みかんの花日記

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<<   作成日時 : 2007/09/15 16:41   >>

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沖縄や小笠原では、市街地でごく普通に見ることができる帰化植物。

   と言うより、かなり害草化している低木。空き地を1年間も放っておくと、あっと言う間に

   ギンネムの林となる。

   恐るべき繁殖力、そして、恐るべき生命力。

   昨年の夏、小笠原で台風に遭い、船が欠航して帰れなくなった。

   台風は島を直撃し、潮風によってギンネムの木は、枝だけを残しチリチリに枯れた。

   だが、その3日後、真っ先に緑の芽を吹いたのはギンネムだった。

   このことからも推察できるように、まさに脅威の生命力と繁殖力によって、今や沖縄や

   小笠原はギンネムの天下となったのである。

   
   メキシコから中央アメリカにかけての原産、日本には米軍によってもたらされた。

   熱帯や亜熱帯では、花はほぼ一年中咲いている。日本でも、花の最盛期はあるものの

   ほぼ一年中見ることができる。花の直径は2センチほど、白くてふわふわした球状の花は

   なかなか可愛い。だが、ぶらぶらと無数に垂れ下がる果実を見るとゾッとする。

   ひとつの豆果(莢)の中に、種子が20個ほど詰まっている。極端な言い方をすれば、

   たった1本の木で、那覇市内を簡単に制覇してしまうほどの果実の量なのである。


   こんなに繁殖力の旺盛なギンネムだが、たったひとつだけ弱点がある。

   寒さに弱いのである。

   だから本州では、温室内でもない限り育つことができない。ましてや野生状態では

   見ることができないのである。唯一の良い点があるとすれば、それは家畜の飼料となる

   ことぐらいだが、沖縄では、家畜にこの葉を食べさせると、頭の毛が抜けると言い伝えら

   れている。

   ギンゴウカンとも言うが、これは銀合歓の音読みに由来する。

   
   さてさて、これだけ聞かされた、あなた、ギンネムの花をどうご覧になりますか?

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             画像はいずれも沖縄県名護市で2007.9.12撮影

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コメント(2件)

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みかんさん、こんばんは。Yasukoです。

一昨年、ハワイのダイアモンドヘッドに登りました。
花はほとんど咲いていなかったのですが、ギンネムの株だけはたくさんありました。
みかんさんの今日のブログを見て、暖かいところなら、どこでもたくましく生きていけるギンネムの強さがよくわかりました。
在来種に対する影響が心配ですね。
Yasuko
2007/09/16 20:34
Yasukoさん今晩は。
小笠原などではギンネムやアカギなどの移入木が在来の固有種に、かなりの悪影響を与えています。ギンネムに限って言えば、まだ自然の山の中への侵入は少なく、海辺や人家周辺に限られているのが救いではありますが、なにしろ、眼を覆うばかりのすさまじさなので、時間の問題とも言えるかも知れませんね。
みかん
2007/09/16 22:21

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