みかんの花日記

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zoom RSS 春の七草のホトケノザ

<<   作成日時 : 2009/01/07 01:43   >>

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画像画像





















   きょう1月7日は七草の節句である。

   春の七草を粥に炊き込んで、無病息災を願う祝いの日

   春の七草とはセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの7種である。

   きょう話題に取り上げたのは、その中で最も間違いの多いホトケノザである。

   上の2枚の画像、左のピンクの花がホトケノザ、右の黄色い花がコオニタビラコである。

   いずれも撮影は昨年の3月である。


   で、問題なのが左のホトケノザである。

   春の七草でいうホトケノザとは、ピンクの花が咲くホトケノザのことではない。

   ピンクの花が咲くホトケノザは食べられない。

   春の七草のホトケノザとは、右の黄色の花が咲くコオニタビラコのことなのである。


   ピンクの花が咲くシソ科のホトケノザは、10月頃からぽつぽつと花が咲いているが

   春の七草を摘む冬の季節には、本物のホトケノザ(コオニタビラコ)はまだ花が咲いていない。

   水田などにへばりつくようにして、葉を広げている。

   画像画像






















   この冬の越冬葉の状態を植物用語ではロゼットと呼ぶ。

   若菜摘みをするのは、冬のこの状態の葉を摘むのである。

   コオニタビラコは主に水田の中に生える。

   上の画像は、どちらもコオニタビラコである。

   日当たりの良い場所のものほど、右画像のように葉は赤紫色となる。

   わかりやすく見せるために、コオニタビラコだけのものを探して写真にしたが

   今の季節、水田には様々な種類の草が生えている。

   画像画像






















   稲の切り株の中は、まさに雑草天国。

   農薬の使用の少ない田んぼほど、様々な種類の雑草が生えている。

   中には毒草のキンポウゲ科の植物なども混じって生えているので、植物に詳しくない人は

   若菜摘みはやめたほうが無難だろう。

   例えば左画像、あなたはいくつの草が識別できるだろうか。

   コオニタビラコを中心に、ノミノフスマやタネツケバナ、スズメノテッポウなど、様々な種類の雑草が

   同居している。

   草がまばらなように見える右画像でも、レンゲやハハコグサ(ゴギョウ)やハコベなどが見える。

   このように、1枚の水田でセリ、ナズナ、ゴキョウ、ハコベラ、ホトケノザの5種類を収穫できる場所もある。

   残りのスズナ(蕪)とスズシロ(大根)の2種類の野菜を加えれば、めでたく七草の完成である。



   どうぞ今年も健康で、素晴らしい一年が過ごせますように。


   今回言いたかったこと、春の七草のホトケノザとはコオニタビラコのことである。の一言でした。











   画像はクリックすると大きくなります。大きくしてどんな雑草が生えているか、当てるのも楽しいかも。
   花の画像以外は2009.1.5 愛知県武豊町で撮影。

   シソ科のホトケノザについては、近日中にアップの予定です。

   ご感想をお寄せください。

   

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コメント(16件)

内 容 ニックネーム/日時
みかんさん、こんばんは。
でも、おはようございます。先日は小笠原のオオハマボウを有難うございました。この花は食べられるのですか?オクラ&ハナオクラの花の似ています。

七草粥ですね。七草は今年は難しいかな・・・まだ雪が残っています。
探して見ましょう。クリックしました。
かげろう
2009/01/07 02:11
かげろうさん 早いですね。
みかんはこれから寝るところです。きょうも知多半島はぽかぽか陽気でした。
正しくは昨日か。イヌノフグリが咲いていました。明日の朝は七草粥を作ります。包丁でとんとん叩きながら、七草ナズナ唐土の鳥は、渡らぬ先の・・・・なんて囃子言葉を歌いながら。
オオハマボウはハイビスカスの仲間です。大木になると10メートルもの大きな
ものもあります。花は食べられないと思います。
みかん
2009/01/07 02:25
ヽ(´ー`)ノお早うございますーーー
タビラコの仲間はロゼットではσ(^^;)には???????です。
家の近所ではヤブやオニは良く見ますけどσ(^^;)はこれがコオニだというのを見ていません。水気のあるとこじゃないと駄目なのね。
アライグマ
2009/01/07 10:43
アライグマさん こんにちは。
コオニタビラコは水田に多いですね。神奈川県では分布がかなり片寄っていて、私が以前に住んでいた逗子市の水田には生えていません。植物誌の調査も兼ねて、市内のすべての水田を探しましたがありませんでした。ところが、隣りの葉山町の水田にはあるのです。不思議ですね。最初は花の頃にめぼしい田んぼを見つけておくのがロゼットを覚える早道かと思います。
みかん
2009/01/07 11:37
近所の田んぼにコオニタビラコを見に行こうかなー,寒いなー(今日は関東地方,珍しく寒い),なんて躊躇していましたが,みかんさんのブログをみて,「よーっし! 行こう!」と決心が付きました(オオゲサ)。
千葉でも,私が歩き回る田んぼで,コオニタビラコが生えているのはほんの一部です。
ミズニラが生えているような田んぼでコオニタビラコは見られないけど,レンゲが植えられているような少々人為的な傾向のある田んぼにコオニタビラコがわさわさ生えていたりします。
(最初,レンゲのロゼットが何ものなのか全く想像がつかなかったことを思い出しました…)
はるこ
2009/01/07 14:48
はるこさん 今晩は。
収穫はいかがでしたか。無事に七草粥になりましたでしょうか。5日に行った武豊町の水田では、今年もレンゲが咲き出していました。まだいじけて咲いている、といった雰囲気で、春のような華やかさはないですが、確かに咲いていました。5日にレンゲの花を見ると、何故かホッとします。
みかん
2009/01/07 18:22

みかんさん 明けましておめでとうございます!
今年も、北から南から西から東へとお花を追いかけ、ブログにご紹介くださる
のを楽しみにしています。
益々のご活躍お祈り申し上げます。

春の七草・・・なるほどです!!でも、水田で見分けが付くかどうか(笑)
azami*
2009/01/08 22:48
azami*さん 今晩は。
本年もよろしくお願いします。今年はどんな花に出会えるのか、今から楽しみです。ブログに紹介するつもりで撮影したものの、タイミングがずれて紹介できなかったものも沢山あるので、それらにも陽の目を、と考えています。
みかん
2009/01/08 23:37
おはようございます。

あけましておめでとうございます。

私も畑の花壇で七草をつんでおかゆにしました。
家族には作りましたが、私はおかゆ苦手でパス(笑)

このブログを見せていただくと、日本が広いのを感じます。
とても暖かで、花の開花時期が早い早い。

こちら日本海は、山はまだまだ雪が70センチほどあります。

全国、異国を股にかけた野の花、楽しみにしております。
さなえ(花の庵)
2009/01/09 07:30
さなえさん おはようございます。
今年もよろしくお願いします。お正月は京都におりましたが、愛知は雲ひとつない晴天でしたのに、京都府の唯一の村では雪雲に覆われたりの、季節の違いを実感しました。知多半島は改めて暖かい所だと思います。きょうは生憎の雨ですが、枯れ枯れだった草原が、しっとりとした狐色です。
みかん
2009/01/09 08:28
初めまして。
ちょうど昨年の七草ブログでお邪魔して以来、のぞかせて頂いている者です。
鎌倉在住ですが、田んぼがほとんどなくなってしまった旧鎌倉エリアなので、コオニタビラコに関しては絶望的です。(私の小さい頃はしばしば見かけたのに…)。
今年は市内で引っ越したので期待して探したのですが、やはり旧鎌倉のためコオニタビラコは見つからず、それ以外の六草にクレソンを加えて無理矢理七草にしてみたりしました。
山の中の日当りのよい湿地なら見つかるのかなぁ、などとも思ってはいるのですが・・・。
逗子にお住まいだったとのこと、鎌倉の方の情報などご存知したら教えて下さいませ。
あちこちのブログで鎌倉で見かけたコオニタビラコ、などという写真があるので喜んでのぞいてみるとオニタビラコ、などというオチを繰り返しています・・・。
(今年はついに七草粥にお金を出して購入し、コオニタビラコの養殖(?)を企画しています。主根がないものの、今のところ元気ですが、このまま根が出るのかどうかドキドキです。)

サギソウの記事など、嬉しいものが多く、今年も楽しみにしています。
のん
2009/01/14 17:53
のんさん ようこそお越しくださいました。
コメント歓迎します。
神奈川県内のコオニタビラコはちょっとおかしな分布をしていまして、隣りの戸塚や藤沢には分布しているのですが、鎌倉、逗子には何故か分布しないのです。ところが葉山から三浦までの三浦半島の先端部にはまた出てくるという、不思議な分布をしています。谷戸田のある頃からそうでしたから、現在の鎌倉でコオニタビラコを探すのは絶望的かと思います。もし見つかりましたら標本を作って博物館に届けてください。新記録になるはずです。楽しい情報でなくてすみません。
またどうぞ遊びにきてください。
みかん
2009/01/14 18:43
ご教示ありがとうございました!
やはり今の鎌倉では絶望的なんですねー。
これは今育てているコオニタビラコに頑張ってもらわねば(^^)。
ただ、鎌倉市内でもいくつか情報があるんです。たとえば、料理研究家として名高い辰巳芳子さんは旧鎌倉の広いお家にお住まいですが、ご自宅のお庭で毎年七草揃えている、とお書きになられています。
私の育った土地でも、小さな頃(40年近く前?)は見かけた記憶がありますから(かつて畑だったので)その頃から生えているものを辰巳さんのように大切にしていれば残せたのかもしれません。近年は地主さんがやたらにアパートを建て、しかも庭までタイルばりにしているのでそれこそ絶望的ですが。
(余談ですが、庭にわずかに地面を残してくれるだけで、草や虫や鳥はどれだけ生き残るか、と思うのですが、環境うんぬんをいう方でも新しいお家を建てる時にそういう配慮をしてくれる方はあまりいないですよね。)
あとは、三浦半島からは微妙に出てしまいますが、広町の奥の谷戸田には今でも残っているという話を聞いたことがあります。
鎌倉でもし見つけられたらご報告いたしますね。
のん
2009/01/15 08:44
のんさん たびたびどうも。
辰巳さんの四季にわたる生活を以前テレビで拝見したことがあります。日本の伝統を守りながら生活されていて、自然に近いお屋敷をうらやましく思いました。自然の中からは消えてしまった野草も、大きなお屋敷だと残っている可能性は大きいでしょうね。
これも逗子にいる頃に経験したことですが、神奈川県からは絶滅したと考えられていたクゲヌマランが、ある大きなお屋敷の築山の松の木の下に生きていました。博物館の先生方と撮影に行きましたが、案外、究極の保護策かも知れませんね。
みかん
2009/01/15 13:51
ご無沙汰しております。

見つけました!
鎌倉でコオニタビラコ。
谷戸の一角のお宅で、ぐるりは山続きになっているお宅です。
それほど広いお宅ではないのですが、40年以上前に建てられて、そのまま大切に使っていらしたお家でした。山へはいる部分に湿地があり、その周囲にコオニタビラコが咲いていました。
来年の七草には摘ませていただけそうです!!
土地をあまりいじっていない場所を探して、丹念に見て回ると案外見つかるのかもしれません。
とても嬉しかったので、古い話で申し訳ないと思いつつ、ご報告させていただきました!
のん
2010/05/01 12:10
のんさん こんにちは。
ついに鎌倉で見つけられましたか。執念ですね。鎌倉にまだコオニタビラコが自生するという貴重な報告です。ありがとうございました。
みかん
2010/05/10 10:52

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