みかんの花日記

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zoom RSS ナンキンハゼ

<<   作成日時 : 2008/11/28 17:45   >>

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   知多半島でもナンキンハゼの紅葉が始まった。

   強剪定がきくので、日本では主に街路樹や公園樹として使われる。

   原産は中国である。

   木の下にたたずんで、下から見上げると、今の季節は万華鏡のように美しい。

   
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   丸みのある葉は緑から黄色、そして赤へと紅葉してゆく。

   葉裏は白っぽい色をしているが、光りに透かして見ると、一段と鮮やかで艶やかである。

   葉柄が長いので少しの風にも翻り、風が立つとざわざわと音を立てるほどである。

   木枯らしの冷たい風を受けて、葉は師走の街にクリスマスソングを奏でているようでもある。

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   花は7月頃に咲く。

   黄緑色の穂のような花が、直立するように咲くが、たくさん茂った葉の上部に咲くので、あまり目立つものでは

   ない。むしろ秋の紅葉や、冬の果実の頃の方が目立つ植物である。

   普段何気なく見ていた街路樹が、紅葉の季節には俄然注目を浴びるようになる。

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   街路樹の並木でも、木にはそれぞれ個性があって、全部が同時に紅葉するわけではない。

   まだ緑色の葉をびっしりとつけている木もあれば、すでに紅葉している木もある。

   早いものは、もうすでに裸になりつつあるものもある。

   そんな木々を見ていると、成長過程を同時に見せられているようで

   なんとなく楽しくなる。

   花の後には果実が稔るが、その過程は以下のような具合である。

   
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   青かった果実は、熟すにしたがって褐色に変わり

   遠目には黒く見えるようになってくる。

   果実の直径は1.5センチほど、3稜があるので、そこから3つに割れて、普通は3個の種子を出す。

   ところが、稀には4稜になるものもあり、4個の果実をつけるものもある。

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   上の左画像が平均的な3個に裂開した果実、右画像が種子が4個ついているもの。

   どちらの画像にもよく見ると、正常な3個の果実のものと、4個の果実が見えている。

   この白く見える部分は仮種皮(かりしゅひ)といい、この白い部分を溶かして、かつてはロウを作っていた。

   本当の種子はこの白いロウのような物質に包まれているのである。

   種子の色はこげ茶色をしている。

   下の画像が果実の色々な段階である。

   
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   手前が仮種皮をはがした種子

   まん中が白いロウ物質に包まれている仮種皮

   いちばん奥が裂開前の果実と裂開した果実である。

   紅葉の今の季節は、ちょうど裂開した白い果実も混じって見えるので

   ナンキンハゼが最も自分を主張している時かも知れない。

   
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   白い果実は、おそらく鳥に食べられることによって分布を広げていると思われる。

   思わぬ場所に芽生え、成長している木をよく見かける。

   場所によっては、あたかも自然分布のように、日本の山野に定着している木もある。

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   赤い紅葉と白い果実の見事なバランスを見せていたナンキンハゼも、輝くような美しい時間はほんのひと時で

   師走の冷たい風には、惜しげもなくその葉を散らす。

   たったひと晩の木枯らしで、丸坊主になってしまうこともある。

   だが枝先に残った白い果実は、いつまでも青空を背景に残っている。

   季節は確実に冬へと向かっている。

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   画像はいずれも愛知県半田市で。2008.10月下旬から2008.11.28にかけて随時撮影。
   
   画面をクリックすると画像は大きくなります。

   今年も余すところ1ヶ月となりました。12月は多忙な月となりますのでブログ更新があまり出来ない可能性があ
   ります。あと2回位は、と考えていますが、どうなりますことか。

   ご意見ご感想をお寄せいただけると励みになります。
   一度も書き込みをしたことがない、あなたの感想を待っています。
   

                                                                                                
   

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コメント(21件)

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みかんさん、こんばんは!
「一度も書き込みをしたことがない、あなたの感想を待っています。」
で躊躇しましたが・・・。
 ナンキンハゼはこちらでは見た事がないようですが・・・。
かげろう
2008/11/29 18:34
三浦半島では最近街路樹として随分植えられていますね。
時々凄い剪定をします。
殆ど丸坊主。
良く枯れないと思います。(^▽^*)
しかし、ハゼの仲間で被れたりしないのかな。
街路樹で被れたりしたら問題だーーー(´o`)ハア〜〜
アライグマ
2008/11/29 20:48
かげろうさん おはようございます。
いつも書き込みをしてくれる方は同じ方が多いので、その他の方の感想も聞いてみたい、というのが本音です。どなたのブログを拝見してもそのような傾向があるみたいですね。新しい記事をリリースすると、閲覧のカウントはぐんと上がるのですが・・・・
みかん
2008/11/30 09:43
アライグマさん おはようございます。
ナンキンハゼはハゼと名前が付いていますが、シラキ属ですので、かぶれることはありません。ハゼノキはウルシ属なので皮膚の弱い人は、側を通っただけでも被れる人がいます。真っ赤に紅葉するさまをハゼノキに例えた名前だと言われています。これで安心しましたか。
みかん
2008/11/30 09:55
みなんさん、お早う御座います。
新しい記事の時の閲覧はカウントが凄いです。でもホント、書き込みは少ないです。でも誰が見ているかはわかりませんので、一応、考えて書きますが。
迷惑なものもいつもほとんど同じです。
みかんさん、メール送っても宜しいですか〜連絡がいっているのかが気になりまして〜Yさんの「しのぶ会」
かげろう
2008/11/30 09:55
どーーーーも(^▽^*)
トウダイグサ科でもシラキ属は被れないのですか
ヽ(´ー`)ノ
勉強になったーーーー((((((((^^;
アライグマ
2008/11/30 15:42
かげろうさん 今晩は。
連絡はいただいていますよ。私も当日は同じホテルに泊まります。かげろうさんとも初顔合わせになりますね。どうぞよろしく。
みかん
2008/11/30 18:49
アライグマさん どうも。
チャット状態ですね。アハハ。これでナンキンハゼにも安心して触ることができますね。めでたしめでたし。
みかん
2008/11/30 18:52
みかんさん、こんばんは!
良かったです!!
お手柔らかに御願いします。あっ・・・血液型はみかんさんと同じです(RH+)雪が降らない事を願っています〜中国自動車道を走りますから。
それから、娘が元気で過ごしますように。
かげろう
2008/12/01 01:52
千葉でも,街路樹にナンキンハゼはかなり多くなっています。
葉っぱの形がかわいらしいから,でしょうか。
友人は,ナンキンハゼをいまだに「カツラ」だと信じていますが,いつ言おうか,と悩みつつ…○年。
ツタウルシをツタだと思いこんでいるのとは違って,「問題無し!」としています。
はるこ
2008/12/01 15:18
みかんさん、はるこさん今晩は(^▽^*)
昔、水上の「湯の小屋」温泉で露天風呂に浸かっていた時、ある方が大きな葉で前を隠して「はははーー」と・・・
σ(^^;)が何時も植物観察の旅をするときの相棒が後で
「ツタウルシで前を隠すとは大胆な」と言ってました。
その頃σ(^^;)はツタウルシの葉の見分けがつきませんでした。
( ´艸`)プププ
どうなったんでしょうね、あの方(ーー;)
アライグマ
2008/12/01 16:03
 たまに拝見していたのですが、優しいお誘いの言葉に甘えさせていただいて。
 一度リアルでお会いしておりますが、覚えていてくださっているでしょうか(;^_^)
 ナンキンハゼ、人気はありますが成長が速すぎて個人庭には不向きな子…おまけに一気に葉が落ちるので文句の来やすい木です。そのため、鉢植え以外にお勧めしないのですが(笑)
 最近は千葉や神奈川の海辺を経巡っています。さすがに花も終わりになりました。しかし図鑑に無いようなものや、新発見が色々あってフィールドは楽しいです。

 こちらで yasuko さんの訃報を知りました。とても残念でなりません。
 ネット上でのおつきあいしか無かったので『しのぶ会』に参加する資格もございませんが、この場をお借りして哀悼の意を申し上げます。
コージ
2008/12/02 02:46
かげろうさん 当日は晴れると良いですね。雪の降らないことを祈ってます。
私は豊橋の友人と一緒に参加します。
みかん
2008/12/02 11:51
はるこさん おはようございます。
そう信じきっている人にはなかなか話しずらいですよね。長野県や東北地方などではカツラの街路樹も多いですが、カツラは真っ黄色に色づいても赤くはなりませんよね。その辺をさりげなく話題にしてはどうでしょう。
みかん
2008/12/02 11:57
アライグマさん オラ知らね、オラ知らね、その先は想像しただけで痒くなる。
それにしてもツタウルシの葉って、そんなに大きかったっけ。オラはハリギリくらいないと・・・・メッ、下ネタ厳禁。
みかん
2008/12/02 12:16
コージさん ようこそお越しくださいました。
書き込み大歓迎ですよ。覚えてますよ、富山さんの所でお会いしましたね。コージさんは外国産の変なものを沢山栽培してるから、みかんも時々はお邪魔してました。
ところで、コージさんはArum を作られていると思うのですが、花は咲きますか。我が家では毎年今頃から葉は伸びてくるのですが、いまだかつて1度も咲いたことがありません。Arum cylindraceum だと思うのですが、日本でも咲くことはあるのでしょうか。
みかん
2008/12/02 12:29
 覚えてくださっていて光栄です(*^_^)
 あれから引っ越して、今いる所は狭い&暗いで、学生時代から培ってきた『日陰の庭に向く植物』の研究が大いに役立っています(笑)
 そんなわけで、地中海地方や南アフリカの球根もの、高山植物の類はほとんど友人にあげたり、所属している会のバザーに提供してしまって手元にはほとんどありません。
 そんな中で Arum italicum は少々陰でも育ってくれるので、置いてあります。
 A. cylindraceum の栽培経験は残念ながらありませんので、この類が咲かない・育たない場合の一般論を述べておきます。
コージ
2008/12/03 18:57
1.肥料の不足:
 サトイモ科の植物は総じて肥料食いです。成長期・充実期に応じた肥料が持続的に補給されていることを要求します。成長期には窒素主体で、充実期にはリン酸とカリウム主体の肥料で、しっかりとした植物を育てます。

2.日照の不足:
 日陰に生えているものが多いのですが、自生地よりも若干明るい環境で育てた方が花付きが良くなります。特に地中海地方の原野や林縁に生える種類だと、直射光下で育てないと維持すらできないものもあります。
 これは予測ですが、日本海側や北日本では冬の日射がどうしても不足するので、それらの地域では保温の他に育成灯で光の補填もした方が良いように思います。

3.温度の不足:
 熱帯性のものはもちろんですが、地中海地方のものでも若干加温してやった方が良いものがあります。東京付近では無加温のビニールハウスでも充分かと思いますが、それより北、あるいは山間地では最低温度3〜5℃に保った方が無難だと思います。
 温度の不足は『霜などによる短期間のダメージ』と『低温による、球茎などの肥大の不良』の2通りがありますが、アラムなどで想定されるのは後者です。
コージ
2008/12/03 18:58
4.球茎が開花サイズに達していない:
 要するに、花が咲く大きさでない場合です。これはもう年期の問題ですが、時に↑上記のような理由で球茎が肥大しないために咲かない場合もあるので、今までの栽培に落ち度が無かったか、再検討が必要です。ちなみに国産テンナンショウ類は普通3〜4年(ホルモン処理をしない場合)で開花します。

 なお生育期間中の水切れは、非常に大きいダメージを与えますので、特に注意したいところです。

 アラム属を始め、変なサトイモ科の植物開花の話は割と耳にしますので、ラン科と違ってはるかに育てやすいと思います。
コージ
2008/12/03 18:59
 こんなところで、ご勘弁くださいませ。
 長文&連投、失礼いたしました。
コージ
2008/12/03 19:01
コージさん 早速にありがとうございます。
我が家のものは明らかに肥料不足ですね。小さな鉢なので水切れの問題もあったかも知れません。少し大きな鉢に植え替えて肥培してみます。葉が1枚ずつしか出てこないので、球茎のサイズも相当小さいと思います。それにしても数年間植えっぱなしなのがよくなかったのかも。
自生地では花のサイズは色々で、相当小さな株でもそれなりの花を咲かせていました。A.italicum も我が家にあるような気がします。今はもっぱら斑入りの
葉を楽しんでいます。ありがとうございました。
みかん
2008/12/03 20:48

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