みかんの花日記

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zoom RSS 冬のスミレ

<<   作成日時 : 2010/01/08 18:09   >>

驚いた ブログ気持玉 6 / トラックバック 0 / コメント 16

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   深い雪に閉ざされている日本海側の地域から見れば

   私が住んでいる知多半島はかなり暖かい場所である。

   雪を見ることは年に数回あるかないか、名古屋に雪が舞っていても、こちらでは降らない。

   冬でもチラホラと花が見られるので、その点ではお気に入りである。

   今日のような暖かな日には、どうしても野外を散策してみたくなる。

   例年だと七草を集めに5日頃出かけるお気に入りの隣町に、今日出かけてきた。




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   目的はスミレの花である。

   思いのほか沢山の花が咲いていた。

   ニオイタチツボスミレ、シハイスミレ、フモトスミレ

   例年これらのスミレは咲いているのだが、今年は特に花の数が多いようだ。

   まだ周囲の雑木林は冬枯れの色のままで、見渡す限りにおいては明らかに冬なのだが

   枯れ草の中や落ち葉の積もった陽だまりは、まどろむような暖かさがある。

   今の季節だからフリースを羽織っているのだけれど、それが暑く感じるほどだ。

   風さえなければ冬の陽だまりはなんとも暖かい。




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   遠目には一面冬枯れ色をしていて、エノコログサやススキがなびく水田の土手なのだが

   周りの雑木林の下などには、まだノコンギクが咲き残っている。

   オオジシバリやノゲシやホトケノザなど、昨年から咲き続いている花も多い。

   ヒヨドリジョウゴの赤い実は、かなり数が減って萎れかかっている。

   マンリョウやヤブコウジの赤い実は、まだつやつやとした光沢がある。

   どこに何と言う名のスミレが、どのくらいある、ということをすっかり熟知しているので

   先ずフモトスミレの場所に出かけてみた。




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   地面に張り付くような小さな株だが、思いのほか沢山の花が咲いていた。

   わずか2メートル四方の場所に、ざっと数えてみたら50輪以上が咲いていた。

   とても小さいので、ケイタイを地面に押し付けるようにして撮影した。

   一緒に行った友人が「リンドウの花が咲いてるよ」と声をかけてきた。

   植物にまだそれほど詳しくない友人なので、そんなバカな、と思いながらそちらを振り向くと

   なんと、たった1輪だけなのだがハルリンドウが咲いていた。

   「エッ」と思わず声を発してしまった。

   この子は何を勘違いしてしまったのか。まぎれもないハルリンドウがパッチリと咲いている。




   
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   冬に咲くスミレは決して珍しいものではない。

   だがハルリンドウとなると、どう説明してよいものやら。エーツと驚きの声をあげるしかないのだ。

   1月にハルリンドウが咲く。信じられない。

   しかも、今日はまだ1月の8日である。

   いかに温暖化が進んでいるとはいえ、あまりにも開花が早すぎる。

   季節外れの花は、随分と色々なものを見てきているが、ハルリンドウのこんなにも早い開花は

   はじめて経験した。

   得した気分、というより、狐につままれたような気分である。

   写真がなければ誰にも信じてもらえないことかも知れない。

   そんな気持ちのままシハイスミレの多い場所に向かった。




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   上の画像を見て、これが冬のスミレと思えるだろうか。

   こんな株を見つけると春の花と勘違いしそうになる。

   繰り返すが、これは間違いなく今日1月8日の撮影なのである。

   シハイスミレは、この辺の雑木林では最も量が多いスミレである。

   春先になれば何十輪という花を咲かせる大株も多い。

   だが、これだけ伸び伸びと育って花を咲かせていると、撮っている本人が、束の間、冬だということを

   忘れてしまいそうである。




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   ニオイタチツボスミレも例年より花の数が多かった。

   いつもの年だと、探して探してやっと2〜3輪が見つかる程度なのだが、今年は探すまでもなく

   あちこちでボツボツと見られた。

   さすがに冬の花は色も薄く、花の大きさもかなり小さい。

   ちょっといじけたようなニオイタチツボスミレの花を見て、何故か安心した。

   やはり冬のスミレなのである。

   花に顔を近づけても、香りはほとんど感じとれない。

   暖冬傾向と発表された冬の予報が、訂正されたそうだが、当地方に限って言えば例年より暖かい。

   その証拠をもうひとつお目にかけよう。




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   レンゲの花である。

   伸びやかに咲いていた。

   すでに果実になって、中には黒く熟しているものさえあった。

   もちろんその種子も撮影している。

   レンゲの花も例年1月に確認しているが、かろうじて花を咲かせた、という感じなのだが

   今年はやっぱり違っていた。

   いつも早咲きの場所は大体決まっているのだが、今年のレンゲは数箇所で結構な花の数が咲いていた。

   わずか1時間半ほどの短い散策だったが、とても充実した時間を持てたことが嬉しかった。

   あちこちにスミレを探して歩いて、まだ陽も高い午後1時10分過ぎ、もう一度ハルリンドウを見てから帰ろうと

   花が咲いていた田んぼの土手まで行くと、すでにリンドウの花は閉じかけていた。















   画像はクリックすると大きくなります。

   撮影は愛知県知多半島の武豊町で。2010年1月8日撮影。

   ハルリンドウに出会わなかったら、このブログは書くことがなかったでしょう。

   皆さんにお知らせしたくて急遽ブログ作成となりました。

   ご意見お聞かせくださいね。

   撮影はいつもの通りケイタイです。今日はケイタイしか持っていかなかったのですが、銀塩やデジカメも

   持って行けばよかったと、ちょっと悔やまれました。あはは

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コメント(16件)

内 容 ニックネーム/日時
みかんさん、こんばんは!

1月にハルリンドウとは…やはり温暖化の影響なのでしょうか?

それにしても、これほどたくさんのスミレに出会える知多半島は温暖なのですね!羨ましいです。
こちらでは、この季節に咲いているスミレといえばタチツボスミレぐらいかと思っていましたが、探せばほかのスミレも見つかるかもしれませんね!
fu-co
2010/01/08 19:47
今晩は(^o^;)
ハルリンドウねーーーーー
((((((((^^; 彼も何か勘違いしたんでしょう。
熊さんが冬眠中にちょいと眼が覚めてお食事するみたいに。
コチラではコバノタツナミが冬になってズーーッと咲いています。
センボンヤリは一生懸命閉鎖花を伸ばしているし。
スミレのある場所に見に行く時間は無さそうだ。
毎年咲いているカントウタンポポ、今年は大繁殖したカナムグラの下敷きで見る影も無い。
(/||| ̄▽)/
アライグマ
2010/01/08 20:26
みかんさん、こんばんは。まあ〜!沢山のスミレですね。♪
もうこんなに咲いているのですね。
そのうえハルリンドウまでが咲いているなんてやはりそちらは暖かいのですね。
東京からの帰り道に伊勢湾岸道路を通りながらここから知多半島への道なのかなあ〜と言いながら通ってきました。
河和に仲人をした後輩たちがいるので以前は度々みかん狩りに行っていました。
こちらも侘助がいつも年は1月に入ってから咲くのですが12月頃から咲き出したり、庭のヒマラヤユキノシタも咲き始めているので暖かいのでしょうね。
アザミの歌
2010/01/08 22:21
みかんさん

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いします。

さて,もうスミレの仲間が開花しているんですね。^^

我が家の庭にも何種類かのスミレが勝手に生えています。それに加えて,昨年秋あたりから山野草のポット苗と一緒にやってきたと推定される謎の大型スミレが何種類か葉を出しています。春になれば開花するので何という種類なのか判明するでしょうけど,おそらく外来種か園芸品種ではないかと疑っているところです。

日本の野生のスミレは素朴で慎ましやかですね。でも,野山を歩いていて見つけるとほっとするような気持ちになります。とても好きです。^^
電脳中年A
2010/01/09 09:40
fu-coさん おはようございます。
雪の北アルプスに登られたfu-coさんなら、これらの花の開花は信じられないことかも知れませんね。毎年1月のはじめに、このお気に入りの里山を訪ねることが恒例のようになっています。
それにしてもハルリンドウにはビックリしました。
関東地方で冬のスミレと言えば、やはりタチツボスミレでしょうね。今の季節、高尾山などでも多くの返り咲きが見られます。またコスミレを見かけることも比較的多いですね。
みかん
2010/01/09 09:52
アライグマさん 毎度どうも。
タンポポやスミレ、コバノタツナミなどは冬に咲く花の定番なので、珍しくもなんともないのですが、ハルリンドウには超ビックリでした。こんな経験は今までに1度もありませんでした。
桜の開花予想を今年の春から中止した気象庁は、生物指標による季節の推移をずっと記録しています。それによると今年のタンポポの花の初確認は、名古屋気象台始まって以来の早咲きで、例年より1ヶ月近くも早かったそうです。テレビの画面に写しだされたタンポポの花は、在来種のトウカイタンポポだったので、何故かホッとしました。間違いが多いからねぇ。あはは
みかん
2010/01/09 10:01
アザミの歌さん おはようございます。
当地は今日も良い天気です。あのハルリンドウは今日もパッチリと咲いていることでしょう。伊勢湾岸道が出来てから、関西方面に出かけるのも、鈴鹿の山に出かけるのでも、とても便利になりました。良く利用する高速道路です。
ところで我が家の白侘助も、昨年の11月から花を咲かせています。今も咲き続いていますが、今は白のヤブツバキの花数が多くなりました。やはり例年より暖かいですね。
みかん
2010/01/09 10:08
電脳中年Aさん あけましておめでとうございます。
今年もブログ楽しく拝見しています。それにしても数々のランの栽培、その栽培方法のアイデアに感心したり笑ったり、参考にさせてもらってます。ホームセンターでリサイクルの霜よけ風除けの帽子を探したのですが、当地方のホームセンターには置いてありませんでした。なので、私は買い物袋を風船のように膨らませて、温度と湿度調整をしています。
冬のスミレはつつましいですが、今の季節、枯れ草の中に花を見つけるのが楽しみになっています。
みかん
2010/01/09 10:16
みかんさん、こんにちは。

このページを開いて、異国に来たかと。
思わず、顔が出る気持ち玉の「驚いた」に○しました(笑)

私のフィールドの一つである畑の花壇の今日は、雪原でした。
里からすぐのところなのですが、少し谷あいにかかつている為、雪解けは遅いのです。
ちなみに里は雪は消えています。

シハイスミレなど実に美人さんで最盛期のスミレのように感じます。
そしてそして、ハルリンドウもばっちり開いて美しく。

鉛色の空ばかり見続けていましたので、なんだかホッとして、嬉しくなってしまいましたよ。

鉛色の空が続きますが、やはり気温は高く雪解けも早いように思いますし、前回雪がとけたときにはラショウモンカズラの開花を一輪見かけました。
綺麗な姿ではなく、雪の重みでひしょげてはいましたが。

早々とスミレに会えて嬉しかったです。
もちろん、驚きのハルリンドウにも。
さなえ(花の庵)
2010/01/09 16:23
さなえさん 今晩は。
周りの景色さえ見なければ、まるで春のようでしょう。天気が良くて風がないと、ほんとに暖かいのですよ。とはいえまだまだ冬の最中、これからまた寒波がやってきそうですね。
さなえさんのブログは拝見していますから、久し振りに見られた青空のこと、もちろんいじけた感じのラショウモンカズラの花も見ています。時々ワンちゃんが主役になって、独り言を言っているのが大好きです。
やっと2010年が動きはじめた気がします。冬の間にもう一度しっかりとカタログを読んで、デジカメの勉強でもしておくつもりです。
みかん
2010/01/09 17:56
みかんさん、こんばんわ。
イヌノフグリ、タンポポ、スミレと続きますね。
1週間くらい歩き回ってやっと見つけた花は、タンポポ、ホトケノザ、カタバミ、ナズナくらいです。タンポポは詳しくは調べてませんがセイヨウタンポポだと思います。
スミレなら庭のどこかに毎年咲いているはずなのですが今年は咲いていません。暮れから年明けて以来大体ずっと寒い日が続いていて、庭はまるで「枯れた世界」になっています。
今の時期にそれだけ種類のスミレ、しかもいじけていない立派な花を見ることができるとは驚きですね。それにハルリンドウ、レンゲとなるとますますびっくり。でもタチツボスミレは?ポピュラーなスミレですが・・・。
植物に関心を持ち出した頃はスミレを追いかけていましたが、世界が広がるに従っていつの間にかあまり目に留まらなくなってしまいました。今年は又注意して見ようという気になりました。



人士
2010/01/09 19:46
人士さん 今晩は。
タチツボスミレはスミレの中では最もポピュラーなスミレですが、何故か知多半島では見たことがありません。みんなニオイタチツボスミレなんですよ。愛知県内の細かい分布を調べると面白い結果が出そうですが。不思議です。
我が家では昨年からずっとシチトウスミレの白花が咲き続いています。これは私が伊豆大島で見つけたものですが、庭中席捲しています。後はリュウキュウコスミレの最初の花期が終わったところですね。これは後1ヶ月もすると2度目の花期を迎えます。こちらも白花です。普通種は紫色ですが。
みかん
2010/01/09 22:05
みかんさん はじめまして〜
さなさんのところから飛んできました^^

知多半島は妹が美浜に住んでいて
身近です!
菜の花祭りもあるくらい暖かいですよね^^

お正月に実家で妹に会ったとき(実家は愛知県です)
「岐阜は雪が多かったの? 名古屋も降ったけど 知多にはなかったよ。」と
言ってました。
知多は別世界ですね。
りえ
2010/01/10 16:39
りえさん 今晩は。
ようこそお越しくださいました。歓迎します。
知多半島は名古屋より気温が1〜2度高いので、名古屋で雪になってもこちらは降らないことが多いですね。菜の花も早い所ではもうかなり咲いていますよ。
暖かいのは嬉しいのですが、冬らしい雪や霜をかぶった写真は先ず撮れません。ですからたまに雪になると大騒ぎします。
みかん
2010/01/10 18:43
こんにちは!
はじめまして さな(花の庵)様からとんできました
大阪も今年は?と言うような花が咲いています
すてきな写真と解説 とてもためになりました
ちょくちょく覗きに来たいです
今後とも宜しくお願いします
ごくらく鳥花
2010/01/11 11:49
ごくらく鳥花さん はじめまして。
さなえさんの所のコメントでよく拝見していましたので、はじめてという気がしません。ごくらく鳥花さんは大阪にお住まいですか。そちらも?というような花が咲いているのですね。ということは、やはり例年よりは暖かい、ということなのでしょうか。
世界的にはものすごい寒波に覆われていて、日本もその一部分に含まれているようです。これから急激に寒くなるかも知れませんね。上海の友人から、今年はすごい雪だとメールがありました。どうぞこれからも遊びにいらしてください。お待ちしています。
みかん
2010/01/11 12:52

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