みかんの花日記

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zoom RSS 古都晩秋

<<   作成日時 : 2009/12/07 21:25   >>

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   青空ものぞいているのに、大原の里は時々パラパラと雨が降ってくる。

   今の季節特有のしぐれである。

   山の端に大きな虹がかかっていた。

   残りの紅葉を楽しむつもりで出かけたのだが、三千院のモミジはすっかり散ってしまって

   こころなしか観光客の姿も多くない。

   門前でカメラを構えた写真屋さんも手持ち無沙汰のようである。

   まったく当てが外れた。

   こんなこともあるさ、と観光コースから外れて、里の道を歩いてみる。

   時折しぐれがやってくるのだが、傘をさすほどではない。

   狐の嫁入り、とは誰が考えた言葉なのだろうか

   ふと、黒澤 明監督の映画のワンシーンがよみがえる。

   相棒と二人で、里の道をゆっくりと歩く。

   雲が切れてサーッと太陽の光りが差し込む。

   今まで何の変哲もなかった枯れ野が、一瞬輝きを増す。




   
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   ここで本業開始、写真家はこんな瞬間を見逃さない。

   本業に精を出す時は、ケイタイのことなどはすっかり忘れて撮影に没頭するので、ケイタイの画像がありませ

   ん。上の画像はデジカメで撮影した本業用の1枚。どうぞ大きな画面でお楽しみください。

   たまにはこんなサービスもしておかないとネ。

   キンエノコロやセイタカアワダチソウ、ススキなどが枯れ急ぐ中に、ヒガンバナの葉が青々と茂る。

   こんな何気ない風景も、太陽の光りひとつで写真の被写体となる。

   晴れたり、曇ったりする中で、夢中で光りと戯れる。

   しばし、忘我の時を過ごす。

   その後、赤く紅葉したもみじを求めて街中へと移動する。

   有名な寺社は避けたい。

   そんな思いからお気に入りの法然院を訪ねた。




   
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   チロチロと細く糸のように水が流れ落ちるつくばいに、はらはらと散ったモミジの葉が沈み

   ドキッとする鮮やかさで白い椿の花が・・・・・・・

   ここでも大方のモミジは散って、季節は確実に晩秋を迎えていた。

   賑やかな銀閣寺のすぐ隣りにありながら、ここは訪ねる人の少ない静かな境内である。

   拝観料もない、今時の京都の寺の中では珍しい存在かも知れない。




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   庭の一隅に残ったわずかな紅葉にケイタイを向ける。

   法然院は三脚の使用を禁じているので、ケイタイだけを持って参拝した。

   池には大きな鯉や錦鯉がゆったりと泳いでいる。

   苔むした庭が目に鮮やかである。

   風もないのに、はらはらと落ち葉が降りかかる。

   団体さんのいない静かな境内の散策を楽しむ。




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   今年の秋は山の紅葉を見ないうちに季節がすぎてしまった。

   こんなことは私にとっては非常に珍しいことである。

   せめて真っ赤なモミジが見たいと京都にやってきたのだが

   ものの見事に裏切られてしまった。

   思い描いた真っ赤なモミジにはお目にかかれなかったな、と思いながら法然院の境内を出ると

   民家の庭に植えられていたモミジが、ようこそ、と言わんばかりの赤さで翻っていた。

   命の燃焼の最後の輝きを見るようで

   山のモミジとはひと味違った風情に、しばしの間、魅せられてしまった。




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   撮影は2009年12月7日  京都にて

   画像はクリックすると大きくなります。

   キンエノコロの画像以外は、いつもの通りケイタイで撮ってます。

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コメント(8件)

内 容 ニックネーム/日時
σ(^^;)も今年は鎌倉の紅葉さえ見ていない。
(/||| ̄▽)/ ただ今年はそのお蔭で道路脇やトンネルの上など今まで注意していなかった所の楓以外の紅葉・黄葉に眼が行く。
ヽ(´ー`)ノ
アライグマ
2009/12/07 22:43
アライグマさん こんにちは。
今日も穏やかな良い天気です。今年はついに紅葉らしい紅葉を見ずに終わってしまいました。全山紅葉という山の風景は素晴らしいものがあります。知多半島ではこれからハゼなどが真っ赤に紅葉します。コナラなどの雑木紅葉も、渋いながらの良さがありますね。
身近な紅葉をじっくりと見ることも、思わぬ発見があったりして楽しいものです。
みかん
2009/12/08 14:01
みかんさん、こんばんは。

相方さんとお二人で晩秋の古都を歩かれたのですね。
紅葉は終わりを告げていたようですが、いい時間をもたれたことと思います。

法然院は私も行ったことがありますが、紅葉のころでなく芽吹きの頃でした。

キンエノコロやセイタカアワダチソウ、枯れゆくものと生まれいずるものの一枚、詩情が感じられ何気ないながらもいい光景ですね。
しばしじっくりと見せていただきました。

最後に民家で燃えるような赤色の紅葉が見れましたこと、これも良かったことです。

私も今年は盛りの紅葉は見れませんでしたが、優しい彩の黄葉をるり渓谷で楽しみました。

さなえ(花の庵)
2009/12/08 19:55
さなえさん いつもコメントありがとうございます。
少し離れてはいますが、京都はさなえさんの地元でもありますね。今回は撮影が目的というよりも、買い物優先の旅だったかも。
お気に入りのお漬物や和菓子など、京都に出向くと必ず寄るお店がいくつかあります。鍵善のおひもさんが買えなかったのが、ちと残念ではありました。臨時休業のようでした。高速道路の連絡がよくなって、京都は充分日帰りが可能の距離になりました。
知多半島ではこれからまだ雑木紅葉を楽しむことができます。
みかん
2009/12/08 22:36
みかんさんこんにちは
私も11月3日から7日まで京都芦生の原生林に行って来ました。
前日の雪で山の中は10センチぐらいあり、雪の上にモミジがありとても綺麗でした。奥のほうはガイドさんの案内で芦生杉、桂の大木、栃の木、ミズナラの大木など原生林のなかの散歩です。本当に森の中は癒されますね。
一昨日は奥武蔵の日和田山に行ってきました。つつじの名所だそうです。
暖かい日が続いたせいか、オレンジの山つつじが何本も咲いていました。
来年は大丈夫か心配になりました。公園のボケ、カキツバタも咲き出しました。荒川土手も芝刈りのあと、一面グリーンになっています。
これも温暖化?


トマト
2009/12/09 10:43
トマトさん今晩は。
芦生は雪でしたか、原生林には分け入ってないのですが、8月に森の近くまで行きました。天気が良いと今頃はよく返り咲きの花が見られますね。ヤマツツジやボケ、カキツバタなどは良く見かける常連さんの花たちですね。紅葉しながらユキヤナギなども咲いています。
冬の花であるヤツデやビワ、ヒイラギなど、今のシーズンでも結構花が咲いています。我が家では白侘助が咲き出しました。
草刈りすれば今はどこでもグリーンになります。温暖化として片付けてしまうのは?かも知れません。
みかん
2009/12/09 22:43
みかんさん、こんにちは。
最近は新型インフルエンザにかからないように努める事が精いっぱいです。

11〜12年前の季節型インフルエンザで娘は重篤な肺炎になって、救急車で運ばれた事がありまして〜(この時も進行が早かったです)

先日はお会い出来なかったけど・・・又、機会がありましたら、かげろう地にもお出かけください。
山陰はやはり、まだ雪は降りませんが、やはり冬ですね〜
「弁当忘れても、傘忘れるな・・・」という言葉があります。

この冬は体調管理で、お身体をご自愛くださいね。
かげろう
2009/12/11 14:15
かげろうさん 今晩は。
「弁当忘れても、傘忘れるな・・」という昔からの言い伝え、いかにも山陰の今頃の季節を言い当てていますね。食いしん坊のみかんは、今頃の日本海の海の幸に目がありません。でも近頃は蟹も小ぶりになったり、海の中も昔ほど豊かではなくなってきているようですね。
インフルエンザウィルスによって亡くなる方も多い昨今、あーちゃんの体調には充分気をつけてくださいね。かげろうさんが倒れたらそれこそ大変ですから、適度に息抜きも忘れずに。季節季節のデジカメ映像、楽しませてもらっています。
みかん
2009/12/11 23:11

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