みかんの花日記

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zoom RSS ハナツリフネソウ  Impatiens balfourii

<<   作成日時 : 2011/10/04 06:30   >>

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   イチロー選手ほどの優れた動体視力はないが、こと花に関してだけなら

   かなりの動体視力がある。

   今回の北海道では、どこかで出会う予感がしていた。

   そう、画像のハナツリフネソウである。

   2009年8月30日の当ブログで、オニツリフネソウを取り上げた。

   日本に帰化しているツリフネソウの仲間である。

   画像のハナツリフネソウも帰化植物である。




   
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   原産地は西ヒマラヤである。

   日本では1998年に札幌市ではじめて帰化が報告されている。

   戦後、植物園などで栽培されたほか、園芸家が庭に植えて

   観賞用に供されてもいたらしい。

   ご覧の通りの美しい花である。

   最初は鑑賞のための栽培であったらしい。




   
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   それがいつ頃から野に逃げ出したのか

   帰化植物は誰に知られることもなくジワジワと分布を広げたり

   ある年に突然に、というように唐突だったり

   様々な現れかたをする。

   数年で死に絶えてしまうものもあれば

   しぶとく生き延びるものもある。

   帰化植物は時代を写す鏡でもある。




   
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   出会いは突然で、そしてあっけなかった。

   小樽の賑やかな街中を走っている時

   視界の中にピンクの花が飛び込んできた。

   そこは車を停車できるような場所ではなかった。

   「あっハナツリフネソウだ」と、とっさにそう判断したが

   まだ実物を見たことがない花である。今ひとつ確信が持てないでいた。

   賑やかな街中の一角に開けた、小さな斜面の草地だった。

   ここに咲いているなら、きっとどこかで見られるはずだ、そう信じて疑わなかった。




   
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   その日は小樽駅に程近い和風の旅館に泊まった。

   翌日、宿を出発して数百メートルも走らないうちに

   道路脇の古びた建物の脇に咲いていたのである。

   エッこんな所に、というような場所だった。

   早速車を停めて、この日、最初の撮影となったのである。

   花が美しいので、今後は人の手によって

   各地に広まって行きそうな気配を感じている。












   撮影は2011年9月19日 北海道小樽市で

   画像はクリックすると大きくなります。

   撮影はすべて携帯電話についているカメラで撮っています。




   




   




   

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コメント(26件)

内 容 ニックネーム/日時
美しい花をご案内いただきありがとうございました。
目黒のおじいちゃん
2011/10/04 08:43
目黒のおじいちゃんさん お久し振りです。
みかんも今年になって初めて見ることができた帰化植物です。なかなか美しいピンクの花でした。
みかん
2011/10/04 13:56
きっと自生地で見ると印象も違ってくるのでしょうけど,園芸植物バリバリのオーラが感じられます。
20年ほど前に本州北部でコウリンタンポポを見た時,やはり同じオーラを感じました。
その時点ですでに北海道でコウリンタンポポはかなり広まっていて,日本の北部からの帰化植物に種(しゅ)ごとの適正を感じたり。
はるこ
2011/10/04 14:38
みかんさんは、なんて羨ましい生活?仕事をされているのでしょう。植物好きな私にはたまりません。ハナツリフネソウ、花の形といい、マゼンタのグラデーションといい綺麗です。なぜかマゼンタ系の色に引かれる私です。これからもいろいろ教えてください。
ちゅうちゃん
2011/10/04 17:21
はるこさん 今晩は。
やはり故郷がヒマラヤのせいでしょうか。北海道から広がる帰化植物は寒い地方に分布の中心があるものが多いようですね。家に帰ってから平凡社の帰化植物図鑑を開いてみたら、友人の梅沢 俊さんが2000年9月15日に札幌で撮影したものでした。
みかん
2011/10/04 17:31
ちゅうちゃんさん 今晩は。
みかんは植物写真家ですから、花を写すのが仕事です。貧乏写真家なので、やりくりしながら日本中を歩いています。はたで見るほど楽な仕事ではないのですよ。唯一の救いは、好きな花といられることですかね。
ところで、ちゅうちゃんさんはオオウバユリにコメントいただいた方かな?植え替えは済ませましたか。
みかん
2011/10/04 17:42
今晩は▼-ω-▼
σ(^^;)も以前近所の民家のプランターに咲いていたものを見かけてブログに載せたことがあった奴ですね。この記事を見てその民家を覗いてみましたが如何やら無事絶滅したようです。
ところでつまらん事を2つほど
「動体視力」が「どうだい視力」と花を見つける力を見せる、みかんさんを思い浮かべた。
もう1つ
>やはり故郷がヒマラヤのせいでしょうか。
と、ここまで読んで何時から、みかんさんの故郷はヒマラヤにと・・・・
▼-ω-▼勘違いをしたアライグマでした。
がっはっはーーー
アライグマ
2011/10/04 19:32
アライグマさん 今晩は。
そうです以前にアライグマさんがブログに載せていたツリフネソウです。やはり実物を見ているとすぐにわかるものなのですね。確かに花は庭に植えたくなるような美しい色をしてました。
花に関しては「どうだい視力」はイチロー並み、だと思います。あはは。
何しろそれが飯の種ですから。
みかん
2011/10/04 23:04
 ハナツリフネソウ、これが帰化植物でなかったら
そして九州にあったらぜひ見たいと思うような花

ハガクレツリフネのような色合いが好きです。
風太
2011/10/05 05:54
上品な感じの花ですね。
北海道に帰化ですか。
本州では栽培されなかったんですかね。
上品な感じの花ですね。
やまそだち
2011/10/05 11:04
なんと記憶力のある、みかんさん
オオウバユリの植替え終りました。教えていただいたように腐葉土を多めに入れました。植物好きな人にとって1年なんてすぐ経っちゃう。来年の発芽が楽しみです。
ちゅうちゃん
2011/10/05 12:00
風太さん こんにちは。
ハガクレツリフネよりもっと鮮やかな色をしていました。確かに綺麗なのですが帰化植物ですから、あんまりはびこって欲しくないですね。日本にはあと1種、アカボシツリフネソウというのが帰化しています。千葉県で自生が見られるようですが、みかんはまだ見ていません。
みかん
2011/10/05 15:18
やまそだちさん こんにちは。
本州でも栽培はされていますから、どこかに逃げ出して野生化している可能性は充分にあると思います。どちらかと言うと日本人好みの色ですから、オオイヌノフグリのように、自然に認知される日が来るかも知れませんね。
みかん
2011/10/05 15:22
ちゅうちゃんさん こんにちは。
やはりそうでしたか。オオウバユリの種を蒔く人はほとんどいないと思いますから、あはは。それよりもしっかりと観察されていることの方が驚きでした。チュウちゃんさんとは、ずっと親しい友達でいられそうです。
みかん
2011/10/05 15:36
みかんさんおはようございます。
いつもきれいなお花と詳しい解説を楽しく見せていただきありがとうございます。
きょうの「ハナツリフネ」を拝見して
あっ、私も北海道で見たゎと昔の写真を引っぱり出しましたら
2004年9月でした、広がり始めた頃だったようです。
noriko福岡
2011/10/06 08:01
noriko福岡さん はじめまして
ようこそお越しくださいました。歓迎します。
2004年に見ていましたか、早いですね。みかんは今年になってやっと見ることができました。かつてのコウリンタンポポがそうであったように、花が美しいので、人の手によって分布が広がるような気がしています。
みかん
2011/10/06 09:36
みかんさん嬉しいご返事ありがとうございます。
オオウバユリの球根は全部で約20個ありました。まだ先のこととは言え、千葉県で花が咲くのか気になります。
ところでお忙しいのに申し訳ありませんが解ったら教えてください。アサギリソウの項で2番目の写真、中央下部、白くて丸いポッチの付近にあるコケの名前、以前群馬県の方からいただいた馬酔木の根元についてきました。紅葉するお洒落ななコケだったので育てています。
ちゅうちゃん
2011/10/06 17:49
こんばんは。
ハナツリフネソウ、綺麗な花を咲かせていますね。
帰化植物とうかがい、驚いています。
白と淡いピンクの花はヒマラヤ原産だそうですね。
ヒマラヤで群生して咲いているのでしょうか・・。
綺麗な花に出会ってみたいです(笑)

2011/10/06 19:44
ちゅうちゃんさん おはようございます。
オオウバユリは20個もありましたか、咲いたら壮観ですね。今から楽しみですね。
さて、質問の件ですが、拡大して細かい所まで見ていますね。うふふ。あれはコケではなくシダです。コケのように見えますがシダなんです。エゾノヒモカズラという名前です。北海道だけに生える絶滅危惧植物です。群馬県から来たものなら、これとそっくりなヒモカズラだと思います。秋から冬にかけては赤から茶色になります。
みかん
2011/10/07 08:21
杏さん おはようございます。
東京周辺で見ることは難しいような気がします。もう少し冷涼な地域でないと、多分帰化はしないのではないかと思います。東京周辺で帰化していたなら、誰かが気がつき、あっという間に情報が伝わります。美しい花ですが、みかんは余り広がってほしくないと考えています。
みかん
2011/10/07 08:26
みかんさんヒモカズラありがとうございます。
育てているのに名前がわからないのはちっと悲しいですもの、これですっきりしました。
タイムリーに次々と季節の花が載るので次にいかなくちゃ。
ちゅうちゃん
2011/10/07 19:17
以前、キュウリクサの回り道(慶)を書いていたものです。今は別のところでやっています。この花かどうか写真がうまく撮れなかったものではっきりしないのですが、自分の覚えているツリフネソウがこれなんですが富士花鳥園の自然園で咲いていました。記事は→http://blog.goo.ne.jp/namonaihananoyouni/e/bbcc652226593a8c86aad4a795834f32です。富士山麓の涼しいところではありますが、2種類のツリフネソウが咲いていて、記事の下の方に載せたのですが、写真はクリックで大きくなり再クリックで拡大します。戻る時はバナーの戻るキーで戻ってください。もしもこれと同じだったら、凄いこと?ですか?園芸品をたくさん扱っているところなので、もしかしたら外にも植えたのかもしれないですが、林の中に群生していたんですが、崖に近いところで近寄ることが出来ず、ちゃんと写真が撮れず残念です。
よしこ
2011/10/10 22:56
ちゅうちゃんさん こんにちは。
お役に立ててよかったです。やはり名無しの権兵衛さんより、正しい名前で呼んであげたいですよね。
みかん
2011/10/11 16:02
よしこさん こんにちは。
ブログ拝見しました。間違いなくハナツリフネソウですね。
花が美しいために植えているところも多いので、おそらく栽培からの逸出だと思います。林の下などで、ある程度の湿り気があると群生します。富士花鳥園のもおそらくそんな状態のものではないかと思います。本当はあまり逃げ出して欲しくない植物なんですけどね。
どうぞまた遊びにきてください。コメントはいつでも大歓迎です。
みかん
2011/10/11 16:10
 ハナツリフネ、意外に私の周りでは見ません。ここら辺だと都市化が進み過ぎて、生育適地に出るまでのルートが無いのかもしれません。
 アカボシツリフネは昨年、江戸川で見ておりますが、今年は発生を見ませんでした。台風で流されたのかもしれませんが。こちらはかなり蔓延りそうなので嫌な感じです。
コージ
2011/10/17 22:19
コージさん 今晩は。
江戸川でアカボシツリフネソウですか。なんとなくわかるような気がします。またすぐに復活しそうですね。インパチエンスの繁殖力は普通ではありませんから、セイタカアワダチソウほどではないにしても、なんとなく末恐ろしい気がします。
みかん
2011/10/18 23:53

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