みかんの花日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 植物似たもの同士4  ヤブコウジとツルコウジ

<<   作成日時 : 2008/02/09 18:21   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 4 / トラックバック 0 / コメント 15

画像画像




















   分布の広いヤブコウジは雪に埋もれることはあるだろうが、ツルコウジは雪に埋もれるこ

   とは少ないのではないだろうか。どちらも山地の林下に生える目立たない植物である。

   葉の下に小さな赤い実をひとつか二つ、ひっそりとつけ、それも葉を裏返してみないと気

   がつかないような地味な植物である。

   ヤブコウジはお正月の鉢植えに利用されることもあるが、それもセンリョウやマンリョウの

   派手な赤い実からは見劣りする。お金に換算しても10両の名に甘んじている。

   低山の雑木林を晩秋に散策すると、地味ながら小さな赤い実は目に止まる。

   画像画像





















   カサコソと鳴る落ち葉の道を行くと、いとおしく感じる可愛い実である。目立つものが何も

   ない季節だからだろうか。

   ヤブコウジは何本かがまとまって生えていることが多い。群生することも多い。

   同様にツルコウジはその名のごとく、ツルで這って伸びるので、どこでも群生している。

   時にヤブコウジとツルコウジが混ざって生えている場所もある。神社の裏山のような場所

   では、両方が一緒に生えていることも珍しくない。

   ツルコウジは房総半島以南の、どちらかと言うと海辺の山に多いような気がする。

   
画像













   伊豆以西で多く見かける気がする。

   四国の山ではなじみが深い。ヤブコウジとよく似ているが、違いは歴然としている。

   ちょっと注意深く観察すると、ツルコウジは非常に毛深いのである。

   葉の表面にも茎にも白くて長い毛が生えている。

   これが何よりの特徴。横に寝た長いツルがあるのも特徴である。

   画像画像























   さらに良く観察するならば、葉の形も違う、細長いヤブコウジに対して、ツルコウジは丸み

   があるのである。一見するとよく似ている植物も、ちょっと気をつけて見てみると、こんな

   にも違っていたのか、と思うほど相違点がある。

   どちらもヤブコウジ科ヤブコウジ属に属する似たもの同士である。



   (ヤブコウジは2008.1.5 愛知県武豊町で 
   ツルコウジは2008.1.30 愛知県豊橋市で)
   雪の中の株は本日2月9日 自宅で

   

   

   

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 4
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
かわいい かわいい

コメント(15件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。
一両から万両までを探し回っていましたが、ツルコウジには出会っていません。
次はアリドオシの仲間なんて来るのかな?
ぽんぽこ
2008/02/09 22:22
ヤブコウジは良く雑木林に見かけるんですが、
ツルコウジは初めて知りました。
調べてみたら、群馬では見られ無いんですね。ちょっと残念。
無名子
2008/02/09 23:25
こんばんは。
私の住む茨城県ではツルコウジの自生はないんじゃないかと思います。
京都府立植物園では何度か観たことがあります。ヤブコウジと比較すると,何となく葉が丸く毛が多いですね。
私は雪の中を撮影しに出かける勇気(?)はないので,このような写真を撮ることができません。(笑)
素敵な写真をありがとうございます。
電脳中年A
2008/02/10 00:39
ツルコウジは四国で2度ほど見ただけです。
房総半島まで行けば見られるようですね。残念ながらこちら茨城にはありません。
愛知にはあるようですので機会があったらもう一度見たいです。
ツルコウジもツルアリドウシも一両と呼ばれてるようですね。
やまそだち
2008/02/10 09:14
ぼんぽこさん こんにちは
九州でもどこかでツルコウジは撮影していますが、今どこだったかすぐには思い出せません。老化がはじまっているのかな?一昨日はこちらもすごい雪でした。今は解けて跡形もありませんが。
みかん
2008/02/11 12:01
無名子さん こんにちは。
群馬県には分布していませんが、房総半島や伊豆半島まで出かければ見ることができますが、これだけを見に行くほど魅力のある植物ではありません。何かの機会に出会えるといいですね。
みかん
2008/02/11 12:05
電脳中年さんお久し振りです。
こちらは近くに植物園もなく、近くても名古屋の東山まで出かけないといけないので、なかなかしょっちゅう出かける訳にはいかないのですが、たまに出かけると思わぬ発見があって面白いですね。植物園よりやはり野外に出て、自然のものを見る方が私の性にあっています。
みかん
2008/02/11 12:10
やまそだちさん こんにちは。
思わぬ積雪にビックリしました。雪山の雰囲気を味わえたのも束の間、今は嘘みたいに雪のかけらもありません。こうして春が少しずつ近づいてくるのでしょうね。豊橋のツルコウジは葦毛湿原の近くにあるのですよ。機会はあると思うので今度行ってみましょうか。
みかん
2008/02/11 12:15
みかんさん、こんにちは。
ツルコウジ、お伝えした場所へ行かれたようですね。(^^)
あの場所のツルコウジは、十数年前に比べたら随分と増えたんですよ。
一部ヤブコウジと混生している所があり、今日はそんな様子を撮影してきました。
よっちゃん
2008/02/11 18:06
よっちゃん こんにちは。
葦毛のマンサクもと思ったのですが、予報に反して寒かったので、葦毛ではバイケイソウの芽だしだけを見て帰ってきました。その後、インフルエンザに罹ってダウン。今は元気になりましたが。ありがとうございました。
みかん
2008/02/12 14:36
こんにちは。
四国の瀬戸内側に在住しているものですが、高知でアシズリノジギクを12月に見てきて以来、ときどき、こちらを覗かせてもらっています。
高知は冬場にも花が多く、12月からこっちで、4度も訪れてしまいました。
前回と今回はバイカオウレンの群生を見るために行ったようなものですが、バイカオウレン自生地で見慣れない赤い実をつけた植物に出会いました。
自分のブログにアップしたところ、ツルコウジでは?と教示していただき、初めて知りました。
この7年間ほど、野の花を見ながらの山歩をしてきました。ヤブコウジは四国の瀬戸内側でもごく普通に見ますが、ツルコウジは高知で見たのが初めてです。
ツルコウジを見たのは高知でもほぼ平野部から低山に掛けての場所です。
同じ四国でも瀬戸内側と太平洋側とは随分違うということを、最近、特に感じます。
keitann
2008/02/18 12:40
keitannさん ようこそお越しくださいました。
四国の中でも最も多く訪れるのが高知県です。植物仲間がたくさんいることも理由のひとつなのですが、高知県は冬でも花が多いですからね。ツルコウジは高知県では普通の植物ですね。そのくらい量が多いです。
 バイカオウレンはお正月頃から咲き出して、花期の早さにビックリしますが、最近になって四国のものはシコクバイカオウレンという名前がつきました。花柱の形などに違いがあるので、バイカオウレンの変種として発表されました。どうぞまた遊びにきてください。
みかん
2008/02/18 22:35
突然の乱入、お許しください。東大阪関連のホームページを立ち上げている市民団体です。万葉植物についての記事を作成中ですが、貴ホームページの雪に埋もれたやぶこうじの素晴らしい写真に出会いました。使用許可をいただきたいと考えています。出所、URLは明記いたしますので、許可のほどよろしくお願いいたします。 http://www.do-natteruno.com/
東大阪・鳩まめ倶楽部 小宮芳彦
2012/03/28 11:02
東大阪・鳩まめ倶楽部 小宮芳彦様

お申し込みの件ですが、お断りします。
私はプロの写真家です。植物写真を本業として生活しています。
使用したい写真があるなら、それなりの手続き踏んでください。
使用料は営利を目的としていない場合で、撮影者名のクレジットが入るなら
1点につき5万円です。
なお、無断使用が発覚した場合は、高額の損害賠償請求を行いますので
お気をつけください。
私の仕事に関しては本名でネット検索すれば、図鑑類や写真集など
著作が見られるはずです。

このブログは植物の面白さを、より多くの人々に知って欲しくて書いています。
みかんこと永田芳男
2012/03/28 13:50
大変失礼いたしました。ご趣旨了解いたしました。
鳩まめ倶楽部
2012/03/29 19:29

コメントする help

ニックネーム
本 文
植物似たもの同士4  ヤブコウジとツルコウジ みかんの花日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる