ズンズン先へ歩いて行ってしまうのですが・・・
ついこの前まで雪が降っているニュースを見ましたが、北海道の花も楽しみにしています。
nekoppana
2013/05/11 22:28
Irisさん 今晩は。
寒い北海道から帰ってきました。花は例年より10日から15日ほど遅れています。札幌ではまだサクラが咲いていませんでした。
毎日のように散歩を楽しまれているようですね。散策路のニリンソウやホソバノアマナ、環境に恵まれているのですから、どんどん作品を発表してください。ハクモクレンで思い出しました。札幌近郊でやっとコブシが咲き出した所でした。
みかん
2013/05/15 18:37
観音さん こちらはプロですから、お金さえ出していただければ、感動など山ほど差し上げますよ。
みかん
2013/05/15 18:40
nekoppanaさん 今晩は。
相変わらずあちこち出歩いているようですね。特に雪国の春はいいですね。それこそ足の踏み場がないほどの花々の群生。春になるとどうしても雪解けの北国に出かけたくなります。
北海道は例年にないほどの大雪でした。旭川では山では雪でしたよ。これからが春の花が洪水になりそうです。予定していた場所はまだ残雪が多く、フキノトウの世界でした。
みかん
2013/05/15 18:48
みかんさん、おはようございます。

空の色を写した水田に咲く真っ白なミズバショウ、その傍らにはリョウキンカやザゼンソウ・・・・こちらでは見ることの叶わぬ情景は私には憧れです。
雪国の春はふつふつとした生命力を感じますね。
ぴりりとした清涼感があります。
さなえ(花の庵)
2013/05/16 07:35
さなえさん おはようございます。
このところ多忙な日々が続いています。体調が季節の変化についていけないほどです。雪の日の翌日は真夏日の中にいたりするので、ちとしんどい。そちらは春は一段落しましたか? 5月の後半はスイスが中止になったので、いきなり時間ができました。季節の変化を考えながら、さてどこに行こうか思案しています。三度の春もいいな、などと考えています。
みかん
2013/05/16 10:23

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