みかんの花日記

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zoom RSS みかんの携帯写真教室 1  開講にあたって

<<   作成日時 : 2008/02/24 17:40   >>

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   今や誰もが持っている携帯電話。現代人の必需品のひとつと言っても過言ではないだろ

   う。その進化たるや目を見張るものがある。

   本来の目的の他に、カメラになったり、計算機になったり、テレビになったり、お財布にな

   ったり、プレイヤーになったりと、とどまる所を知らない。

   携帯電話で気楽に写真を撮る人が増えている。被写体に向けて、ただ押すだけで、誰で

   も写真が撮れるのだから、こんな便利なものはない。

   しかもフィルムの装填もいらず、その場ですぐ見られ、気に入ったものはプリントもでき、

   友達に送ることだって簡単に出来るのだ。

   こんな便利なものを活用しない手はないではないか。

   あまりにも簡単に撮れるため、誰もがじつにいい加減な操作をしている。

   宝の持ち腐れとはこのことだ。

   ただ押すだけでも画像は写る。でもそれは写った画像であって、撮った画像ではない。

   例えば猫がシャッターボタンを踏んづけても、何かしらが写るのだ。

   写った画像とはそういうことである。

   撮った画像というのは、写し手の意図が感じられるもの。何を表現したかったのか、何が

   写したかったのか、という意図が、見ず知らずの相手に伝わる画像のことである。

   そういう画像が撮った画像なのである。

   ほんのちょっと工夫するだけで、見違えるほどの画像が撮れる。

   今回から不定期だが、みかんの携帯写真教室を開講する。




   私が使っている携帯電話は FOMA SH903i というシャープの少し古い形の携帯電

   話である。今はさらに画素数も増え、より鮮明に写る新機種もたくさん出ている。

   どのような機種を選んでも、パソコンの画面程度の大きさであれば、多少古い機種であ

   れ、なんら遜色はない。

   取り扱いについては、それぞれの機種の説明書をしっかり読んでもらうとして、最近の

   機種にはほとんど手ぶれ防止機能がついているので、この機能が常時作動するように

   初期設定を必ず行うことだ。

   どんなに軽いものでも、写真を写そうとする人の80パーセント近くが手ぶれを起こす。

   シャッターを押すときには呼吸を止めて、そっと押す。これが基本中の基本である。



   
   前置きがだいぶ長くなってしまったが、それでは実践に入ろう。

   画像
画像









   上の画像は春の使者ともいえるオオイヌノフグリの花のアップである。

   今の携帯電話には風景などを写す広角と、マクロ撮影に近い接写機能が付いている。

   機種によっては夜景だとか、逆光だとかシーン別の撮影機能が付いているものも多い。

   機能をマクロ撮影用の花のマークに切り替えたり、設定したりしても、携帯電話の

   カメラでは、上の画像のような接写は無理である。

   でもこの画像は携帯電話で撮っている。これにはちょっとした工夫が必要で、高度なテク

   ニックが必要になる。今回は初回なので、高度のテクニックは後日に譲るが、携帯電話

   でも工夫次第では、不可能を可能にすることができる、ということだけを頭に入れておい

   て欲しい。



   ★★★ 何をどう撮りたいのか、目的をはっきりさせる ★★★

   
   被写体をオオイヌノフグリだけに絞って考えてみよう。

   群落の素晴らしさを撮りたいのか、パターンの面白さを撮りたいのか、花の可憐さや

   可愛さを撮りたいのか、寒さにも負けない力強さを撮りたいのか、それとも早春の雰囲気

   を撮りたいのか、花の姿を借りて春のやさしい陽光を撮りたいのか、人によって全く同じ

   花を見ても感じることは様々である。

   自分の撮りたいものによって、花により近づいて撮影した方が良いのか、それとも風景と

   して捉えれば良いのか、まずシャッターを押す前に考えるのである。

   この花を撮りたい、と思った心の内側を考えてみるのである。

   人は誰でもシャッターを押そうと思うには、それなりの訳があるのである。

   シャッターを押す前に、それがなんであるのか、先ず一呼吸おいて、

   その訳を考えてみて欲しい。

   画像画像























   上の画像はどちらも同じ日に撮ったものである。

   だが撮影の意図するところは全く違う。

   左画像は早春の雰囲気を出すために、枯れ草の中に咲く数輪の花を真横から狙い、花

   びらの透明感によって、春の柔らかな陽光を表現した。

   右画像は花の数の多い場所を選び、カメラのレンズを真正面から構え、葉の緑を多く入

   れる事によって、左画像より季節が進み、春の光りをいっぱいに浴びて、花たちがいっせ

   いに咲く春の喜びを表現したものである。青空の中に白い雲がやってくるのを待って、春

   ののどかさをより強調した。

   このように、何を意図したかによって、咲いている場所の選び方や、被写体に向けるレン

   ズの角度などが全く変わってくるのである。

   これがシャッターを押す前に、自分は何をどう撮りたいのか、考えた結果である。




   以下、その2につづく。
   
   携帯電話での撮影について書いているが、デジカメであろうが、銀塩であろうが、何かを
   表現する、という意味においては、まったく同じことが言える。
   デジカメで撮影している人も、銀塩フィルムで撮影している人も、何らかの参考になること   があろうかと思うので、参考にして欲しい。
   
   画像はクリックすると大きくなるので、大きな画面と照らし合わせながら読んでください。















   

   

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
みかんさん 初めまして〜
こちらでオオイヌノフグリとイヌノフグリの違いを見せていただいてから
今年こそは探すぞ〜〜と決めていましたら
探し出すことが出来ました〜(^^)/~
小さくてとても可愛いですね 
でも今日は雪も降ってたしお天気あまり良くなかったので綺麗に開いていませんでした
また出かけてみようと思っています〜
携帯写真教室、はほとんどデジカメばかりで携帯では撮りませんが表現の仕方は同じですから参考にさせていただきます
昨日本屋さんで花写真の撮り方の本をついつい買ってしまいました
こちらを早く見ていれば・・・・(^^:
いっしい
2008/02/24 19:27
携帯写真教室 嬉しいです。
わかっていても、つい考えずにシャッターを押してしまいますが、携帯でも、デジカメでも、一眼でも、何を撮りたいと考えて撮るか、どれも一緒ですよね。
初心に帰る意味でも、勉強し直したいと思います。
無名子
2008/02/24 21:23
いっしいさん ようこそお越しくださいました。
イヌノフグリ見つかってよかったですね。これから花の数はどんどん増えてゆきますから、天気の良い日にまた出かけてみてください。
徒然日記拝見しましたよ。私の大好きなヒタキ(特にキビタキとルリビタキが大好き)のページからヤマセミ(これもカワセミより好き)へと読み進みました。私も野鳥が大好きです。望遠鏡を使わないバードウォッチングを楽しんでいます。徒然日記は早速お気に入りに登録しました。これから少しずつ読ませてもらいますね。ありがとうございました。
みかん
2008/02/26 11:46
無名子さん こんにちは。
いつもコメントありがとうございます。携帯写真教室は、これかもたびたび書き続けていきますので、楽しみにしていてくださいネ。ここで登場させる植物もたくさんあります。
みかん
2008/02/26 11:50

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