みかんの花日記

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zoom RSS ギリシア・クレタ島の花  Anemone coronaria

<<   作成日時 : 2011/05/02 12:07   >>

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   Anemone coronaria (アネモネ・コロナリア) は草原に咲く春の代表的な花である。

   日本で言えばタンポポのような存在だが、そうどこにでもあるものでもない。

   だが、自生地では大きな群落を作ることが多い。

   今年のヨーロッパは、どこでもアネモネが当たり年のようだ。

   クレタ島も例外ではなく、いつもの3倍くらいの群落の規模だった。

   群生地はベタ一面に咲き溢れていて

   「オオ〜ッ」と歓声があがるほどだった

   (クリックして見てね)


   
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   アネモネ・コロナリアには大きく分けて3つの色がある。

   赤、紫、ピンクである。

   それらがさらに細かな色のバリエーションに分かれていて

   同じ紫色でも微妙に色が違うのである。

   それらの変異を見て歩くのも楽しい。




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   アネモネは陽が射さないと花を開かない。

   折りしも晴天に恵まれたこの日、朝の太陽が昇るにしたがって

   花びらがどんどんと開いてゆく。

   群落地に到着した頃には、ようこそ、と言わんばかりに満面の笑みで出迎えてくれた。

   行けども行けども花

   歩けども歩けども花である。




   
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   真っ青な青空の中に、残雪の白い峰がまぶしい。

   アネモネ・コロナリアが群生する場所は、山の木を伐採して牧場として利用するような

   やや荒れた砂礫地や、野焼きをして牛を放牧させるような、なだらかな丘の斜面などに多い。

   人間の開墾の手が加わることによって、地下にある塊茎が分散し、より多くの面積に広がってゆく。

   まったく手付かずの自然ではなく、里山といった二次的な環境に多いのである。




   
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   陽が昇って、まだそれほど時間が経っていないせいもあって

   花びらが逆光に透けて見える。

   その色がなんとも言えず瑞々しい。

   まさに花の最盛期を迎えた、花たちがいちばん輝く時でもある。




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   あちらの株、こちらの株と写して歩くのだが、どれもこれも美人さん揃いで

   ともかくきりがない。

   今回のツアーの中でも、この場所は参加者にいちばん見せたかった場所なのである。

   「まだ居てもいいですかぁ〜」との声もかかり

   結局この場所で半日ほど過ごすことになったのである。

   ここにはアネモネの他にも、今回の旅のハイライトでもある野生のチューリップが

   信じられない規模で咲いているのである。




   
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   アネモネの花を撮るなら、午前中から午後の3時頃までがよい。

   それ以降は花は徐々に閉じてゆくので、朝のような元気がなくなる。

   この画面の花たちは、最も花が美しく見える午前10時から11時頃の撮影である。

   例年このあたりは群生する場所のひとつなのだが

   特に今年は素晴らしく、いつまでもたたずんでいたい場所だった。

   後ろ髪を引かれる思いで振り返ると

   アネモネ・コロナリアの集団が、春の歌を奏でながら

   我々を見送っていてくれるようだった。




   
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   画像はクリックすると大きくなります。

   クリックして大きな画面で群落を楽しんでくださいね。

   撮影は2011年4月9日 ギリシアのクレタ島で。

   画像はすべてケイタイカメラでの撮影です。








   

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コメント(24件)

内 容 ニックネーム/日時
 おおっ、初めての一番乗りです。
さすがGW常連の皆様はおでかけなんですね。
天気いいのに出そびれた私は家でのんびり過ごしています。

 アネモネの草原 画面見ただけで「うわぁ」おもわず歓声。

 >「まだ居てもいいですかぁ〜」との声もかかり・・・・
いつまでも見ていたいその気持ちよくわかります。

   次はどんな花を紹介してもらえるか待ち遠しいです。 

   あ、決して急かしているのではありません(笑)


風太
2011/05/02 15:40
はははっ
忙しい人を急かすのも・・・・ヽ(^o^)ノ
ヾ(--;)つんつん

しかし、矢張り自生している花は気持ち良いですねーーー
日本につれてこられて花屋で売られているのはσ(^^;)には・・・・・
あくまでσ(^^;)にはですが
爽やかで伸び伸び咲いている気がします。
(^▽^*)
アライグマ
2011/05/02 20:34
いいな!いいな!を、10回位繰り返してしまいました。
私も逢いに行きたいです。

久しぶりに書き込みさせていただきます。いつも読ませていただいてますが、他の方のように気の利いたコメントが浮かばなくて・・・
でも、今回は、アライグマさんと同じく、ヾ(--;)つんつん、したくて出てきました。
れい
2011/05/02 23:26
行けども行けども花 歩けども歩けども花・・・いいですね〜。
クリックする度に、「すご〜い!」「いいなあー」の連発です。逆光、透過光、美人さん揃いの花たちがいっそう引き立って見えますね。
やはり、次が楽しみです。
ケイ
2011/05/03 00:11
風太さん おはようございます。
ギリシアの報告書はやっと書き終わりましたが、これから来年のカレンダーの写真選びで、みかんもどこにも出かけられません。グスン
外国の花は、実物を見るに勝るものはありません。いつか一緒に行きましょうね。
みかん
2011/05/03 08:37
アライグマさん おはようございます。
このアネモネは、日本で花壇に植えられているものとほとんど同じです。花の大きさや草丈など。唯一違うのは自生しているということでしょうね。やはり自然の中で咲く姿には感動があります。
みかん
2011/05/03 08:41
れいさん おはようございます。
今回は少人数の旅でしたから、とりわけのんびりでした。私が講師を務める花の旅は、自然への負荷を軽減するために、いつも小人数で行きます。機会があれば是非れいさんも参加しませんか。写真を撮る時間はたっぷりありますよ。
みかん
2011/05/03 08:47
ケイさん おはようございます。
クレタ島は雨の少ない所ですが、それでも春先は雨に降られることもあります。今回は晴天に恵まれ、花も輝いていました。
アネモネはこれほど群生する花ではないと思うのですが、この場所は例外のようです。大事な花のポイントになっています。
みかん
2011/05/03 08:53
久々にコメントさせて頂きます。
アネモネの群生、驚きました。感動しました。
花壇で見かけるアネモネと違って、可憐で清楚な乙女達が片寄せあって語り合っている風情。
(年寄り感覚ですかネ・・・)
それを残雪の峰と青い空が優しく包み込む。
ギリシアのクレタ島も、今まで勝手に描いていた当地のイメージからかけ離れた意外な風景でした。
m
2011/05/03 18:22
みかんさん、こんばんは。
アネモネコロラリアの群生が素晴らしいですね。♪
別天地です。
いつまでも離れがたいことでしょう。
カラフルで生き生きとしていますね。

我が家のアネモネは八重でブルーとピンクが咲いていますが、プランターなので葉に元気がありません。
でも八重なので花は華やかです。(^^)
アザミの歌
2011/05/03 20:39
わ〜素晴らしい!!の言葉しか出て来ませんね

本当に行けども行けども、アネモネコロラリアの群生なんですね
「まだ居ても良いですか〜」も分かります
私なら「ずっと居ても良いですか〜」って言ってたかも(笑)
いっしい
2011/05/03 22:39
みかんさんと、このblogの読者の皆さんと御一緒に歩けたら最高でしょうね。
れい
2011/05/03 23:02
mさん おはようございます。
クレタ島は大きな島です。島の中に空港が2つもあるのですよ。はじめて訪れた人は2000メートル級の高山があることに先ずビックリするようです。島のイメージを抱いて渡ると、見事に覆されます。この島に住むドライバーに尋ねたら、島を隅から隅まで走ったら、1ヶ月は必要だろうと言ってました。
みかん
2011/05/04 09:29
アザミの歌さん おはようございます。
野生のアネモネ・コロナリアは一重だけです。やはり園芸種の八重のものと比べると清楚ですね。原種の素朴な良さがあるような気がしますが、それでも日本の野草と比べると派手かな、と思います。
でも、現地で見るとこの姿が自然に融け込んでいるのですね。
みかん
2011/05/04 09:34
いっしいさん おはようございます。
いつか風太さんも誘って一緒に行きましょうね。みかんがとっておきの場所をご案内しますよ。きっと動けなくなることと思います。今から準備しておいてくださいネ。
ギリシアの中でもクレタ島は特に花が多く、素敵なところです。秋も魅力がありますが、やはり春の方が種類は多いですね。
みかん
2011/05/04 09:40
れいさん おはようございます。
再度の書き込みありがとうございます。そんなことができたら最高でしょうね。
いつかは私個人のそんな企画も作ってみようかとは考えています。はじめて会った方でも共通の趣味を持っていると、アッという間に打ち解けますから、楽しい旅になるだろうと思います。なるべく早く実現させたいですね。
みかん
2011/05/04 09:47
ほんとに実現できたら最高ですね。
計画していただけるなら、お手伝いさせていただきます。できることがあれば、おっしゃってください。
れい
2011/05/04 13:18
アネモネは花壇の花とばかり思っていたazami*です(~~;
ギリシャ クレタ島の大自然の中に咲く花だったなんて驚きました。
本当に素晴らしいですね〜♪
azami*
2011/05/04 18:44
れいさん 今晩は。
たびたびありがとうございます。その節はぜひよろしくお願いします。
みかん
2011/05/04 22:36
azami*さん 今晩は。
このアネモネはクレタ島特産ではなく、ヨーロッパの草原では割と普通に見かける花です。
でも、ぽつんぽつんと咲いているのが普通で、これほどの群落というのは、クレタ島の中でもごく限られた場所だけだと思います。
みかん
2011/05/04 22:41
みかんさん、おはようございます。

先日より、雪の山を背景に咲き乱れるアネモネの群落。
アルプスの少女???ハイジになったような気分で見せていただいています。
我が家は白いアネモネがもう咲き終わりました。

>まだいていいですか?
を通り越して、ずっとここにいますと言いそうです(笑)

そこだけ春が来ないのかと思われたフイリスミレの小さな場所に、ようやく開花が始まりました。
さなえ(花の庵)
2011/05/06 05:47
さなえさん こんにちは。
この場所は、私も何度訪れても後ろ髪を引かれる場所なんですよ。
特に残雪の頃は、写真を写す者にとっては最高のロケーションです。じっくりと構えるさなえさんなら、1日いても飽きないでしょうね。

さなえさんも仲間に加わって、一緒に行きませんか。
みかん
2011/05/06 11:08
まず「アネモネ・コロナリア」と云う名前が、ステキですね♪
ギリシャ神話の女神たちの足元にも、咲いてた花でしょうね〜きっと(笑)
私の知ってるアネモネより、ずいぶんアッサリ、サッパリしていて、
これなら白雪の山の麓まで全部アネモネ・コロナリアだって飽きない!!(*^_^*)
あぁ〜、贅沢な一日、花びらを閉じた姿も見たい!!
などと思いが募りました(笑)

見れば、さなえさまは誘われているっ!!(爆)イイな〜〜〜o(*^▽^*)o~♪
リサ・ママ
2011/05/10 15:15
リサ・ママさん こんにちは。
みかんは分け隔てしませんよ。リサ・ママさんも一緒に行きますか。
ギリシアは花ももちろん素敵ですが、猫ちゃん達の天国のような国の気がします。野良ちゃん達がじつに屈託なくのんびりと過ごしています。特に港町近くでは、これ野良ちゃんなの、と思うほど人なつこいですよ。
猫の画像も何枚かあるのですが、それはまたどこかで。
みかん
2011/05/12 13:16

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