みかんの花日記

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zoom RSS みかんの携帯写真教室5   花のアップに挑戦する

<<   作成日時 : 2009/01/15 13:58   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 19 / トラックバック 0 / コメント 12

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   今年もオオイヌノフグリの花が咲きだしてきました。

   昨年の4月21日の携帯写真教室より、実に久し振りの写真教室開講です。

   今回は花のアップに挑戦する、です。

   どこのメーカーの携帯電話でもオオイヌノフグリの花1輪をアップにできるようなレンズはありません。

   そこで身近にあるものを使って接写をやろうというわけです。

   私が使っているのは、普段、植物観察の時に使っているルーペです。

   下の画像をご覧ください。

   
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   これが私が使っているルーペです。

   左側の小さい方が20倍、右側の大きな方が10倍のルーペです。

   20倍の方は小さすぎて使えないのですが、右側の10倍の方だと、ぎりぎりケイタイカメラのレンズをカバーする

   ことができます。

   つまり、ケイタイカメラのレンズの前に、この10倍のルーペをくっつけて撮影しているわけです。

   使えるものは何でも使おう、というわけです。

   
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   ケイタイカメラのレンズはかなり広角に設定されていて、焦点深度が深いのが特徴です。

   近くのものから遠くのものまで、ピントが合うように設計されているのです。

   ですが、そのような状況は風景や人物などを写す標準の場合だけなのです。

   接写モードに切り替えると、ピントの合う範囲は狭くなります。

   今回のように接写モードに切り替えて、なおかつそのレンズの前にルーペを押し付けるとなると

   さらにピントの合う範囲は狭くなり、ややもするとボケボケの画像ばかりになってしまう可能性が非常に大きい

   のです。それをなくすには、いくつか心がけなければなりません。

   いきなりピントぴったりの写真はプロでも撮れません。

   何度も何度も失敗しながら、場数を踏む、つまりは慣れなのです。

   それと大事な事はブレを防ぐこと、三脚の使えない携帯電話での撮影では、カメラを持った肘を固定すること

   オオイヌノフグリのような小さな花では、地面にしっかり肘をついた方がブレない写真が撮れます。

   いかに軽いケイタイとは言え、肘が空中にあって不安定だと、どうしてもピントが甘くなります。

   最悪片方だけでも肘を地面につくことができれば、ピントはかなりよくなるでしょう。

   最初は1輪の花のアップから始めましょう。

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   たくさん咲いている花の中から、なるべく色の濃い花を探しましょう。

   どれもこれも同じような青空色をしていますが、良く見ると随分色の濃淡があるのですよ。

   次にあまりごちゃごちゃ咲いている花ではなく、1輪だけが咲いている花を選びましょう。

   まわりにたくさん咲いていない方がスッキリした画面になるのです。

   最初はともかく、ピントがきちんと合う位置まで近づくことだけに専念しましょう。

   2本あるオシベにピントが来るように、肘をついたままカメラを花に近づけていきます。

   オシベの前後に動かして見ると、どこがいちばんピントが合うのかがわかります。

   オオイヌノフグリは自家受粉する花です。2本あるオシベは午後になるとだんだん真ん中にあるメシベに

   寄ってきます。撮影は午前中から昼頃にかけてが理想的です。

   
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   ピントがきちんと合うようになったら、今度は2輪に挑戦してみましょう。

   1輪のアップの時とは別で、今度はなるべくひっついて咲いている花を探します。

   オオイヌノフグリの花は不用意に触るとポロリと散ってしまうので、花にカメラで近づく場合は慎重に。

   花の咲いている向きや角度にも気を配りましょう。

   花の写真では、いかに鮮度のいい個体を探せるか、に成否の鍵があります。

   たくさんの花の中から、この花が最高、という花を探すのです。

   2輪の花にピントを合わせるコツは、花と花の間に線を引きます。その線とケイタイカメラのレンズの面を

   平行に持ってくるのです。そうすると上の画像のように段差の(奥行き)ある花でも、ピントが合います。

   実際には頭の中で線を引くのですよ。花が2輪でも3輪でも同じことをします。

   花が3輪なら三角形ができますよね。その三角形と同じ面にカメラのレンズを持ってくるのです。

   そうすると、すべての花にピントが合うのです。これは銀塩カメラにも応用できます。

   
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   花にうまくピントが合うようになったら、それを応用してみましょう。

   花と花にピントを合わせるだけでなく、花とつぼみの組み合わせ、花と枯れ草の組み合わせなど

   花の周りにある小道具を、脇役としてうまく使いましょう。

   そうすることによって、ただ単にキレイな画面だけではない、臨場感のある画面が出来上がります。

   接写というのは、被写体に近づけば近づくほどボケの部分も多くなるので、逆にこのボケを利用するのです。

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   上の画像、クリックして大きくして見てくださいね。

   この作例では、左画像は花とつぼみにピントを合わせたもの。上にあるピントの合っていないつぼみも重要な

   役割を果たしています。

   右画像は、普通なら目障りになる枯れ草を、ボケ味を利用してやわらかなイメージに変え、早春の臨場感を

   演出しています。

   右画像のような画面作りは、高度なテクニックが必要になりますが、場数を踏んでゆくと、周りの枯れ草が

   どのようにボケて主役の花を引き立ててくれるかがわかるようになります。

   さあ、あなたも頑張って花のアップに挑戦してみてください。










   画像は愛知県半田市の自宅近くで、2008.2.19〜20 3.10 3.12 2009.1.14に撮影。
   今年は例年よりオオイヌノフグリの花の数が多いようです。
   きょうから日本列島はまた寒波に覆われるようですが。

   最近は3倍と5倍のルーペを併用して撮影しているので、さらに応用範囲が広くなりました。
   身近にあるルーペを活用するだけで、今までとは全く違う世界が開けます。

   画像はいずれもクリックすると大きくなります。
   
   

   

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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
みかんさん こんばんわ

写真教室久々でしたね。どうもありがとうございます!
ばるほどぉーと感心するばかりですが、ルーペがないでした(^^;
大好きな空色小花ですが、とっても難しい被写体です。
もう、そちらでは元気に咲いるのですね〜とってもキレイです♪
azami*
2009/01/15 19:10
みかんさん、気持玉を2つ付けました。ありがとうございました。
こんなテクがあるとは・・・!

先日熱海でキバナアマに携帯でチャレンジしましたが、惨敗でした。
改めて写真教室に入門します。
よろしくお願いいたします。

t-yam1
2009/01/15 20:35
azami*さん 今晩は。
こちらではオオイヌノフグリの花はかなり咲いています。例年だとまだチラホラといった感じなのですが、今年はいつもの年より花の数が多いようです。この花は誰もが知っている身近な花ですが、割と絵にするのは難しいですね。
みかん
2009/01/15 22:01
t-yam1さん 今晩は。
気軽に誰でもが使う携帯電話ですが、小さな花をアップにするのは、それなりに大変です。参考になるようなことが、ひとつか二つでもあれば良いのですが、ケイタイだけではなく、デジカメでも銀塩でも、参考になるようなことを
書いていきたいと思っています。
みかん
2009/01/15 22:08
みかんさん、おはようございます。
昨日はさすがに雪かきしました。庭先に車が入るように・・・。
今年は昨年より雪が多いみたいです。県境は大変です。(こちらの数倍はあるようです)春は待ちどうしですが、草花は雪の埋もれています。
来週は雨ようですので、一安心していますが。

草花が咲いたら・・・頑張ってみます。
その前に愛用のカメラが壊れそう(泣)
今日も雪かきです。道路〜朝は圧雪&凍結です。

気持ちは大部落ち着きました。医師不足はもう仕方がないことです。
しっかり娘と歩んでいきます。色々とお心使い有難うございました。
かげろう
2009/01/16 10:56
かげろうさん 今晩は。
日本海側の雪の凄さはテレビのニュースで見ています。毎日の雪、さぞかし大変のことと思います。こちらは雪の多い所に住んでいる方には申し訳ないほどの晴天が続いています。風は冷たいものの、花は結構咲いています。きょうは在来のタンポポ2種類と帰化種のタンポポ2種類の合計4種類のタンポポを撮影してきました。それと次回に載せる予定のホトケノザを撮ってきました。
みかん
2009/01/16 17:14
みかんさんの必殺技は虫眼鏡だったか。
手ブレ防止の必殺技も欲しいーーー
今のところ首から提げるためのストラップで手をいっぱいに伸ばすことで手ブレを少し防いでいるけど両手をつくとなると矢張り「もしもし、大丈夫ですかーーー」攻撃を受けるしかないか。
どう見ても行き倒れだもんなーーーーー(o_ _)o 〜〜〜
アライグマ
2009/01/16 23:50
アライグマさん 今晩は。
きょうも行き倒れスタイルで撮ってきましたよ。「もしもし、大丈夫ですかーーー」攻撃を受けないためには、気迫よ気迫、鬼迫でもいいかも。みかんは日本全国で行き倒れになっているから、もう慣れっこだけど、慣れも大切なんだよ。ウシシ・・・。
みかん
2009/01/17 00:18
行き倒れスタイルになっても怪しまれない場所で,練習します!
でも,携帯電話のカメラがあまりにもお粗末なので,ちょっと悲しい(画素荒れ過ぎ)。
はるこ
2009/01/17 01:30
はるこさん おはようございます。
携帯電話で撮影したものは確かに画素は荒れますね。デジカメとの二刀流だと、それが良くわかります。でもパソコンの画面くらいならなんとかごまかしがききます。最新のケイタイだと画素数もかなり増えているし、色々な面で進化しているので、新しいケイタイが欲しいと思う時もあります。
みかん
2009/01/17 09:42
みかんさん、ご無沙汰しております。
写真教室、とても勉強になります。携帯じゃなくても使えそうな裏ワザですね!小さいお花の観察には虫メガネが必携と思いながら、いつも忘れてしまいます。その虫メガネにこのような利用法があるとは…本当に目から鱗でした。
これからはいつもザックに忍ばせておくようにします。

昨日、山渓ハンディ図鑑の野、山、高山の3冊を購入しました。
植物図鑑はいろいろ持ってはいますが、このシリーズはとても見やすくていいですね!写真の美しさは言うまでもありませんが、識別のポイントが超アップで載せられているのでとても助かります。今年はこの図鑑が活躍しそうです。

ニックネーム“たんべぇ”から“ふう子”に変えました。
よろしくお願いします。
ふう子
2009/01/21 22:11
ふう子さん 今晩は。
最近はスノーシューを楽しんでいるようですね。花はないけれど、冬には冬の楽しみ方がありますね。
名前を変えたのは知っておりましたよ。この方が女性らしくて素敵です。じつはごく最近、男性だとばかり思っていた方が女性だとわかり、エッと思ったことがありました。以前にはその逆の経験も。ハンドル名は時にまぎらわしいですね。今年もどうぞよろしくお願いします。
みかん
2009/01/22 00:56

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