みかんの花日記

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zoom RSS チンコロ

<<   作成日時 : 2008/03/10 21:21   >>

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   私の田舎は群馬県の猿ヶ京温泉である。

   ここではネコヤナギのことをチンコロと呼ぶ。

   どこでもそう呼ぶのだと思っていたら、同じ群馬県内でも地域によって呼び方が違う、

   ということを高校生の時に知った。

   私の親友は片品村の出身だが、そこではチンコロではなく、コロコロと呼ぶのだそうな。

   ヤボ用で2週続けての群馬通いとなった。

   長靴を借りて子供の頃に泳いだ河原に行ってみた。

   ネコヤナギがやっと芽鱗を脱いだばかりで、花が咲くのはもう少し先になりそうだ。

   それにしても深い雪だ。へたをすると長靴がすっぽりと埋ってしまいそうだ。

   やはり例年より春は遅れているかに見えた。

   
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   こちらはイヌコリヤナギ。ネコヤナギよりさらに小さな花を咲かせる。

   こちらもやっと春の準備に入ったところ。バックの雪の深さがわかるだろうか。

   この河畔林で最も数が多いのがオノエヤナギだが、まだ動く気配さえ見えない。

   バッコヤナギもまだ固い鎧のままで、春は名のみの気配である。




   子供の頃、ネコヤナギの銀色の花芽を手のひらに載せて、両手を合わせて揉むように
   
   転がしながら、こんな歌を歌った。

   ♪チンコロチンコロ尻尾を出ぁ〜せ、チンコロ、チンコロしっぽを出ぁ〜せ♪♪

   転がしながら手のひらを開くと、銀色の花芽から短い尻尾が出て、それはまるで

   小さな小さなネズミのような姿に変身していたっけ。

   子供達のほっぺは真っ赤で、山から吹き降ろす風には雪も混じる今頃の季節だった。




   山の姿は変わらないが、茅葺き屋根だった多くの家が、今はほとんどが立て替えられて

   昔のような民家はどこにもない。誰が住んでいるのか知らない家も多い。

   だが、野辺に鎮座する石仏は昔のままの姿だった。

   猿ヶ京は野ぼとけの里でもあるのだ。

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   (画像は3枚とも2008.3.8 群馬県利根郡の猿ヶ京温泉で)
   

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
取り急ぎの連絡です。
お昼休みに事務所近くで花探しをしていて、イヌコハコベの群落を発見しました。街路樹の根元で繁殖しているようです。
詳しくは家に帰ってブログに掲載します。
ぽんぽこ
2008/03/11 12:27
ぽんぽこさん おはようございます。
ブログ早速拝見しましたよ。花が目立たない植物も、一度目にすると次回からはすぐに目に飛び込んでくるようになります。きちんと認識できた、という事の現れなんでしょうね。
ネットに載せることによって、ぽんぽこさんのような人が現れるので、地味な植物でもそれなりの意義があるかな、と思っています。誰も気がつかないうちに、在来の植物がよく似た帰化種に置き換わっていた例は、カヤツリグサ科やイネ科などの目立たない植物には良くあることなんですよね。
みかん
2008/03/13 08:58

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