みかんの花日記

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zoom RSS キュウリグサ  その2

<<   作成日時 : 2011/04/01 11:43   >>

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   キュウリグサはとても小さな花である。

   花の直径は2ミリほど

   それでも多くの野草ファンがいることが前回のブログでわかった。

   特に女性にファンが多いようである。




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   ルーペで見なければ気がつかないような雑草然とした草に

   これほど多くの人が目に止めていることが嬉しかった。

   よく見れば、見るほどにその可愛さがわかってくる。

   キュウリグサは北海道から沖縄まで、どこの道端でも見ることができる雑草である。

   昭和天皇は、雑草という名前の草はない、と喝破された植物研究家でもあったが

   まだまだ雑草の一言で片付けてしまう人は多い。




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   上の画像は私が定期的に通っている田んぼの土手のキュウリグサだが

   田んぼの土手に限らず、キュウリグサはどこにでも生えてくる。

   アスファルトの割れ目やコンクリートの隙間、といった土などあるとも思えないような場所にまで

   ごく普通の顔して生えてくる。

   我が家はマンションの7階だが、プランターの中から種を蒔いたのでもないのに

   いつの間にか芽生えている。

   キュウリグサにはそんな強さもある。




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   キュウリグサを見に行くようになって何回目か

   上の2枚の画像は3月の20日の撮影である。

   このようにキュウリグサは成長も早い。

   3月のはじめには、まだ赤い葉のロゼットを広げていたのに

   あっという間に最盛期を迎える。

   この頃になると花茎も伸びるので、花序の先端がくるっと丸まって

   巻貝のようになる特徴も良くわかるようになる。




   
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   キュウリグサの花に良く似ているものにハナイバナがあるが

   ハナイバナは花序の先端がこのような巻貝状にはならない。

   花茎の先端がくるっと丸まっていれば、それはキュウリグサである。

   キュウリグサの特徴は花の中に黄色のリングがあり、花序が丸まることである。

   この2点に注意すればハナイバナと間違うことはない。




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   ところでキュウリグサの名前だが、語源は葉をもむとキュウリの匂いがすることに由来する。

   だが、いつでもキュウリの匂いがするわけではない。

   ロゼットが赤く色づいている冬の間は

   葉をもんでも青臭い匂いがするだけである。

   だが、花はこの頃からぽつぽつと咲き出す。

   花茎は伸びず、まだキュウリグサらしからぬ姿をしている。




   
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   陽射しが春めいて暖かくなってくると

   真っ赤に紅葉していたロゼットが盛んに光合成を行なうようになる。

   赤かった葉が、少しずつ緑色に変わってくる。

   花茎が伸び出してくる頃には、花茎についた葉も目立つようになってくる。

   花数が大きく増えて、ワスレナグサのような雰囲気に近くなると

   誰が見てもキュウリグサそのものの姿となる。

   すっかり緑色に変わった花の最盛期の葉ならば、もむとかすかにキュウリの匂いがする。

   先人の観察の鋭さを実感する時でもある。




   
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   キュウリグサ。

   どこにでも生えている雑草の代表。

   ムラサキ科キュウリグサ属

   1度気にすると、どんどん花が見えてくる。

   小さいけれど、良く見るときっと誰もがその花の愛らしさに気付くはず。

   キュウリグサとはそんな雑草。




   
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   画像はクリックすると大きくなります。

   大きな画像でも楽しんでくださいネ。

   撮影はすべて携帯電話についているカメラで撮っています。

   撮影は2011年2月22日、3月3日、3月20日 いずれも愛知県半田市の自宅周辺で。

   感想をお待ちしています。気持ち玉よりコメントを歓迎します。

   はじめての方もお気軽にどうぞ。




   

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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
>気持ち玉よりコメントを歓迎します。
の言葉に後押しされて、2度目の書き込みです。

みかんさんのブログでキュウリグサの存在を知り、週末に関東平野南部、田んぼの中の農道を散歩してみました。
この辺りの植生が乏しいのか、私の目が節穴なのか、春を探しに歩いたつもりが、キュウリグサどころか、1月から咲いているような、いつものメンバーにしか会えませんでした。
ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、タンポポ、土筆、オオイヌノフグリ、ナズナ、カラスノエンドウ、民家から逃げ出したハナニラ、園芸種のパピリオナケアなどです。
週末に頑張ってもう一度行ってみようかどうか迷っています。
スミレだって、自宅周辺ではヒメスミレしか見たことないのです。
ぱんだ
2011/04/01 13:42
ぱんださん こんにちは。
早速の書き込みありがとうございます。
おやおやキュウリグサが見つかりませんか。路傍のいたるところに生えてくる雑草ですから、探すまでもなく、普通はごく身近で見られるのですが。もちろん農道などにも生えています。画像の中にもオオイヌノフグリと一緒に咲いているものが何枚かありますが、キュウリグサはオオイヌノフグリの4分の1くらいの花の大きさ、ともかく小さくあまり目立ちません。場所によっては少ない場所もあるかも知れませんが、案外すぐ近くの道端にあるかも知れませんよ。違う場所を探してみるのも手かも知れません。きっと出会えると思います。
みかん
2011/04/01 13:58
どーーーもーーーーヽ(´ー`)ノ
キュウリグサは何処にでも生えているが余りに小さくて見たことが無い人は、花を見つけるよりヘラ状の葉のロゼットを見つけたほうが見つかりやすいかもしれませんね。
(^◇^;)
三浦半島は何故か今年他より染井吉野が遅かったんですが昨日辺りからボツボツ咲き出しました。
ヽ(´ー`)ノ
アライグマ
2011/04/01 14:53
こんにちは〜
キュウリグサの映像に堪能しましたぁ〜♪
キュウリグサの名前を知ったのは、
私が最初に出会った猫日和のwaiwaiさんからでした。
waiwaiさんを通じてアライグマさんや、さな・花の庵さんに出会い、
そしてみかんさんに・・・
私は、見る見る花の基礎が学べてきたはずですが、
やっぱり何度でも失敗を繰り返しております。
キュウリグサと思って、鼻先で揉んでみて、
「あ、キュウリの匂いだッ」と思ったのが、
今思うと「やっぱりハナイバナだったかもな〜!!」なんですよ(笑)
みかんさんがご帰国までに、決着付きますかどうか〜??
以前あったところが、更地にされてるので・・・
でも探します♪o(*^▽^*)o~♪

リサ・ママ
2011/04/01 16:13
アライグマさん 今晩は。
こちらもソメイヨシノ咲いていますよ。早咲きの樹は満開ですが、家の近くの桜並木はチラホラです。3日見ぬ間の桜かな、と言いますから一気に咲くかも。これでなんとか桜見物できそうです。
今年は例年より寒かったお陰で、家の近くのヒメスミレ、まさに良い状態で写せました。島帰りでも間に合った。徳之島に行く前に咲き出したので、今年もダメかと諦めていたのです。
キュウリグサはロゼットからというのも、確かに手かも。
みかん
2011/04/01 21:40
リサ・ママさん 今晩は。
キュウリグサもハナイバナも比較的どこにでもある雑草ですから、探すほどのこともないかと。今度は間違えることなく確認できますよね。ハナイバナの葉はもんでもキュウリの匂いはしないと思いますので、もう1度匂いも確認してみてください。
みかん
2011/04/01 21:46
 キュウリグサ こちらでは3月初めに
咲いているのを見ました。一応撮ったのですが
手持ちではブレてしまって・・・。

 やっぱり三脚は基本と思い知ったのです。
風太
2011/04/02 04:59
サンシュユはわからないけど,キュウリグサはわかる,私です。はは…は。
この水色とボタン(衣服の)のような形は女性に人気があるようですね。

「雑草という植物はない」という話と同じですが,よく,歌や詩に
「野に咲く名もない花」
というフレーズがあり,突っ込みたくなります。
が,「名もない」という形容詞に想像力を含ませているのでしょうから,突っ込みは無粋でありましょうね。

名もない花,じゃあなくて,「ごめん,名を知らぬ,許せ」みたいな?
はるこ
2011/04/02 13:17
風太さん こんにちは。
キュウリグサのような小さな花だと三脚のありがたさが実感できますね。植物の撮影では、やはり三脚は必需品ですね。
みかん
2011/04/02 15:17
はるこさん こんにちは。
一部の人にしかわからないサンシュの件ですね、あはは

「名もない花」というフレーズには、みかんは多いに突っ込みを入れてます。
おおっ、すごい。そいつは新種じゃ〜〜なんてね。あはは
時に突っ込みもその場の雰囲気を和ませて、良い雰囲気を作りますからね。
みかん
2011/04/02 15:23
こんばんは。
キュウリグサに出会った時、ブルーの花に黄色のリングがワスレナグサに良く似た可愛い花に感激しました。
名前が解らないので検索しました(笑)
こちらでは、日当たりの良い線路沿いに毎年花を咲かせています。
小さな花を見つけると春を感じますね♪

2011/04/02 23:17
みかんさん、こんばんは。
私もキュウリグサは好きです。いかにもムラサキ科の花という感じです。今頃の花が良いですね。季節が進むと、実の部分が多くなって、ぺんぺん草のように間延びしてしまいます。
横浜の我が家の周りにはいくらでもありますが(特に集合住宅の垣根沿いなどに)、数年前に、植物画の教室で描こうと思って、新宿区の教室の周りを散々探しましたが、見つかりませんでした。雑草の多い児童公園などを探したのですけどね。
Iris
2011/04/02 23:26
杏さん 今晩は。
高尾もいよいよ花のシーズンを迎えますね。これからは天気が良いとどっと多くの人が訪れると思います。キュウリグサのような小さな花にも目を止めてくれる人が増えるとよいですね。
みかん
2011/04/02 23:32
Irisさん 今晩は。
ある場所には、それこそ掃いて捨てるほどありますが、ない場所にはないものなのですね。あはは、当たり前か。
確かに間延びしてくると写欲はそがれますね。やはりその植物が最も美しく見えるステージが大事なのだと思います。
みかん
2011/04/02 23:37

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