みかんの花日記

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zoom RSS 菅平の夏の花 4    シキンカラマツ

<<   作成日時 : 2010/08/17 23:00   >>

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   なんとも素敵な花なのだが、思うように撮れたことが一度もない。

   撮影するのがとても難しい花である。

   と言うのは、草丈が2メートル以上にも伸びること、

   背高ノッポの割りに、ひとつひとつの花が小さいこと

   咲いた花は割りと早くパラパラと散ってしまうこと、など

   撮りにくい要素は色々あるのだが、要はバランスがあまり良くないのである。

   だから葉と共に図鑑的に撮ろうとすると、とても厄介な撮りにくい植物ということになる。




   
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   分布がごくわずかに限られていて、自生が確認されているのは

   福島、群馬、長野の3県だけである。

   そうどこでも見られる花ではない。

   菅平は昔から知られたシキンカラマツの自生地ではあるが、過去に何度も訪れているのに

   今まで菅平では撮影したことがなかった。

   生える環境は良く知っている。

   水辺の近くである。それも薄暗いような樹林下で、足元はぐちゃぐちゃしているような湿った場所に多い。

   数本がまばらに生え、他の草の中から伸びだすように咲いている。

   花期は夏なので、今回はどこかで撮影したいと考えていた。




   
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   菅平に到着した日に、いつもの道とコースを変えて沢沿いを走ってみた。

   そしたら車の中からすぐに咲いているのがわかった。

   車を停めてもらい、沢の向こう岸に咲いている株を確認する。

   花まではよくわからないのだが、全体の色と雰囲気で、知っている人ならばそれとわかるのである。

   花期としてはやや遅い。だが最盛期の花もあるようである。

   明日の撮影が楽しみになった。




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   シキンカラマツとは漢字で表記すると紫錦唐松である。

   花の雰囲気をよく捉えたうまい命名だと思う。

   非常に良く似た名前に、シギンカラマツというのがある。

   こちらは白い花が咲く。

   キかギで全く違う植物になってしまうので、名前を呼ぶ時は要注意である。

   シキンカラマツのひとつの花は、直径が1センチほどとごく小さい。

   花弁のように見える美しい紫色の部分は萼片である。

   この花に花弁はない。











   撮影は2010年7月31日 長野県菅平で

   クリックすると大きくなります。大きな画面でも見てくださいね。

   このシリーズの写真は、すべて携帯電話に付いているカメラで撮っています。




   

   




   

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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
みかんさん、こんばんは。
シキンカラマツ、こんなに華やかな花なんですね!
図鑑で写真を眺めながら「一度見たいなあ」と思っている花の一つです。
みかんさんの紹介してくれた写真を見て、図鑑で見慣れた写真から思っていたイメージより、ずっとずっと素敵な花だと思いました。
でも、実物を見たらきっと、もっと魅了されてしまうんでしょうね。。。
nekoppana
2010/08/17 23:23
 みかんさん、みなさんこんばんは。宮本@神奈川です。菅平シリーズ、楽しく拝見しています。

 菅平のスキー場にキキョウが咲くことを知ったのは、みかんさんの「夏の野草」(山と渓谷社)ですから、もう20年近く前のことになります。スキーで菅平に行ったことはありましたが、夏にこのようなお花畑が現れるとは思っていませんでした。当時はインターネットの情報もなく、出版物がほぼ唯一の情報源で、撮影月日・場所は貴重なデータでした。

 現地をようやく訪ねたのはさらに10年近くあと、2000年になってからでしたが、実際に歩きまわって、「夏の野草」の群生写真のとおりの場所を見つけ、カメラを向けながら悦にひたったものです。ほかにも、「夏の野草」に掲載されていたとおり、カセンソウ、コオニユリ、オオバギボウシなどがあって、よい被写体を求めて思うがままに散策しながらの撮影は、とても楽しいひとときだったと記憶しています(「夏の野草」を見てみると、掲載されたシキンカラマツの写真は、たしかに菅平で撮られたものではありませんね)。

 なつかしさのあまり、ひさしぶりに「夏の野草」を引っぱり出しながら書きしるしてしまいました。
宮本
2010/08/18 00:25
nekoppanaさん こんにちは。
シキンカラマツは撮っている人が少ないせいか、あちこちの図鑑が私の写真であることが多いのですが、どれも出来のよくないものばかりで、恥ずかしい次第です。図鑑の場合、花も葉もわからないといけないので、どうしてもロングになり、素敵な花のアップをよく見せることができないのです。言い訳ですけれど。あはは
実物に出会うときっと驚くと思いますよ。ともかく素敵な花です。
みかん
2010/08/18 11:20
宮本さん こんにちは。
山と渓谷社の「夏の野草」は新装版が今も本屋で売られています。このフィールドブックスのシリーズは今でもよく売れています。私が1人で5冊作っているので、私の代表作になるのでしょうね。いちばん最初に発売になった「春の野草」初版5万部があっという間に売り切れ、翌年すぐ重版になったという今では信じられない売れ行きでした。
 真似をした図鑑が雨後の筍のように出版されましたが、20年以上も経つとそれらは自然淘汰されて、今残っているのは私の図鑑だけになりました。ヒットした原因は印刷が素晴らしかったことと、学者でない私の解説が親近感をもたれたようです。新装版でも印刷のクオリティーはそれほど劣化していません。「夏の野草」の今の表紙はツユクサですが、宮本さんが持っている本の表紙はヤマユリだと思います。

 考えてみると、菅平にはもう20年以上も毎年のように通っていることになります。かつての牧場にユウスゲやベニバナイチヤクソウが大群生していた場所がありましたが、今では放棄されて藪に変わってしまった所もあります。
 シキンカラマツは長野県内では5箇所の自生地で撮影していますが、菅平で撮影したのは、今回がはじめてでした。道路脇ですぐに見つかったのは意外でした。
みかん
2010/08/18 11:59
みかんさん、こんばんは!

菅平にはこんな素敵なお花が咲くのですね!
宮本さんに習って、私も「夏の野草」を引っ張りだしてきました。
私のは2006年版ですのでツユクサです^^;
花のアップが載っているのでわかりやすいですね!
ついでに、カラマツソウとミヤマカラマツについても、見分け方のポイントが確認できてスッキリしました。

シキンカラマツは、先日のやまそだちさんのブログで紹介されて以来、気になって仕方ない存在です。
上品な花色にぴったりの名前ですから、忘れっぽい私でも覚えられそうです^^
個体数はあまり多くないとのことですが、いつか会える日を楽しみにしています。
fu-co
2010/08/18 22:30
fu-coさん 今晩は。
今回の菅平ではシキンカラマツを1枚くらいはモノにしたかったのですが、今ひとつ、といった感じに終わってしまいました。でも今までに撮影したものよりはましかな、と思っています。いつ陽の目をみるか、はなはだ疑問ですが。
八ヶ岳の山麓などにも多いので、fu-co さんならいずれお目にかかれると思いますよ。
みかん
2010/08/18 22:57
みかんさん、こんばんは。
シキンカラマツはそんなに草丈があるのですか。
遠目にも華やかでしょうね。
我が家にある園芸種のタイワンカラマツは20センチぐらいなのでその程度かと思って居ました。(^^;)
菅平は10数年前に東京から関越自動車道を通って小布施に寄る時にその辺りで宿を探したことがありました。
結局白樺湖辺りまで行き1泊したのを覚えています。
まだ花の情報も知らないときなので今思うと残念でした。
秋ぐらいまでに長野方面のお花を見たいなあ〜と願っています。
アザミの歌
2010/08/18 23:19
10年くらい前、シキンカラマツがどうしても見たくなって、車を飛ばして戸隠まで行ったことを思い出します。
確かに、思ったより大柄な花で、写真を撮るには苦労しました。でも、たくさんあって、感激でした。
多くのハイカーがいましたが、大半の人は、シキンカラマツに特別な関心はなかったようです。ちょっときれいな花、くらいにしか思わないのでしょうね。
ほととぎ
2010/08/19 01:16
箱根湿生花園で始めてみて「美しいーーー」と感じてから10年以上たって長野県のかなり有名な観光地へ行く途中で自生を見ましたが確かに大きい草丈に小さな花。それでいてバランスは取れている。
ただσ(^^;)が見たその株はアブラムシが大分付いていて写真にはしにくかった。
(/||| ̄▽)/ いつかまた見に行きたいなーーー
アライグマ
2010/08/19 08:14
アザミの歌さん おはようございます。
シキンカラマツは遠目では花が咲いてるのかどうか、わからないような花です。華やかさのない植物なのです。花の側に寄ってみて、はじめてその美しさに気がつく花なのですよ。
中国には良く似たタリクトルム・デラウァイイというのがあり、こちらは花の大きさがシキンカラマツの2倍ほどあり、色もとても鮮やかでよく目立ちます。私は外国の花を持ち帰ろうとは思いませんが、初めてこのタリクトルム・デラウァイイを見た時は、欲しい、と思いました。四川省のその近くに夏に行くと、いつも普通に群れ咲いていて、毎回撮影するのが楽しみになっています。
みかん
2010/08/19 10:01
ほととぎさん おはようございます。
戸隠にはシキンカラマツが生えるのに好都合な環境が多いですね。何しろ草丈が高いですから、花が咲いていても気がつかない人も多いのだと思いますよ。タチアザミなども多いですが、やはり背丈が高いために、振り向く人は少ないようです。どちらの花も、そうどこにでもある花ではないのですけどね。
みかん
2010/08/19 10:08
アライグマさん おはようございます。
アブラムシですか。みかんは結構個体数は多く見ていると思いますが、いまだに1度もアブラムシがついているのを見たことはありません。カラマツソウ属の花やつぼみにはアブラムシはあまり付かないと思うのですが。ヘメロカリスのように、必ず、と言ってよいほどアブラムシが付く植物もありますが。
それより、やまそだちさんが、茨城県にも自生がある、と言っていることの方が気になっています。できることなら来年にでも確認に行きたいですね。一緒に行きませんか。
みかん
2010/08/19 10:19
>一緒に行きませんか。
お誘い有難うございます。
両親ともに鬼界に入りましたら・・・・・ぜひ
(。_o)\★バキッ
アライグマ
2010/08/19 16:27
アライグマさん 返す言葉もございません。
充分わかっていらっしゃるようなので・・・・。
みかん
2010/08/19 16:51

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